中期型ヘッドライトスイッチ取り付け②

初期型と中期型のコードを照合して接続するしかないか。

と、ビニールのカバーをたくし上げてみたものの、

初期型と中期型はコードの数が違います。

ん～、厄介だ。

悩んでいても仕方がないので、とりあえず配線を全部ブッた切ります！
どうせコネクタは使えないんですからね。

あ、切る時は初期型の方と長さを合わせましょう。

それと、画像を撮り忘れましたが、スイッチのケースは二本のビスを緩めてスロットルのケーブルを外すと取れます。

ここからは初期型と中期型、双方のスイッチを見比べながらの作業です。

配線を切りましたら配線を覆っているビニールのカバーを外します。

配線がどこにどう伸びているか確かめるのですが・・・、

なんか初期型には存在しない色のコードがあるぞな、もし。

ん？なんだこりゃ？
こんな端子、初期型には無いぞ！

どうやら電源の取り出しなどが異なっているみたいです。

こうなったら、どの色のコードがスイッチのどこに接続しているか見ながら配線をするしかありませんな。

ココでコードの色を全てお教えできたらよかったのですが、必死だったので写真を撮り忘れてしまいました。

でも、そんなに特殊な知識は必要ありません。

で、画像は初期型のマイナス・コードなんですが、ビニールのカバーを取ったらキル・スイッチとスターター・スイッチのマイナスが途中で結線されてました。
なんと、ここはビニールテープでカバーしてるだけ！
メーカーのお仕事でもDIYに通じるクオリティがあるのを知って、ちょっと嬉しくなりました。

で、中期型は途中結線はなく、二本のマイナス(黒)コードがフルにある。
しかも、なぜかスイッチのマイナス・コードが初期型だと一本なのに中期型では二本になってます。

接続部はギボシ端子なのですが、受け側のコードは一本しかないので、結局マイナスのコード三本を一つのギボシにまとめました。

初期型のコネクタは二極が一つだけ。

なので、この部分だけ移植します。

中期型スイッチのコードとはやはりギボシ端子で。

配線の組み換えが終わったらビニールのカバーを元通りかぶせて完成。

あとは逆順で車体に組み込みます。

完全に組み立てる前に結線が終わったら動作確認をしましょう。

セルモーター、スモール、ヘッドライト、キル・スイッチは正常に作動しますか？

作動したら移植は成功したってことです。