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2012年03月28日 イイね!

F10 523iのインプレッション ~ (1) [良かったこと]編

F10 523iのインプレッション ~ (1) [良かったこと]編523iの納車から1ヶ月が過ぎた。そろそろ次のインプレッションを書こうと思いながら、様々で多量の感覚や感想をどう書いたら良いのか迷っていた。
1年ほど前に「F10 523iの長距離試乗」という記事を書いた。私のトータルPVでは2位と結構読まれている。けれども試乗車ではなく、所有車としての523iの感想は異なってきている。そこで今回は、この記事を引用しながら、それに補足する形で、自分の所有車となった523iのインプレッションを書いてみたい。薄い色の字が元記事の文章である。

[良かったこと]

1)威圧感のある大柄なフェイスとボディ
 他車に勝っていることが精神衛生に良かった。逆に、それほど自分はコンプレックスが強かったのか…?と反省してしまった。

→ 自分の所有車になった途端、なぜか「他車に勝っている」という意識はなくなってしまった。ただ、遠目にテールを見て「あ、F10かな」と思って近づくとレクサスLSだったことがしばしば。それから国産・外車を問わず、大型セダンとすれ違うと、お互いジロジロ見ることが多い。無意識化されたのかもしれない。


2)車内前方・上方・側方などの広い空間
 空気量が豊かで呼吸が楽になったような感じだ。フロント・ガラスも大きく広く感じられた。

→ 私は戦闘時には、シートの背を立て気味にして身体をハンドルに近づけると、ほぼすべての状況で車を自在に操ることができる(という気になれる)。それはこの大柄なF10でも例外ではない。ところがこの広い空間を堪能するには、シートを倒し気味にしてハンドルを極力引き寄せ、アームレストに肘を乗せて運転するのが良い。それがこのF10の車内の雰囲気には、またよく似合うのだ。


3)車高の高さが長所に感じられたこと
 SUVのように見晴らしが良く、周囲の車からの圧迫感がない。それでいて、地を這うような安定感がある。その理由は、大きな車幅や車長(特にホイール・ベース)がもたらす、いわば「大船」感ではないかと思う。小舟の愛車、1シリーズカブリオレと最も対照的な点だ。

→ 着座位置がとても低い3シリーズのシートに腰を沈めて運転し、「これだよ、これ!」と満足した夢を一度だけ見た。残念ながらF10はその感覚には一歩及ばない。けれどもそれはただの腰高ではなく、いわば巨大な低反発マットに乗っているような感覚で、シットリと滑らかでソフトな接地感なのだ。これはF10にしかない、固有の感覚だ。


4)高速時の車線変更に安定感があったこと
 これは4WS風のインテグレーテッド・アクティブ・ステアリングのためで、高速走行時には後輪も前輪と同じ方を向く。まさに平行移動の感覚で、これはなかなか不思議な気持ち良い体験だった。
 また逆に、低速のコーナリングや、狭い所で旋回を繰り返す車庫入れ時の後輪は逆方向に動くので、車長の割には取り回しが楽だった。
※後日、オーナーの方からバックの時には安全上4WSが作動しないと聞いた。


→ 前後輪が同方向に動くか逆方向に動くかの境目は60km/hと聞くが、それを意識させられたことはない。とても自然に車線変更ができるし、とても容易に路地を曲がりきることができる。特に後者の場合、5メートル近くもある長いボディを引きずる(その結果、内輪差で内側を擦りそうになる)ような心配とはうらはらに、スイッと後輪が外側に逃げて、車の軌跡が綺麗な弧を描く感じは感動もの。つまり鼻先さえ入れば、どんな狭い角でも曲がれるのだ。


5)路面の凹凸が気にならなかったこと
 タイヤと足回りがよく働いているのが如実に感じられる。DDC(ダイナミック・ドライビング・コントロール)をノーマル・モードからスポーツ・モードに変えると、足が引き締まって凹凸感が強まるのがよくわかる。

→ さすがに5シリーズだけあって、BMWといえども乗り心地の良さは特筆もの…と言いたいところだが、私の車はM-Sportサスペンションである上に19インチ・ホイールを履いている。さすがに不快ということはないが、悪路は結構揺れる。ただ、有名な首都高の継ぎ目はまったく問題なかった。
 それから上記DDC(最近は「DPC=ドライビング・パフォーマンス・コントロール」と呼ぶようになった)のスポーツ・モードについてだが、足回りの柔剛までは制御していない可能性がある(詳細は調査中)。その場合、足が引き締まった感じがするのは、ステアリング・レスポンスが素早くなるからだろう。


6)クルーズ・コントロールがあったこと
 高速道路を走る時には、クルーズ・コントロールがこれほど楽だとは思わなかった。法定速度にセットしたら足の力を抜いて、適度に車線変更を繰り返すだけだ。何台か前に乗っていた国産車には標準装備だったが、BMWにはブレーキ機能があったり、定速走行の安定感がどこか違う。心地良いGと共に進む大船に運ばれているような快適さの中で、あっという間に目的のICに着いてしまった。

