パワーウインドーを無事?に取り付けて、一応その後の作動も問題ないことで正直ほっとしています。
今、このミニを手放すことなんて考えていませんが、このパワーウインドー、壊れても私しか治せませんよねきっと。ただ、ミニのいいとこですがパーツが安い、また中古パーツも簡単に手に入るということで、元通りの手回しの窓にも簡単に戻せるので、もしも誰かにもらわれていってもその点は安心です。また、使用した汎用パワーウインドーKITも7000円弱と安いので、モーターユニットなんかが壊れても交換しやすいと思います。耐久性は使っていかないとわかりませんが、そんなに複雑な代物ではないのですぐに壊れることはないと思いますが、念のために予備として1セットは買っておこうかなと思ってはいるところです。

さて、前から買ってあったキーレスエントリーのKIT。これも汎用で4ドア用なのでアクチュエータが4つ付いています。(当然2個しか使いませんが) 受信機とサイレンとリモコン2つのセットで、私の買ったものは3~4000円だったと思います。ヤフオクで見ると2000円台からありますが、何でこんなに安いんでしょうか?謎です。ミニ専用品の写真を見たところ主要な部品の見た目は同じようですが。
ミニ用ではないのでちょっと工夫が要りますがホームセンターで売っている程度のもので追加部品の自作はできます。
さて、いざキーレス取り付けの作業を開始しましたが、パワーウインドーで取られた貴重なスペースの余りに、キーレスのアクチュエーターが収まるか?の不安がありましたが、これは特に問題なく入りました。(もうこれ以上の物は入りませんが) それよりもむしろ自作のロックの部分までの仕掛けで調整に手間取りました。途中に支点を設けて、てこの原理で動かしますが微妙な支点の位置(計算せず目測でやったので)を決めるのに結構時間がかかりました。
サイレンは音が気にいらなかったので取り付けませんでした。またアンサーバックはめんどうくさいのでまたの機会にということにしました。
作業のあいだ、すごく狭いところ(ミニのドアの厚みは本当に薄いですし99年式は中に補強用のインパクトバーとして鉄棒が横切っています)に色んな物を工夫して詰め込んでいると、ミニってそもそもこういう作業で作られたんだなあという思いにかられました。ミニマムな大きさの中に無理やり自動車としての機能を構成するパーツを組み込んで、なおかつ居住性も運動性能も犠牲にしないという思想?いや強引な目標を無理やり達成した車だということを改めて感じました。
日本の軽自動車も同じような目標で作られてきたんでしょうが、ミニの場合、意外なほどデザインにこだわっているのを感じます。すべての面にRが付いていて平面はどこにもありません。(サイドのガラスは別にして)これってミニマムな車だからこそ大変な苦労だと思います。それにこれらの曲面がすごくきれいに繋がっています。空冷の911にもフェラーリ308にも同じようなデザインの妙を感じましたが、最近の車では安全対策や設計方法の違いからこういうデザインはできないのでしょうね。とにかく日々、ミニを見直しています。
そんなことを感じながらも何とか1日で作業を終え、なんとかパワーウインド&キーレス付きのローバーミニクーパーになりました。もちろん便利です。けれど普通はどんな車にも付いてる装備ですから.....すごいってもんではありません。付けてから言うのもなんですがビンテージカーとして楽しむなら、こういう装備のないことが値打ちなのかもしれません。ミニに乗っているからこそ非日常的なくるくる回して窓を上げ下げしたりいちいち小さなKeyでドアをロックしたりを楽しめるのかもしれないなとも思いました。とはいえ後悔はしていません。私の場合、ミニを毎日の通勤の友として日常的に使い、できる範囲では快適に乗りたいということと、とりあえず自分でやってみたいという思い。こちらのほうが強いでしょうが、やってみないとわからないからやってみようという動機です。いじるだけいじって最後はオリジナルに戻るかもしれませんし、それはわかりません。
とはいえこの両装備、結構いい感じで使えてます。キーレスはもちろん乗り降りのたびですが、パワーウインドーもスモーカーとしては喫煙のたびに使いますし、クーラーが必要ではない季節になって自然の風をとりいれたいことから頻繁に作動させます。特に助手席の窓の開閉が換気や風の取り入れに結構効きます。まあオートエアコンに慣れている身としてはパワーウインドーがついたからといってまだまだマニュアル感満載ですが。更に駐車場を出るとき。窓を開けて、駐車券を挿入して、お金を入れて、おつりを取って、窓を閉めるという忙しい動作の中でのくるくる回し結構あせった早まわしをしていましたがスイッチ一つの動作で余裕ができました。まあこれも普通は当たり前のことですが。(笑)
あと、車検に関連する報告。
今回の車検ではオイル漏れを修理してもらい(幸運にも重症でなく治りました)、ちょっと排気もれのあったマフラーの交換、交換時期に来ていたフロントのディスクブレーキパッドをダストの出にくいものに交換。(ブレーキディスクの鳴きが出たので結局ディスクも交換)、純正のオーバーフェンダーは5Jのホイールでもまだタイヤよりも出っぱっているので前に5mm、後ろに10mmのスペーサーを装着(後ろは長いハブボルトに交換)も併せて行いました。
マフラー....さてどうでしょう?好みですよねっ、と言ってこれが自分の好みかと言えば良くわかりません。単純に交換するなら同じセンターの1本出しより2本出しに変えようという不純な動機です。音は控えめでしたので良かったと思っています。ぎりぎりバンパーより内側に入っていますがあと3cm奥にひっこんで、3cm高く付いていればいいなと思いますが、そうもいかないのでしょう。

ダスト軽減ブレーキパッド....利きが特に落ちた感じはしませんが何となく踏み加減が硬質な感じはします。ホイールは汚れにくくなりました。(汚れの質も変わり、うっすらと透明感のある汚れで、目立ちにくいです) たまたま急ブレーキに近い場面があったのですが車体が右にふれました。ホイールベースの短いミニ故か、ブレーキのせいかはわかりません。
スペーサーの視覚的効果....微妙に違う感じはします。控えめな寸法ですから効果もあくまで控えめというところです。走りに違いは感じません。(私が鈍感なのかもしれませんが)
以上一気にお知らせいたしましたが、それぞれのその後はまた今後使用しながらお伝えします。
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2014/10/14 23:04:45