とりあえず完成しました。無線制御でテーブルを動かすことと、これに関連したGRBLの制御、それからDROの値を表示することができるようになりました。丸穴を自動でくり抜けるようにしたりなどなど、できるようにしたいことは多々あるのだけれども、まずは当初予定していた最低機能が動作するようになったので、とりあえず一段落です。丸穴開けなどは今後加工する必要が生じたときにソフトを実装する予定です。
なんやかんやで時間が掛かったのが、機能とは無関係な文字の表示でした。当初はベクトルフォント(TTF)をOTF2BDFで1ビットのビットマップに変換して表示していたのですが、非常に見難かった。今から40年以上前に買ったパソコンでは16x16とか20x20ドット、2値で漢字を表示してましたが、それはフォントがそのように設計されていたからで、現在のベクトルフォントはアンチエリアス処理をして表示しないと厳しいものがある。とは言ってもアンチエリアス処理も自分で実装する必要はなくて、FreeTypeライブラリがやってくれます。FreeTypeは8ビットでレンダリングするので、これを4ビットに切り詰めます。4ビットでも十分な品質が得られます。あとはそれを表示するコードを実機に実装するだけです。
全体をケースに組み付けて写真のような具合になります。ケースに組み込んだ状態でソフトの書き換えができるように、背面に穴を開けてコネクターがさせるようにしました。
とても時間が掛かりましたが、なんとか当初の最低目標をクリアできました。
Posted at 2022/08/15 22:15:03 | |
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