
八千穂の走行会
雪道でドリフトの練習。
いえいえ
氷上です。
走るまでの私もおおよそイコールと認識してましたが
まるで違います!!!!
ありえないくらい、
いや他に表現がないかな?
陳腐な表現では足りないくらい雪上と氷上は違います。
歩くよりドリフトのが簡単なのではないかと思う程に滑ります。
(決してドリフトが簡単とは言ってません。それくらい滑るという比喩です)
申し込み後に氷上練習がドライのサーキットの数倍上達に役立つと聞き及んだので不安が期待とワクワクに変わりました。
EBMさんからサイドの重要性と使い方のヒントをもらってましたので、イメージだけをたよりに相当頭の中で走り込みました。
それと
青鬼さんの動画!
青さんは出し惜しみしませんね。動画の中でも沢山のアドバイスを話してくれています。
ご両人共にそうですが何故ほんとうに上手い人は出し惜しみしないのかな?
ふと思い出すのは学生時代の恩師の言葉です。
「何故自分が知っている事を友達に話さないんだ。自分の学年順位が心配なのか?自分が知っている事を惜しまずに出してみろ!まわりのレベルが上がって更に自分を追い込む事が出来て更にまた自分は新しい事を知ろうとする原動力になる。わずかに知っている事を後生大事に抱えている奴は俺のクラスにいらない』
あっ!
脱線した
低μでも微かに、でも確実にフロントタイヤが旋回方向に動き出します。
ここを感じ取る事が重要でした。
物体が直進状態では何をしても、当たり前ですがドリフトを開始出来ません。
私は専門用語を知らないので勝手に『ドリフトアングル』等と言ってますが『スリップアングル』と言うのでしょうか?
以前のブログに骨盤に横Gを感じたらとか両リアタイヤをむすんだバイプの中のテニスボールがコツンと外タイヤに当たったらアクション開始。
しかし
この程度のセンサーでは氷上は通用しませんの。
何を頼りに、、、
ヘッポコ体内センサーでは通用しないので眼からの情報で決めました。
通常セオリーでは視線は遠くですね。しかし私はドリフト開始のきっかけの時『限定』で至近距離を観ました。
フロントタイヤが舵に追従していると僅かに風景が違います。
ドリフトのきっかけはサイドが有効だと思います。
そして私は今まで如何に雑にサイドを使用していたかを認識しました。
サイドの引き方を、その種類を、多様性を学びました。
初期制動を重視した引き方。
ターン終盤で効果的に向きを変える引き方。
引きからリリースまでを一定のやり取りで終了させる引き方。
サイドを操作中に効きを変化させる引き方。
リアが流れたらカウンターです。
セルフカウンターを待っていたら間に合わない局面もあります。
ハンドルをブゥーンと積極的に引き下ろして意図的にカウンターを早める操作。また遅くさせる操作も学びました。
カウンターはとても難易度が高いです。
速度は遅いのに回転方向(スピン速度)が異常にはやいので局面局面の適時の舵の角調整が求められます。
ちょっと角度つき過ぎたかな、アクセルで帳尻合わせようが出来ません。
(実はそれが出来るポイントもあると推測だけはしてますが)
コーナー出口でハンドルを戻す事とアクセルオフの同調はそれ程難しく感じませんでした。
そもそも駆動する力が弱いのでハンドル操作に集中して差し支えないという感じです。
思いつくままに
ドライのサーキットで行っていた無自覚な『雑な操作』はことごとく氷上では炙りだされてしまいます。
初走行の時はそんな自分に、きっと誰もが『激しく落ち込む』でしょう。
正直私は少しドリフトが上手くなったなんて思ってましたから、氷上において己の未熟さを思い知らされました。
しかし、何時までもクヨクヨしません。立ち直りを早めにしました。出来ない自分を認め青さんやEBMさんをガン見していると次から次からヒントがこぼれ落ちてました。
大量に溢れまくってるのでせっせと拾いまくりましたよー
╭(。•ㅂ•。)و ̑̑
これクラス分けがあったら拾えなかったな!
ナイス!
出入り自由の走り放題!
6時間半走りました。
自分の集中力の限界も見極める事が出来たのは大きな副産物。
氷上は全ての操作に豊かな可変する能力が求められドライバーは沢山氷上を走るとちょー上手くなれる。
動画はようやくドリフトが出来るようになった頃です。
コース幅が狭いですが直線的な部分も頑張って振ってみました。
速度が異常に遅いのに対して回転方向はドライと変わらない速さで絵が回っているとおもいます。この落差も氷上の難しさの要因です。
次回は2月5日エビスのオレンジという団体の走行会です。
エンジョイ氷上ドリフト!
╭(。•ㅂ•。)و ̑̑
Posted at 2016/01/24 00:04:48 | |
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