
ロードバイク(Madone 5 サイズ54cm)を積んで移動する時、普段は後部座席を倒して、横置きにしますが、長距離移動する場合は縦積みで固定したいため、レヴォーグで縦置きが可能か検証してみました。
レガシィBHの場合は、前輪・後輪を外して天地を逆にすれば、サドルとハンドルで接地させて縦に積載できましたが、レボーグは荷室高が低くチェーンリングが天井に干渉するためこの方法は無理でした。
次に、レヴォーグのカタログP22に掲載されている正立による積載法です。
Madone 5の場合、シートポストがシートチューブの延長線上にあり、シートキャップをシートポストの上から被せる仕組みになっています。そのため、サドルとシートキャップを外してもトップチューブからシートポストが15cmくらい上に突出します。フォークを床に直置きにした場合、天井とのクリアランスは1cm程度しかありませんが、この状態でフレームを荷室四隅のフックに固定すればなんとか縦置きできそうです。
さらに、ミノウラのVERGO-Excel(バーゴ・エクセル)を利用して、前輪を外して正立で格納できるか確認しました。VERGO-Excelは、フロントフォークをフォークマウントに固定するため、フロントフォークを床から10cm上げた状態で天井とのクリアランスに余裕があることが必要です。従って、Madone 5は、このままではフォークをVERGO-Excelに固定できません。ただし、VERGO-Excelには、「リアエンド・サポート2」というオプションがあり、後輪を外してリアエンド・サポートを装着することにより、バイクの高さを抑えることができるため、これを装着すれば搭載できそうです。元々リアエンド・サポート2は、荷室長が短く後輪を外さないと積載できない小型車向けですが、高さを抑えるためにも使えそうです。
なお、シートポストをシートチューブの内側に挿入するタイプのフレームであれば、サドルとシートポストを外せば問題なくVERGO-Excelで縦置きできそうです。また、シートポストが通常タイプでフレームサイズが小さければカタログの様にサドルの位置を下げるだけで積載できます。
担当営業にこの話をしたところ、レヴォーグはツーリングワゴンではなくスポーツツアラーとして企画したのでデザイン優先でこうなったとのことでしたが、自転車乗りとしては、荷室高を犠牲にしていることが不満点の一つです。BHからの乗り換え組としては、スポーツ性とステーションワゴンとしての使い勝手を両立して欲しかったのですが。
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Posted at
2014/09/27 21:06:12