2011年03月19日
3月11日に発生した「東北地方太平洋沖地震」におきまして、被災された皆様に心よりお見舞い申しあげるとともに、犠牲者の方々とご遺族の皆様に対し深くお悔やみもうしあげます。
まずは生存報告を。
自分の住んでいる地域は比較的被害が少なく、家族・自宅・店ともに無事です(倉庫のタイヤが多少崩れた位でした)。
友人・知人・親戚の中に宮城・福島で被災した方もいますが、無事が確認できて安心しています。
さて、ここからが本題。
あの大地震から1週間が過ぎ、震災直後の特別番組から徐々に通常番組へと戻りつつありますが
そんな中、民放各局(といっても、秋田では日テレ・フジ・朝日の系列しかありませんが)を観ていて自分なりに感じたことを書かせてもらいます。
まずは、各局朝から晩までワイドショー・ニュース番組を放送していますが、アナウンサーが次から次へと被災地へ行く必要があるのか?という事です。
確かにTVの放送を観た遠くの家族や親戚と連絡がついたケースもありますので、全てを否定する訳ではありませんが、各局系列1~2人のアナウンサー・レポーターを送り込めば十分なのでは?と思ってしまいます。
現状では番組ごとにレポーターやアナウンサーを向かわせて放送していますが、彼らと番組スタッフを運ぶ手段(主に車でしょうが)があるのでしたら、ただ無駄にガソリンを使って移動するのではなく、被災地へ救援物資を届けることが出来るはずです。
まだ物資が届かない避難場所で中継をしているくらいですから。
また、カメラの前でレポーターがいかにも「被災地に来ています!」と言わんばかりにヘルメットを被り防寒具を着ていますが、後ろに映っている被災者の方々は、ほとんどその様な格好をできずにいるはずです。
自分達だけが後から万全の備えをして乗り込んで、何も感じないのでしょうか?
そして昨日の夕方のニュース番組で、メインキャスターの男性が、救援物資を運ぶ自衛隊のヘリに同乗しているのを観て、憤りを感じました(これが無ければ、このブログを書こうとは思わなかった)。
レポートを観る限り、ヘリには少なくともキャスターとカメラマンの2人が同乗していたと思われますが、彼らを乗せる余裕があれば、あと少しの救援物資や、もしくは実際に救助に当たる自衛隊員を乗せるべきではないでしょうか(流石はプロ野球の開幕延期に反対した球団の親会社といったところですか)。
その他にも、キャスター・レポーターの失言云々、書きたいことは山ほどありますがキリがありません。
今、被災地で必要なのは視聴率稼ぎのお涙頂戴レポートでは無く、今日を生き延びるための物資であり、情報だと思います。
報道関係の方がこのブログを見たら、「報道の自由」だとか「知る権利」等と言うでしょうが、
そんなものが人の命より重いはずがない!!
と自分は思います。
被害が少なかった自分の地域でも、ガソリン不足による渋滞や、食品の買占めという話を聞きますが、「ウエシマ作戦」のように人の優しさを感じる話もあるのです。
何よりも被災地で大変な思いをしている人たちが、早く平穏な生活を取り戻せることを祈っています。
長文・乱文申し訳ありませんでした。
自分の拙い文章力で、このブログを読んで不快な思いをする方もいると思います。
反論・批判は甘んじて受けます。
Posted at 2011/03/19 15:34:06 | |
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