ドライブイン白雪。～卒業～

梅雨らしい日が殆ど無いまま夏になってしまいました。
今日も朝から暑い！
お墓参りの帰りに ドライブイン白雪 へお菓子を持って行こう♪
エボコに朝ごはんを食べさせ準備万端。

５５５５５！ゾロ目ゲットしました。
いざ、御殿場へ。
先週から原因不明の右肩甲骨の痛みが酷く、鎮痛剤を服用し湿布と注射でしのいでいました。
久々の運転です。
大丈夫かいな。
道の駅ふじおやま。



富士霊園。



あんどうパン屋さん。

久成寺。



睡蓮とアジサイがとても綺麗でした。





住職さんが不在の為、御首題は頂けず。
奥様からお菓子をいただきました。

ドライブイン白雪へ。





あれ？ノボリが立っていない。
嫌な予感…。
店内入り口へ。

マジかぁー。
夏前にまた逢おうね。って約束したのに。
もっと早く行っていれば良かった。
お店の前でしばらく呆然としてしまいました。
裏玄関のインターホンを押しても応答無し。
住まいのほうはカーテンが全部閉まっています。
半べそ状態でインターホンを連打。
その時、足の甲にヒヤッとした感触が。
小さな小さなカエルでした。

手に乗せると、じっとこちらを見ています。
どーしたの？と問いかけているように思えました。
カエルを水回り付近へ戻し、大泣きしながらエボコへ乗り込みました。
白雪でお昼ご飯とおやつを食べる予定だったので、朝も昼も食べ損ね、SAに寄る気分にもならず吐きそうになりながら帰宅しました。
いてもたってもいられず、お店へ電話をしました。
「あらー♪どぉしたの？？今下に居るの？どこに居るの？赤い車見えないよ。」と。
勝手に不吉な妄想をしていた私は拍子抜けし、そして安堵しました。
「元気だし、まだまだお店を続けたかったんだけどね、子供達が心配だから辞めろ。ってね。」と。
無事で、元気で良かった。
本当に良かった。
…何故お店の前から電話をしなかったのだろう…。
「嬉しいねー。必ず逢おうね。」奥様は電話口の向こうで泣いていました。
私も涙腺崩壊です。

94歳までお店の主として厨房に立ち、接客もし、経営も全てをこなしていたスーパーおばぁちゃん。
ちょっと耳が遠いけど、笑顔が素敵で人懐っこくて。
「また逢いたいねー。逢えるかねー。」っていつも帰り際見送ってくれるおばぁちゃん。
昭和の思い出がいっぱいっぱい詰まったお店 ドライブイン白雪、閉店は残念だけど閉店って言うと寂しいから…勝手に「卒業！！」
「奥様、卒業おめでとう！」って近々お祝いのお土産を持って遊びに行ってきます。