車中泊ベッドのスタンドをイレクターパイプで製作しました。写真のようなものです。
この写真を見ても何に使うのか分からないかもしれません。少し前にデリカで車中泊をするためのベッド(床上げ)を作りました。これの製作についてはそのうちに気が向いたら整備手帳に書き込もうと思っています。
ところでこのベッドは、使わないときには取り外してマンションのパイプスペースに収納できるようにするため、枠組みを前後左右の四分割で製作しました。
これら四個の枠組みですが、コンパクトにしてうまく重ね合わせないとパイプスペースには全て収まらない。また安定して自立させないと検針する人にとって邪魔で危険。実際、一個が入らなかったため室内に置いといたのですがデカくて邪魔。そこで立体的にうまく重ね合わさるようにスタンドを作ることにしました。それが最初の写真です。スタンドの上に四個の枠組みを載せると次の写真のようになります。
それぞれの枠組みをスタンドにクランプしているため安定して自立します。スタンドを含めた立体構造を紙と鉛筆で設計するのは私の能力では不可能だったためDSMで検討しました。こういう検討に3D CADはとても便利。結構時間が掛かるのは、イレクター部品のデータ作成です。矢崎が公表していないため全て自分で作らなければならない。
ほとんどの時間はCADでの作業に費やされました。重量物のため現物を組み合わせての検討は最小にしたいですが、やり直しが効かないため部材の接着前に一度仮組をして様子見をしました。
ところで、今回学習したことがあって、イレクターには一般向けカタログに載っていない部品が あります。カタログにない部品はホームセンターでは買えませんが、矢崎のwebには掲載されていてミスミなどが扱っています。今回の製作でもそのような部品を一種類使用しました。どうやら民生用は産業用のサブセットのようです。
Posted at 2022/02/18 08:50:34 | |
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車中泊 | 日記