
例によって
まとめとなります^^>"
世界3大レースの1つ、
インディ500が行われる
マンス・オブ・メイとなりました。
まずは前哨戦となる
第5戦インディアナポリスGPから。
琢磨は
予選11位でした。
まずまずの位置から、決勝は良いスタートで1コーナーで4台くらい抜いていたようですが、
そのすぐ後。
不運にもターン6で飛び跳ねたピゴット選手のジャンピングアタックを受けてしまい、
琢磨は最後尾へ。
さらには、途中で履いたハードのブラックタイヤのペースが非常に悪く、再び最後尾へ。
後から分かったことは、チームが履かせたタイヤがなんと左右逆だったとか。。( ̄∇ ̄;)
正直、琢磨のレースはここで終わったと思われました。
しかし、最後のスティントでNEWレッドタイヤを履くと、そこからオーバーテイクショー。
琢磨はピットアウト直後の19位から🏁
フィニッシュ10位とすることができました!!
いやいや、予選順位からすると満足いく決勝フィニッシュではなかったかもしれませんが、
この厳しい状況からするとよくここまで持ってきたのではないでしょうか。
佐藤琢磨(10位)
「レースのスタートはとてもよく、少なくとも4台はパスしてターン1に飛び込みました。ターン2、3をクリアする頃には6番手までポジションを上げることができていたと思います。ところが、一人の選手とサイド・バイ・サイドのままシケインに到達し、ラインを外側に取ってコーナーを走り抜けようとした彼はコースから外れ、縁石を避けなかったために飛び上がり、私のマシンに着地するような形になりました。それでポジションを最後尾近くまで落とさざるを得ませんでした。その後のバトルでは、私たちのマシンはソフトコンパウンドのレッドタイヤ装着だと速いのですが、ハードコンパウンドのブラックタイヤでは何かがおかしかったらしく、ポジションをどんどんと下げて行くしかありませんでした。それでも再びレッドタイヤを装着したレース終盤、私たちはハードに闘って順位を取り戻して行くことができました。今日、自分たちの置かれた状況を考えれば、10位は決して悪くない結果です。2台が揃ってトップ10でゴールできたのは、チームにとってはいいことだと思います。」
そして、そして。
第102回インディ500!!
(ここでトップ画)
どうしても
1年前のことが頭の中でプレイバックされるのですが…
このブログを書いている時点ですでに予選は終わっているのですが、
実は琢磨は苦戦していました。
トップスピードが伸びないし、ターンでは抵抗を感じる。
インディ500の予選では平均スピードを稼がないといけないのですが、
普通に考えると苦しいですよね。
決勝に進出できる33台を決める
予選1日目では、
ディフェンディングチャンピオンの琢磨はまさかの
29位でした。
決勝進出さえも、冷っとするような状態。
琢磨のチームであるRLL(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)は
ここでは1台(オリオール・セルビア選手)増車の3台体制となっていますが、
琢磨の他はグレアム・レイホール選手30位、オリオール・セルビア選手は31位とこれまたギリギリで
チームとしてよろしくない状態。
そんな中、
琢磨は
順位が確定する予選2日目でなんと16位!
“16”という順位の数字だけ見ると、“なんと”というほどではないかとは思うんですが、
非常に苦しんでいた状態からたったの1日でこんなにも順位を上げたんですからね。
ビッゲストムーバーか?!という感じでよくぞ巻き返してくれました!!
チームの中ではアテンプト順は最後だったかもしれませんが、チームメイトは2人とも琢磨の直前で何かポイントを見つけてもほとんどフィードバックできない状況でした。
何でここまで順位を上げれたのか?!
琢磨は予選での走り方を変えたんですよね。
先ほど、インディ500の予選では平均スピードを稼がないといけないと書きましたが、
トップスピードが伸びないならそこは切り離し、コンスタントに平均スピードを出せるアテンプトに
切り替えたのです。
それと、1つやり残していたことを直前でやってみたら、それが上手くいくことが分かり
導入できていたのです。
そして、直前の最終プラクティス「カーブデイ」では、琢磨は6番手タイム。
プラクティスとはいえ、少し光明が見えてきた気がします。
決勝まであと少し。
琢磨、がんばれ!!!
健闘を祈って。
そして、
優勝した時にはみんなで牛乳を飲みましょう!(^^)/■
■「第102回インディ500」~インディアナポリス~
5/27(日) 深0:00~生 GAORA SPORTS CS254 HD/ PCh.602 HD
コメンタリー:松田秀士、松浦孝亮、村田晴郎
Posted at 2018/05/27 00:50:09 | |
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'18 INDYCAR SERIES | 日記