
前にも書きましたが、ミニへのパワーウインドーの装着をずっと検討しています。ミニのウインドーの昇降は通常のワイヤー巻上げ式ではなく歯車で昇降させるタイプ(写真左右下)で非常に簡素で、取り付け、取りはずしも容易です。またワイヤー式の様にワイヤーの張りを調節するという素人では難しい作業がないのもDIY派には都合の良い点です。しかし、写真を見てもおわかりのように歯車の軸にベアリングや軸受けがあるわけでもなく内部も錆びやすく耐久性や動きのスムースさについては?です。
とりあえず実験用にとこのユニットの中古部品をヤフオクで購入。また、汎用のパワーウインドーKIT(とても安価で1万円しなかった程です)も購入してあれこれ検討してみました。汎用のパワーウインドーKITを購入される方は主に軽トラックのベーシック使用でパワーウインドーが標準装備でない車種(お仕事用でしょう)に乗っておられる方で、書き込みでは装着も簡単でうまく動いているという評価が多数でした。ミニへの装着ですが、まずミニのレギュレーターハンドルの取り付け部が大きな六角形の鉄版で、それに合う部品が付属していないこと。また、そのパーツを自作したとしてもその位置がかなりドア内張りから室内方向へ飛び出していて、パワーウインドウの動力伝達部分が内張り内に収まりきらないことがわかりました。左上の写真では無理やり付属部品に合わせようとドリルで六角形の部分を取り除いてみたのものです。高く盛り上がった先に昇降用のハンドル取り付け位置があるのがおわかりだと思います。盛り上がった部品を取り除いたものが右上の写真。取り除いた部分が中段の二枚の写真です。取り付けられていた部品内には2つのパーツがあり下側のパーツには歯車が付いています。この歯車が回転し、本体の大きな歯車を回転させ、本体内部のあと二つの歯車を回転させ、結果2本の腕のようなバーでガラスを上下させます。本体上部のパーツなしで、低い位置に汎用パワーウインドーキットを取り付けられればうまく内張り内に収まります。問題は中段真ん中の写真のような歯車をどうパワーウインドーKITに取り付けられるかです。海外で出回っているクラシックミニ用のパワーウインドー取り付けKIT(価格は色々ですが170ポンドくらい)にはこの歯車に相当する部品が付属していていますが、それ以外の部分は基本的には私が買った安いKITと大差はありません。
パーツ自作で力技で取り付けてみるか? 海外からKITを取り寄せるか? 真夏の夜の夢(妄想)はつきません。
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2014/08/08 17:21:49