
昔からやってみたかったこと。古い車が好きで、自分でもさわれることはしたい。とはいえエンジンや足回りを自分でいじる自信もなく、結局車内での作業が中心であったけれど、内装のビニールや樹脂が傷むと部品交換ということになるのだけれど、いっそ革を買ってきて貼れないか?という思いをいつも持っていました。とはいえ、失敗したら?と考えると、やり方がわかっているわけでもないので、いつも想像で終わっていたわけです。それが、mini......これならシンプル、情報(ダッシュボードの取り外し方等)も多い、失敗してもまたパーツが(元に戻す)入手しやすい。千載一隅のチャンスだと、今までためていたアイデアを実行したわけです。
1.皮革を卸しているお店に行って革を買う。浅草橋に行ってみると、安い!色んな種類の革が売っている!コートや服などに使うなめしのいい大きな革を購入できました。(なるべく薄くて加工しやすいもの)
2.なんどか使ってすぐれものと思っていた3Mのスプレーのりを使う
3.やるなら徹底的にあらゆるところを革に張り替える。
4.ドアの内張りなどはもとのデザインを維持する為にもとのビニールの上から貼り、ラインなどを作る。
5.内張り上部のウッドはその形を残すためにウッドの上に革を貼る。
6.黒ずんだアイボリーの布の天井は色んな布用塗料をためして刷毛で黒に染める。
色んな形に合わせて貼るのは結構苦労しましたが、時間をかけて手で革を伸ばしながら貼り付けました。指はいたくなりましたが、まあ何とかなったなあと思います。ある意味元のデザインをすべて残しているので、革になったとはいえ気づかない人もいるかもしれません(笑)
ただ、質感というか重厚感が変わったなと思います。ステアリングコラムにまで貼ったのは、こうなったらプラスティックの部分を全部なくそうと突っ走った結果です。
結論。手間がかかりますが時間さえかければなんとかなります。ポイントは薄手で伸びやすい革を選ぶこと。あとスプレーのりの吹きつけのこつかなと思います。革を縫う技術はないので切り返しをどう貼るかも頭を使いました。
同じ革をたくさん買うのはかなり難しく(微妙に違う)場所によってセンス良く使い分けるのも手です。今回すべて黒にしましたが黒といえどもみんな微妙に色が違います。
革をはったところは写真の矢印で見てください。けどやっぱり写真ではあまり見た目が変わってないでしょうか?
Posted at 2014/08/04 01:24:58 | |
トラックバック(0) | 日記