MTやデフオイルの規格は、最近の車に使われてるものだとGL-3~5があります。
数字が大きいほど、より潤滑性能が高いって認識でいいです。
車のギヤで負担大きいのは、FRや4駆のリヤデフのハイポイドギヤですね。
これは、動力を90度方向転換して伝えないといけないためです。
(そのため、ほとんどの場合GL-5が指定になります)
さらに機械式のデフが入ると、サーキット走行時なんかは油温が150℃越えるそうです。
リヤデフのオイルクーラーが必要になるのはこのためですね。
(デフケース自体が小さいので油量も少なく、オイルの負担が大きい)
スバルの6速MTの場合、MTケース内にオイルポンプが組み込まれていて内部でオイルが循環できるようになっています。
もちろん、外部へのイン・アウトがあるのでオイルクーラーが付けられます。
(GDBのスペックCには標準装着?)
これは、それまでの5速MTだと負担の少ない変速部分と負担の大きいフロントデフ部分での温度分布に差が出来てしまうことや、加減速によるオイルの偏りでトラブルが発生しやすかった為と考えられます。
数年前、エンジンオイルの規格にSMが増えましたが、これは潤滑性能が上がったものではなく、環境性能をあげたものです。
(SJ以降はこの傾向が強かったような?)
具体的には、P(リン)やS(硫黄)といった、主に極圧剤として使われてる成分が削られています。
これは、エンジンオイルが多少なりとも燃焼室に混入するため、排気ガス中に含まれるリンや硫黄成分を少なくし、酸性雨への影響や三元触媒の劣化を防ぐ為です。
ミッションオイルやギヤオイルが独特の臭いを持つのも、これらの成分の影響ですね。
余談ですが、この影響をまともに食らうのが4サイクルエンジンのバイクや古いミニクーパーで、エンジンオイルでミッションの潤滑も担うタイプのものです。
これらのエンジンはギヤの潤滑もあるため、極圧剤を一定以上減らしたくない、と言うのが本音で日本ではバイク用のエンジンオイル規格があります。
(MA及びMB)
バイクでは、バイク専用のオイルでなければSJクラスのオイルを選んだ方が・・・なんて話もあります。