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じゃがのすけのブログ一覧

2017年01月29日 イイね!

趣味と道具と実用と 後半 知性度

前半からの続き)

車を趣味にすると云うことは、
良くも悪くも、自分の内なる趣味性を、
周囲にさらけ出すことになる。

この点が、
身に纏う洋服/ファッションともある種、共通してくる所以だ。

いまどきのIT会社なら通勤のファッションも、ほとんど自由業と同じだ。
銀行員のような姿で出勤したら、逆に変な目で見られる。

昔の英国貴族は、山に入り沢で釣りをするときでさえ、
ネクタイをしていたといわれるが。
いまやればゴルフにニッカポッカで登場するのと同じ、
特別な趣味嗜好を持った人になる。



僕はは前回、自分の車を選択するときの、
必要条件に順位を付けた。


信頼性>実用性>道具性(性能と機能)>趣味性>ファッション性>知性度>>ステータス性

2台3台持つなら、基準も変わるだろうけど、
僕には複数台所持という考えは、全く無い。

オーディオでスピーカーを揃えるとき、
ジャズ用、クラシック用と複数置く人がいるけど、
僕は全く賛同しない。

アナログレコードを聴くときも、カートリッジをいくつも並べて、
使い分ける人がいるけど、僕は全く、これに賛同しない。

自分にぴったりの一つを選ぶ。
音楽に合わせるのでは無く、自分の感覚に合わす。

車はとても残念なことに、趣味だけでは選べない。

信頼性について
自分だけで無く他人の命も巻き込む危険な存在だから、
高速道路でトラブるような車は絶対避けたい。

で、それ以外の選択条件の中で、
知性度というのは何か・・。

ちょっと書いてみる。

バブル期の頃、千昌夫がロールスを買ったけど、
この組み合わせには誰も知性を感じないだろう。
小林幸子の紅白衣装みたいなもので、舞台装置だ。

結局、乗り手のもつ人品骨柄に似合ったモノが良いと言うことになる。

僕の友人が某大学で仏文学の教授をしている。
知識人の代表格ともいえる仕事だけど、
音楽に詳しくシャンソンなんかの記事を専門誌に寄稿している。

それなりに年収もあるけど、彼はシトロエンに乗っている。
決してXXXなどは選ばない。
なぜなら、国家とか威厳とか権威とか、
そういう事を連想するモノは選びたくない、らしい。

僕の云う 「知性度」 とは、つまりこういうことだ。













Posted at 2017/01/29 18:55:34 | コメント(0) | トラックバック(0) | 趣味の心得 | 趣味
2017年01月28日 イイね!

趣味と道具と実用と 前編

一連の日記、下書きも無く、遂行もせずに、思いつくまま書いたから、
余りに冗長。
無駄話満載だったので、大幅にカットしました。


僕は音楽とオーディオ、カメラと写真の趣味を続けてきた。
その中でもオーディオにハマって家一軒建てた人達を、
10指に余る程知っている。
アンプに8000万円とか、仰け反るような金を掛けた人も、知っている。
(まあ、僕のお客さんだし)

しかし、彼らは日常極普通に生活している。

オーディオの趣味特徴は、
どんなに金を掛けても、
ぱっと見の、ステータスシンボルにならないことだ。
ある種、オタクである。
そこは車と大きく違うところだ。

高級車に乗れば、一歩間違えば成金趣味、
或いは見栄っ張りに見られる危険性もある。

ポンコツすれすれの旧車趣味はステータスにはならないけど、
かなり強烈な趣味人であることを、無言で物語ってしまう。

そう、車を趣味にすると云うことは、
良くも悪くも、自分の内なる趣味性を、
さらけ出すことになる。


さらに、カメラ趣味で云うなら。

結果は撮れた写真という作品であって、
使ったカメラは何の自慢にもならない。
ライカやNikonやキヤノンを何台持っていても、
駄作しか撮れないなら、むしろ恥である。

オーディオも、何千万円掛けようが、出ている音が駄音なら、
一文の価値にもならない。

さて、車の場合、と僕は考えた。
他人の目より自己満足ということで、
僕が選ぶ場合の必要条件に、
順位を付けてみた。

信頼性>実用性>道具性(性能と機能)>趣味性>ファッション性>知性度>>ステータス性


知性度とは何?か

後半に続く















Posted at 2017/01/29 00:44:19 | コメント(0) | トラックバック(0) | 趣味の心得 | 趣味
2017年01月09日 イイね!

皮とウッドのデザイン(ヘッドフォン選び)

皮とウッドのデザイン(ヘッドフォン選び)みなさま (遅くなりましたが) おめでとうございます。

本年も、
どうでも良い 役に立たないBlog記事を書きますが、
どうか よろしくおつきあい下さいませ。

昨年後半はアルミテープチューンが流行して、
結果として、とってもいい感じの乗り味になってしまいました。

お陰で 「イジラー」 のイジリ本能が刺激されなくなり、
車いじりが止まってしまいました。

深夜の試走もしなくなり、秋の夜長を音楽など聴いて過ごしていました。

そこで、真夜中に聴くヘッドフォンが欲しくなり、探したんです。
鼓膜近くで音楽を鳴らすのすに、
シャキシャキ、メリハリ調の多い国産は、
私の聴く音楽に合いません。

耳に優しい開放型から、
ベイヤー、ゼンハイザー(いずれも独製)AKG(オーストリア)、に的を絞り、
店頭で試聴。

ある程度のコストを出せばどれも水準以上で、
使用に耐える音質だったのですが、
黒く無機的なデザインばかりで、楽しめません。


そんな中に、ベージュ色の皮とウッドを組み合わせた、
正にジャガーの内装に一脈通じるデザインのものが、
有りました。(人工皮革ですが)

