地震、そして停電

皆様ご存じと思いますが、先週木曜ＡＭ３時、びっくりして飛び起きました。
とは言え、起き掛け、頭が覚めていないこともあり、大きな地震程度しか認識がありませんでした。

嫁と話していると、室内灯が消え、ラジオ付きの懐中電灯を探し出し、家の中を点検。
棚からの落下物も見当たらず、朝には電気が復旧しているだろうと、そのまま寝てしまいました。

私が住む中央区は地盤が良く、木造築４０年の寝室２階でしたが、ほとんど縦揺れ。
市内で被害のあった辺りの知人に聞くと、横揺れもあったようです。

しかし、停電がこんなに長く続くとは…。

朝起きてから、ラジオで北海道全域での停電を知り、またビックリ。
携帯の情報に頼る気のない我が家は、携帯の補助電源もなく、もしもの連絡に備えて、極力使用しない方向で対処することに。
よって、ワンセグも自粛。（車のワンセグはアナログ仕様）

朝になって、まず、家の中の再点検。
不安定に置いてあった軽い飾り物の位置がズレていた程度でした。

表に出てみると、静か。
ラジオ情報通りに、信号機が消えていて、通勤時間帯だというのに、走っている車もまばらで、スピードダウン走行。

そうこうするうち、マンション住む知人から、水が出ないとＳＯＳが。
空のペットボトルを駆り集め、車で届けました。
信号が止まると、碁盤の目の札幌は、すべて角が一時停止状態に。
交差点ごとに、アイコンタクトが必要でした。

また、コンビニ前と公園の蛇口には、行列が出来ていました。

幸運にも、我が家に食料品もあり、ギリ在庫の電池もあり、ガソリンの残量もあり、おとなしく籠城と決めました。


夜に夕刊が届き（よく届けたと感心しきり)、写真を見て、苫東方面の被害に、またまたビックリ。
日が暮れ、久しぶりのローソク生活。

以前、いただいて、飾っていた物が役立ちました。

もう一つ、再契約時にもらった、これも活躍。

光の大切さを再認識。


金曜日の未明に、ウチの地区は２４時間ぶりに、電気が復旧。
タバコを買いに、そばのコンビニへ。
食料品と呼べる全ての棚は空っぽ、ビールケースだけが満杯、奇妙な風景。
生産と流通の両方が止まり、完全復旧にはしばらくかかりそうです。

木曜から休業でした会社も、日曜日には電力が回復し、今日から本格的に仕事が始まったようです。
節電ということで、この会社も室内灯を最小限にしています。

被害にあわれた方々には云ってはならないことなのですが…。
ほとんどが電気に頼る生活、これが冬だったらと思うとぞーっとしました。