PC3台とビデオデッキを切り替えるためにオーディオセレクターを製作しましたが、これに繋ぐスピーカーは既に購入済で箱から出して試してみました。サンワサプライの製品でアマゾンで1500円程度で購入した安物です。
このスピーカーにUSB電源とヘッドホンを接続してスイッチをオンにしたところビックリ。凄まじいノイズで、実用に耐えないとまでは言わないけれど実にイライラする。マニアックな音質には全く無頓着ですが、ノイズに関しては異常に気にするタイプ。何とかしようと思ってスピーカーのハウジングを開けてみました。
ううむ。典型的な中華品質の製品だ。ホットボンドが糸を引いているしスイッチとICは斜めに付いている。まあ1500円だからこんなもんだろう。
まずは電源をUSB 5V出力のACアダプタから実験用電源に変えてみました。結果は変わりなし。相変わらず景気良くノイズが出ている。先に製作したLM4880を使ったヘッドホンアンプの比ではない。使われているICはTDA2822で、回路を追ってみたところデーターシートのテスト回路と同じように作られている。どうやらこのICを使う限り改善の余地はなさそう。こんなチープな製品を改造しないといけないのか。実に面倒くさい。
まずはダメ元で手持ちのLM4880で試してみます。4Ωのスピーカーをドライブできるのか見たところ全く無理。まともな大きさで音が出てこない。
ということでローノイズなオーディオパワーアンプをこのチープなスピーカーのために製作することにしました。
ブログ一覧 |
電子工作 | その他
Posted at
2023/09/14 09:12:08