これです。



ゼンハイザー社のHD598という型番。(¥25,000.-程度)
日本では、
見た目から通称「プリンちゃん」という愛称で呼ばれているそうな。

私が店頭で試聴したのは、後継機のHD599で、
何と新型ではウッドの部分が金属になってしまったのです。

旧型がこれ。


新型がこれ。




新型、白いアルミ色になってしまいました。
これだと買う動機が薄れます。

慌てて、ネット上から旧型を探して、ポチりました。

自分へのクリスマスプレゼントにしたのです。

まあ、
無理矢理車の雰囲気に合ってると、
こじつけた見たのですが(笑) どうですかね。





忙しかった年末、ゆっくり聴く時間も無く、
正月3が日も済んでやっと聴いてみると・・・。

少し高音域が乱暴です。

差し込みプラグが大型の6mm径、
ポータブル機器に差し込むときは変換コネクタが必要です。

デカすぎて、実用になりません。

さらに真鍮製のプラグと同じく真鍮製変換コネクタが重なり、
音質が劣化します。

具体的には、耳に痛く聞こえる帯域の音が強調され、
ボーカルは飛び出し、弦楽器が、悲鳴っぽくなります。




耳元でこれはいけません。

そこで探します。
純銅に金メッキを施した、良質なミニプラグ、発見しました。



大きさの差はこれだけあります。



これに交換します。
ケーブルをぶった切って、半田付けをヤリ直します。
非常に細い線なので、拡大鏡で拡大しながらの作業です。

完成した姿がこれ。
青いチューブは自作の目印。絶対に売っていない(笑)
話のネタにするための色です。




これをタブレットに刺すとこうなる。
皮のカバーがあっても差し込める構造がgood。




音質は、格段に向上。
弦楽器はしなやかに。

ひとカタマリで分離しなかったシンバルなど、
音が心地良く炸裂して、
ジャズなんて音のしぶきが降り注ぐように舞い散ってくる。


こうやって、正月から車以外で、
ジサカーのイジリ本能を満たしていたのです。

オシマイ
Posted at 2017/01/09 16:12:33 | コメント(1) | トラックバック(0) | 趣味の心得 | 日記
2016年10月28日 イイね!

スペックかテイストか

車のチューンと云えば・・・。

(これはまったく僕の個人的イメージなんだけど)
走り屋のマニアが、サーキットなんかでの限界を求めて、
少しでも馬力やトルクを向上する行為・・だと。

ずっとそう思ってきた。
だから定期点検以外、
自車のボンネットなんて滅多に開けることがなかった・・・。

ところがジャガーのS-TYPEが来てから見解が変わった。

自分の感覚と、車の動きがピッタリと同期しないのである。
アクセルワークと車の動きが一致しない。
カタログ燃費稼ぎのためかもしれない。
ワンテンポ遅れる。
だから踏み込みすぎて、シフトショックを誘発する。

ディーラーに見て貰うと、故障じゃ有りませんという。

仕方が無い。
自分で何とかいじれないだろうか?


電気系の方が得意なので、アースをいじってみた。
体感が大きく変わる。

吸気系もいじってみる。変わる変わる,大いに変わる。
マグネットも付けたり外したり。

流行のアルミテープも、貼ったり剥がしたり。

オカルトチューンだと云って冷ややかな視線をくれる人も居るだろう。

僕がやったチューンは、
仮に数値化出来たとしても、微々たるモノだと思う。

アクセルを踏んだ瞬間だけ、みたいな過渡応答の部分で、
ちょっと改善されているだけで、
定常状態では、殆ど誤差程度のものだと思う。

僕はそれでいいと思う。

なぜなら求めているのは、絶対的な数値性能の向上ではなく、
運転者にとっての,フィーリングなんだから。

乗り味とも云うべき範疇の話。

数値化しようとしても、グラフに描くと、
縦軸が感覚による「好感度」になってしまうからだ。

でも趣味の世界では、この感覚による評価が、大事になってくる。

求めるモノは、自分に合ったテイスト!

スペックじゃないんだな。

車のテイストが、ここまで大きく変えられるとは自分でも思っていなかった。

趣味の世界、
僕はオーディオならかなり自由に音質をコントロール出来る。

写真だって、作品仕上げなら、
現代ならPhotoshop活用して、かなり自由に表現を変えられる。

本当なら車も、
個別に乗り味の部分を、
もっともっとカスタマイズできるようにしてもらいものだ。









Posted at 2016/10/28 19:00:10 | コメント(3) | トラックバック(0) | 趣味の心得 | 日記

プロフィール

「久々にログインです。皆さまお元気ですか。

僕のS-typeは絶好調です。
そんな中、主治医のフキデオートさんから連絡が。
本年11月14日を持ちまして廃業しますと。

ジャガーやボルボでお世話になっている人もいるかと。

今後はどこを頼りにしよう?」
何シテル?   11/29 18:18
じゃがのすけです。 昭和の中頃に生まれた親爺です。 よろしくお願いします。 車イジリは安全性があるので、怖くて苦手ですが、 自分の感覚に合わせた...
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