突然でした。
私が初めて知ったのは、夕方のニュース。
唖然としました。
会見は昼過ぎに行われました。
近いうちの撤退は頭をよぎっていましたが、
それは早くても09年末。
まさかこのタイミングとは!
全くの予想外でした。
ロス・ブラウンを獲得し、ロス先導開発でのマシンが来季に登場。
KERS導入では大きなアドバンテジがあると言われ、
さあ!これから!
というところで、この急な撤退の報。
確かに大きなショックです。
ただ、前向きに考えることもできるかなと。
現在のフライ体制になり、オールホンダでありながら
心底から応援できないチームでもありました。
なので非常な“驚き”ではありましたが、正直なところ
スーパーアグリの時ほどのショックだったかというと
そうではありませんでした。
世界的な景気の悪化が大きな原因ではあるんでしょうけど
フライ体制を切り離すなら、そしてこれからのF1の流れを考えるなら
これは1つの方法だとも。
F1活動“休止”ではなく、“撤退”の表現。
だからといって、ホンダがもうF1に戻ってこないことは考えにくい。
しかし、活動再開までは長いかもしれない。
それにF1だって、この先どうなっているか分からない。
名前こそF1であっても、もう“F1”ではなくなっているかもしれない。
そうならないことを祈り、
次のホンダの「第4期」を待ちたいと思います。
オールホンダでなくてもいいのですが、
もしオールホンダでいくなら
もっと日本主導の体制で参戦することを願います。
今回のホンダ撤退は仕方ない。
ただ来年、鈴鹿にF1GPが戻ってくるのに
ホンダサウンドが聞けないのは非常に残念です。
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F1レース活動について
2008年12月5日(金)
私どもHondaは、このたび、2008年をもってF1レース活動から撤退することを決定いたしました。
サブプライム問題に端を発した金融危機と、それらに伴う信用危機、各国に広がった実体経済の急速な後退により、Hondaを取り巻くビジネス環境は急速に悪化してきています。
当面の世界経済は不透明さを増すばかりであり、回復にはしばらく時間がかかることが予想されます。
Hondaはこの急激かつ大幅な市場環境の悪化に対し、迅速かつフレキシブルに対応をしてきましたが、将来への投資も含め、さらに経営資源の効率的な再配分が必要との認識から、F1活動からの撤退を決定いたしました。今後のHonda Racing F1 Team、英国でエンジンの供給を行ってきたHonda Racing Development Ltd.については、チーム売却の可能性も含め従業員と協議にはいります。
Hondaは第3期のF1活動として、2000年よりB・A・Rとの共同開発という新しい形での参戦をいたしました。その後のF1を取り巻く環境変化により2006年よりHondaが100%出資するチームとしての運営に移行しました。最高峰のレースへの挑戦は、思いのほか厳しい道のりでしたが、多くの応援を頂き、2006年に貴重な1勝をあげることができました。頂いたご声援に十分お応えすることなく撤退の決定をすることは大変困難をともなう決断でした。
今後は、この激動の時代を生き抜き、レースで培われたチャレンジング・スピリットをもって、様々な新たな課題に引き続き挑戦し続けてまいります。
これまで、ご声援をくださった多くのファンの皆様、そして活動を支えてくださったF1界の皆様に対し、心よりお礼申し上げます。
尚、来年、鈴鹿サーキットでは予定どおりF1日本グランプリを開催いたします。来シーズンに向けての改修工事も順調に進んでおります。
ありがとうございました。
本田技研工業株式会社
代表取締役社長
福井 威夫
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ホンダ撤退会見全録・その1
ホンダ撤退会見全録・その2
Posted at 2008/12/06 18:39:51 | |
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'08 F1 | 日記