
母は10年程前に心臓のアブレーション手術をし、その経過観察で(3ヶ月に一度の検査)腎機能の低下、血糖値も高めになってきた為、5年程前から腎臓内科でも診ていただいていました。
その後尿路感染症で自宅で倒れ、二次救急病院へ搬送、リハビリ病院を経て現在有料老人ホームへ。
そろそろ丸2年ホームでの生活になります。
入居する際の健康診断の時には腎機能のステージG4になっていました。
貧血も顕著に出ていました。
いずれ人工透析を必要とする状態になるであろうことは想像でき、そしてその時どのように決断するか。
いつその時がやってくるか。
ドクターよりその話がいつなされるか。
実際、入居者の方で透析の為に通院している方もおり、腹膜透析の方も居ます。
※ホームには看護師さん1~3名が常駐しています。
しかし、認知機能が低下し心臓に持病のある母にそれらをするのは躊躇われます。
今よりQOLが下がるのは明らかであり、本人は透析をすること自体に耐えられるのか?そもそもその意味が分かるのか?
客観的な立場からすれば、年齢的身体的、精神的なことを加味し保存療法(緩和ケア)で自然に任せるのがベターだとは思いますが、やはり自分の母親ともなると「はーい!人工透析しませーん!」とは言うことはとても難しいです。
ここ最近の母の穏やかな表情で辻褄の合わない何気ない話を聞くのがとても愛おしく、少しでも長く生きていてほしい。
ずっと答えが出ず、何が正解かも分からず、暗闇の中を模索しています。
その私の決断で母の余命を決めてしまう事から逃げたい気持ちでいっぱいです。
一昨日(年に2回の)血液検査の結果が出ました。と朝10時頃留守電に入っていました。
今までドクターより直接電話を貰ったのは発熱や転倒、誤食の時ぐらいでした。
脈が速くなり動悸がします。折り返し連絡するものの往診中で捕まらず。
再び電話を待つ。
夕方まで生きた心地がしませんでした。
ヘモグロビンは10.5から11.5へ少し改善。
クレアチンは相変わらずで2.23。
ほぼ変化無しでした。
詳細は後日との事。
良くは無いですが、とりあえず現状維持にホッとし、膝から崩れ落ちました。
今朝は午前中、ホームへ顔出しに行きました。
途中JAで農協感謝祭りを催しており、気持ちに余裕が出たので立ち寄りました。

大きな大根、トレビス、パクチー、甘唐辛子を購入。

途中で買ってしまった為、それらを連れて行く事になってしまいました。
大きな大根を見てはしゃく母。

その姿を見て、1日でも長く穏やかに過ごしてもらいたいと大泣きしてしまいました。
私の頭を撫でる母。
お腹痛いの?食べ過ぎたの?と。
はぁ?そんなんじゃねーし。と答えていると施設のスタッフが来ました。
どうしましたか?と。
母がコールを押したようです。
娘がお腹痛くて泣いている。と。
いや、だから…違うってば。
Posted at 2025/12/07 13:22:47 | |
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