2016年05月20日
三菱、スズキの燃費改ざん問題はこちらアメリカでは全然問題になっていません。
GMの巨大なSUVの隣にミニを置いて燃費がBetter than Mini何てコマーシャルを流す様な国なのです、そして車を買う人も重箱の隅っこをほじくり返した様な燃費云々何て言わないのがこの国なのです。
今回の三菱、スズキの問題は勿論日本の国土交通省が定めたテスト基準で当然メーカーと官の癒着が生じる土台が元々あるのですよね。
以前あった薬害問題の時も厚生省と薬品会社のデーター改ざん等の癒着があったではないですか。
元々テスト基準何て曖昧な燃費など誰も信じていないのが本当のところでしょう。
さて、私も所属しているアメリカのカージャーナリストの会合で実は次に狙われているのが車の強度テストのチーティングなのです。
私事ですが家内にはベンツのEクラスワゴンを乗らせています。
アメリカのフリーウェイは80マイル位のスピードで大型のトレーラーから小さい車までが一緒に走っているのです。
当初この大きなEクラスワゴンって何と無駄な空間を走らせているのだろうと思っていましたが今ではやはりアメリカではこの位の大きさの車が必要だと思っています、何故ならばこの無駄な空間がいざと言う時に充分なクラッシャブル ゾーンになってくれるからなのですよね。
現在の強度テストでは他車との複合衝突などは想定していないのです、例えテストをパスしたところでスピードが増せば増すほど危険性が高いのです。
アメリカの悲惨な事故は大抵日本製の小型車などなのです。
小さいのに性能は高くついついスピードを高めて原型を留めない程の事故となっているのですよね。
日本に行くとやたら小さな4ドアの軽自動車が目立ちますがこれに4人の大人が乗って高速道路をハイスピードで走っているのを見ると私などは自殺行為と思ってしまうのですよね。
さー日本のメーカーもアメリカのクラッシュテストの結果を待つより今から抜本的なボディの強度の改善をしなければならないでしょうね。
Posted at 2016/05/20 18:43:27 | |
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