部品の半田付けと配線が出来ました。見ての通り非常にゴチャゴチャですが、最短距離で配線するというポリシーで、製品設計してたときも試作段階はこんな感じでした。悩んだ上側のLEDですが、結局サブボードを使わずに基板にLEDを直接半田付け。そのままだと押されたときに足が曲がってパネルとのアライメントが狂ってしまう。そこで街路樹みたいにLEDの付け根付近と基板を1mmのメッキ線で接続補強。これで安定した。
ところでこのようなゴチャゴチャな基板を見せるとオーディオにうるさい人からは怒られてしまう。「これでは良い音がするハズがない!」
良い音とは何なのかはさておき、今はオーディオマニアではなく技術者なので測定できないものは存在しないに等しいというスタンス。しかしながらオーディオには電子工学を越えた美学があって、回路やら部品やら実装に対するこだわりが存在する。私も学生の頃はオーディオに魅入っていて、毎月無線と実験を買って安井章氏と金田明彦氏の記事を読んでいて、結構な数のアンプを製作しました。今では下記の二冊の本が本棚に残っているだけ。
ところで右側の本の後ろの方には広告が載っていて、これがまた懐かしい。
この信越電機商会と言うのは現在の秋月電子で、当時から色々なパーツを安価に販売していた。もちろんネット通販などと言う時代ではないから、店内はいつも人でごった返していました。店員さんも電子系の学生のバイトが多くて、色々と親切に教えてくれたものです。久しぶりのノスタルジー。
さて、回路ができたので次はMCUのプログラムを起こします。Arduino UNOであらかたのプログラムを書いてテストし、最後に実機用に修正して実機で試験をする予定。
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Posted at
2023/09/05 10:18:29