→ 523iのパワーは、クルーズ・コントロールで一定速度を保つ場合にも感じられる。たとえば上り坂にかかった時に、後退方向への力に逆らって加速するのが、身体にかかるGでわかるのだ。運転席でステアリングを握っているのに、まるで助手席に座って運んでもらっているような不思議な感じを覚える。


7)コンフォート・アクセスがあったこと
 キーはポケットに入れて触れることさえないままで、ドアロックの開閉やエンジンとイグニッションのオン・オフができるのはとても楽だ。反応も良かった。

→ ドア・ハンドルに触れると、一瞬の「間」を置いてロックが解除される。この「間」に慣れるまでは、ドア・ハンドルを二度引いてしまっていた。コンフォート・アクセスの感度は良好で、失敗した試しがない。それだけに、洗車時にドアを拭いているだけでガチャガチャと反応するのが気になる。なお、アイドリング時に車を離れると、iDriveからキーがないと警告されるが、エンジンが止まることはない。


8)車外の騒音や臭気が遮断されていたこと
 エアコンの風の吹き出し音がやけにうるさいと思ったら、それほど車内が静かだったことに後から気付いた。この環境ならばこそ、タイヤ音も静かな方が良いという気にもなるだろう。またトラックやバイクの後ろについても、その排気ガスの臭いが全然しなかった。オープン・カーでは御法度だ。

→ 車内の静粛性はとても快適で、騒音を絶つことが、運転時の疲労軽減には大いに役立つ。もちろん、Bimmerの大好きな自車のエンジン音はちゃんと聞こえる。また、エアコンの風の強さはオート・モードでも設定できた(この情報は素晴らしいブログ「前倒しで行こうよ」で知った)のでとても静かになった。車外の臭いの方は、わずかながらも入ってきてしまうことがわかった。


9)新型シフト(E60後期から採用のもの)
 信号待ちのたびに、パーキング・ボタンを押してブレーキ・ペダルから足を離して休めることができた。ドライブ・モードに戻すのも楽だ。面白かったのは、シフトを左側に倒してDSモードに入っていても、パーキング・ボタンを押すとピョコッと自分で戻ってくるところ。

→ シフトについて書く前に、電子式パーキング・ブレーキの便利さを説明したい。これをオートに設定しておくと、Dモードのままでも、車両停止と同時にパーキング・ブレーキがかかる。その力はなかなか強くて、車は微動だにしなくなる。同時にフット・ブレーキが奥に向かって自ら少し沈むのが面白い。発進時は、ただアクセルを踏むだけでパーキング・ブレーキが解除される。つまりこれを使えば、シフト・レバーのパーキング・ボタンは、駐車時にしか使わなくなるのだ。
 ついでにDSモードだが、これもパドル・シフトが使えるようになってからは、ほとんど使わなくなった。パドルによるシフト・チェンジは、少しの時間を経て自動でDモードに戻ってくれるのが便利だからだ。


10)8速AT
 DDCのノーマル・モードでは、ギアチェンジがほとんど感じられないほど滑らかだ。2ペダルMTのDCTに、あまり劣らないと思う。また、MTモードでシフト・ダウンする時のギアの入り方もスムーズで、特に2速や1速が入りやすく、エンジン・ブレーキが良く効いた。

→ M-Sport仕様車では、この8速ATも「スポーツAT」という名前になって、シフト・ノブの形状が丸いものに変り、またシフト・パドルが装着される。パドルの利便は上に書いたとおりだが、やはり素晴らしいと思ったのは、パドル操作時でさえ、トルコンAT特有の滑りがほとんど感じられないことだ。またシフト・ダウン時には、自動でブリッピングして回転を合わせているのがハッキリとわかり、1速でも確実に入るのは凄いと思う。


11)PDCのほかにリア・ビュー・カメラもあったこと
 PDCのレーダー感知はもちろん信頼できるが、やはりそこにカメラ・ビューも加わると、安心感が違うと思った。

→ このカメラ画面には、PDCが感知した障害物の形や距離が3Dで、そしてステアリング操作に応じた緑と赤のラインが2Dで描かれて、進路を上手にガイドしてくれる。この図形やラインの様々な動きと、画面に映った縁石や地面の白線の関係をうまくつかめると、車を思うがままの位置でピタリと停められる(と思うのだが、まだ修行中)。


他にも、iDriveのモニタが大きかったこと、4ドアであったこと、そのためドアが軽かったこと、などがあった。

→ iDriveが大きいとか4ドアだから軽いとか、それはもちろんだが、それら以外にも一年前の試乗時には感じられなかった、たくさんの発見があった。その最たるものは「6気筒エンジンであること」についてだ。我ながらよく覚えていないが、どうもこの話題は避けていたらしい。これらについては次回以後に書きたい。
Posted at 2012/03/28 23:49:39 | コメント(20) | トラックバック(0) | F10/11 5シリーズ | クルマ
2012年03月17日 イイね!

