スイフスのブログ一覧

マニアな愛機、古いリコーの一眼カメラXR-2s。これの前バージョンにXR-2というカメラが販売されていました。2と2sの違いはフィルム自動巻き上げワインダーが取り付けられるか否か。取り付けるとズングリした姿になります。が、これでフィルムを自動で巻き上げてくれますし、連写(一秒間に二枚撮影可能)もできます。なんといっても持ちやすいグリップが非常に便利❕しかし重い！。。。。。。今のデジタル一眼には全く必要のない苦労です。巻き上げ音は録音されたスマホカメラのシャッター音に近いですが、本物の音はやかましいです。人工的に付けた音でなく、必要性のある音は心地良く聞こえます。

　旅行の際には度々持っていくのは年季の入ったカメラですが、さらに年季の入った三脚も持っていきます。今年の一回目の工夫はこれを使いやすくしました。


　メーカーはPrimoだそう。鉄や真鍮が使われていてすごく重いです。しかし安定感抜群。小型の三脚なのにクランクも付いています。昔の製品のこういう丁寧さが好きです。


　これだけでも満足に使っていますが、そこにVelbonの自由雲台を三脚に着けました。こんな感じ。


　カメラを乗せます。安定しないように見えますが・・・


　このとおり、まさに自由に方向を向けやすくなりました。


　三脚はすばらしい。露光時間を30秒ほどにして、スイフトのある夜景を撮影しました。奥の雪まみれがそれ。月明かりのみでほとんど確認できなかった景色が浮き上がるのは楽しいです。もっと上手に撮影できるように今年はわが子をモデルに撮り続けます。

今から雪かきします。寒い。

　現像からもどってきました。

　近い！スイスポのリアボディーのロゴ。わかりますか？かなり近づいて写せました。ただ、ピントが難しい！

　我が家のカメラ、未だにフィルムを使っています。デジタルもいいですが、こういう手間のかかる味わいも楽しいです。
　昨年旅行でイタリアに行ったときにも持っていき、飛行機の搭乗ゲートでフィルムがX線を浴びて感光しないようにトランクに入れず、手荷物として持つと、手荷物検査に大変手間取ってしまったことは、今では楽しい思い出です。奥さんはめんどくさそうな顔してました。
　あのとき向こうで出会った一人の日本人男性ガイドと話したカメラの使い方は、自分にとって初めて聞いた方法でした。彼によれば「マニアックなカメラをつかってますね、リコーは和製ズミクロンと言われるほど、レンズはいいですよ」とのこと。さらには、「レンズを逆さに付けるリバースアダプターを使うとマクロレンズにすることが出来ますよ。」とのことでした。
　カメラは好きですが、そんな使い方もあるのかと、先日ふと思い出し、ネットで検索するとありました。何千円とするほど高い価格ではなかったため、買ってみました。


　リコーのXR-2s。ストラップはニコンですが。先日、名古屋市瑞穂区のKDテクニカルサービスというところでレストアしてもらったばかり。露出計からオート機能まで完璧に仕上げて治して下さいました。素晴らしいです。


　レンズの前にアダプターを取り付け。


　XR-2sボディーの赤マークに合わせて着けます。


　着けて早速写真を撮りました。さっき現像に出したので。夕方には仕上がるようです。手間がかかるなぁ。。。。あぁ楽しい。