
昨年10月から初任者研修のスクールに週一で全15回(130時間)のうち13回目(第1回目実技テスト)が無事に終わり、5回のレポート全てをクリアし、次回は第2回目実技テスト、最終日は学科テストを受け、追試にならなければ無事終了となります。
母が在宅介護から施設介護へ変わり、興味が湧いたので介護をちょっとだけ齧ってみよう!と言う軽い気持ちでした。
初任者研修の資格は簡単に取れる。と言うネットの書き込みを信じて…。
真っ赤な嘘。
めちゃめちゃハードです。
記憶力も体力も衰えて始めた◯十代。
若かりし頃とは勝手が違います。
初めて聞くワード、覚えらんねー!
そして実技の翌日は筋肉痛と神経痛。
スライド上映の授業では寝息立てて爆睡。
5回の課題レポートは分厚い4冊のテキストを片っ端から読み、解答を探して書き写し考えます。
これがまたすっげぇ時間くうんだってば。
しかし、同じ教室の生徒の皆さんと和気あいあいと(片っ端から声がけをしまくり)楽しく過ごさせてもらっています。
※コミュ力お化け と皆から言われ「モンスター」と呼ばれています…。←腑に落ちないし嬉しくない。
介護職に対する考えも勉強する前とはかなり変わり、自分から見た【大変そう】【お給料安そう】と言うザックリなイメージから【高齢者、障害者の尊厳を守りその人らしく日常生活を送る支援をする究極のサービス業である】と、まるでテキスト丸写しの優等生のような考えにシフトしました。
まぁ…大変そうとかお給料安そうと言う考えは今でもありますけどね。
母の言動を一切否定しなくなりました。
母に対しての私の気持ちが、スクールで習った障害受容のステージ理論如く(障害を持つ人が自分の障害を受け入れる過程・段階を示したもの)ショック期→否定期→混乱期→解決への努力期→受容期の5つの心理過程を経て受容期に辿り着きつつあります。
一呼吸おき、真実と異なる作話でも共感し話を聞く事に徹する術を習得しました。
そしてなるべく明るい表情と笑顔を絶やさない事に努めるようになりました。
ベッドから車椅子の移乗や正しい支え方等など、今まで力任せで無理矢理動かしていた事を反省しボディメカニクスを駆使し自分にも母にも負担が少ない方法も考えました。
それにより母との関係も少し穏やかになった気がします。
母の笑顔も増えました。
母とは昔のように人生相談や仕事の悩みなどの会話は出来なくなりましたが、やっと私も今の母を受け入れられた気がします。
加齢による心身の衰えや認知症、高齢者障害者を守る法律や歴史等、知っておくべき事も多く、今後あらゆる面で役立つと思います。
ヒトは加齢とともに衰え、平等に死を迎えます。
その時を少しでも穏やかな気持ちで迎える事が出来るお手伝いをしてみたい。
無事に初任者研修の資格を習得した後には今の仕事を続けつつ介護の仕事もしてみたいと思います。
限定的に口腔内及びその周辺を診るのも興味深いですが、高齢者の心身面生活面をサポートする職種は、私にとってより一層新鮮だったりします。
そして更にステップアップしてみたいと考えています。
今年も残すところあと1日。
今年は一年の後半でREBOX随分成長しました!←自分で言っちゃったよ…。
落ち込んだ時は皆様に共感して頂き励まして頂き、それを活力に頑張って来れました。
いつも有り難うございます。
また来年も宜しくお願いします。
皆様も良いお年をお迎え下さい。
Posted at 2024/12/30 22:24:59 | |
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