パワー・ピーク付近の加速感

パワー・ピーク付近の加速感納車から20日が過ぎた。この間、時間が許す限り車を走らせ、距離は2,800kmを超えた。一日平均にすると140kmにもなる。こんな過走行ペースは、もうそろそろ終りにしたい。

ごく普通に1,000kmを走った後は、少し変った走り方をした。計画的な慣らし運転で、エンジンへの負荷を徐々に高めていった。2,600kmを過ぎてからの200kmは、6,500回転をリミットに走った。だから、これからは7,000回転=リミッター作動まで、ペダルを踏み込むことができるようになった。


カメラの固定が緩いために見苦しく、また理想的な回し方ではない映像だが、これが523i、N52B25Aエンジンの中~高回転域の吹け上がりと音だ。

面白かったのは、この車がパワー・ピークを迎える6,300回転以後も、加速感の盛り上がり方があまり変らなかったことだ。しかしさすがに、6,500~7,000回転の間は伸びが鈍るのを感じた。だからやはり、MTモードで自らシフト・アップするなら、針が6,500回転に達した瞬間がベストだと思った。



※ 3/17夜追記 …
2,850kmを超えて、ほぼ慣らしは終了ということで、エンジン・オイルを交換した。銘柄はMobil1の0W-40、容量は6.5L。早速高速道路を走らせてみたが、雨の週末は大渋滞。1速を高回転で維持しながら2速にシフト・アップする場面が関の山だった。オイル交換によって、高回転時のメカニカル・ノイズがいくぶん減るかと期待したが、大して変らなかった。街乗りの低回転域はとても滑らかだった(が、これも元々滑らかだったのだ)。


Posted at 2012/03/17 01:13:24 | コメント(25) | トラックバック(0) | F10/11 5シリーズ | クルマ
2012年03月10日 イイね!

"Yes, Master."

"Yes, Master."これは、シスの暗黒卿の忠実なしもべ、ダース・ベイダー誕生時の台詞だ。妻によると、523iがそう答えているらしい。だから「あたしみたいな運転下手ほど、この車に乗るべき」だそうだ。私は妻がそれほど下手とは思わないが、彼女の言いたいことはわかる。優雅で上品なスタイルを保ちながら、与えられた命令を予期以上の完成度でこなすのだ。「走れ」「曲がれ」「停まれ」 ― "Yes, Master."ドライバーは、それら一つ一つの動きに、毎回新鮮な驚きと満足を感じる。523iは、そういう車だ。
Posted at 2012/03/10 03:25:18 | コメント(17) | トラックバック(0) | F10/11 5シリーズ | クルマ
2012年03月03日 イイね!

F10 523iの納車オフ会と初期インプレ

F10 523iの納車オフ会と初期インプレ前日までの冷たい雨もあがって暖かく爽やかに晴れ渡った今日、じゅんぺいさんの奥様号と私の車の納車オフ会があった。「ちーたま」(BMW3.net チーム埼玉の略称)を中心とする地元の皆さんの他にも、遠方からお出で頂いた方々に暖かく祝福され、青空のように爽やかな気分だった。どうもありがとうございました。

*写真はevening_skyさんのカーボン・ブラックの523iとのツー・ショット。この写真が撮りたかった!

さて、納車以後今日まで1週間で850kmほど走ることができた。その間に、本当に色々なことを感じ、考えた。私にとってこの新しい車は、それまでの車と色々な意味で違っている。まず、6気筒エンジンであること。それから、5シリーズの大型セダンであること。それから、19インチの専用ホイールを履いたM-Sport仕様車であること、それから、電動ガラス・サンルーフの装着車であること…そして、これらはすべて、今の私には「初体験」で「好ましいもの」なのだ。

以前、しばしば523iや528iのセダンやツーリング、時にはM-Sportまでもディーラーから貸し出してもらって、隣県の郷里の往復に使ったことがある。その時のインプレッションは今も基本的には変らないものの、いざ実際に愛車となった523i M-Sportは、それとは根本的なところで異なる「驚き」や「感動」を、日々私に与え続けている。だから試乗車と所有車の違いこそ、最も大きな「初体験」で「好ましいもの」なのかもしれない。

そんな風に満足しきっている車について、ここがどうだのあそこがこうだのといくら書いても、単にベタベタと褒めちぎった甘いインプレッションになってしまうだろう。しかも、禁断の4,500回転以上のエンジン音と動きを、私はまだ体験していないのだ。だから今回はこれ以上は書かない。ただひと言蛇足を付け加えるならば、この車は、今までのあらゆる車と一線を画している。
Posted at 2012/03/03 18:57:12 | コメント(37) | トラックバック(0) | F10/11 5シリーズ | クルマ

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「992型911カレラとケイマンGT4 http://cvw.jp/b/224462/43044418/
何シテル?   07/12 14:48
Porsche Cayman GT4に乗っています。他にBMW320iセダン(G20)が妻の車です。 ハンドルネームの「スパグラ」は、初めてのBMW車の色...
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