最初に簡単な回路図を書いて主要部品のリストを作って発注をしていましたが、注文していた主要部品が届きました。タカチのケースを使いますが、基板の両側に部品を配置しないと全部載りそうにない。ケースに取り付けた3.5mmのジャックやスイッチなどが基板上にせり出してくる。また基板上の電池とコネクターとMCUの抜き差しに支障がないように部品を配置しないといけない。
その昔製品設計をしていた時は回路を書いて主要部品のリストを作ってメカ屋に渡すと、メカ屋が当たり図と呼ばれる図面を書いて干渉具合を検討し、ここに場所開けろとか指示を出してくれました。今は3D CADのおかげで私のような素人でも当たりを検討できるようになった。部品のSTEPファイルも
GRABCADからあらかたダウンロードできます。いよいよDSMから乗り換えたfusion360の出番です。私はmacを使っていますが、fusion360はmacでも動作するのでVMWARE上のWindowsでDSMを走らせるよりも遥かに快適。乗り換えて良かった。使い勝手はDSMと殆ど同じで、平面を決めてそこに四角とか円とかのクローズした図形を描き、それを鉛直方向に引っ張り出して立体を作ります。あれやこれやの試行を行って部品のレイアウトが決まりました。

リレーは全部裏側に配置。裏側の電解コンデンサーは立てると底にぶつかるので寝かせます。売り物を作っている訳ではないのでこういったところは気楽。
LEDはパネル用の2mmの物をRSに発注。これの取り付け保持方法が一番悩みました。下側は基板に直付けすれば良いとして、上側をどう固定するか。CADの図では少々見にくいですが、基板上に別の小基板を垂直に半田付けしてそこに付ける予定。
いつもは電気回路を先に作りますが、今回は先にケースの加工をして基板上に主要部品を取り付けて干渉しないかを確認しながら進めます。
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2023/08/28 23:20:08