
とある日の夕刻、友人が突然、新車のZ3ロードスター1.9L標準車を買い、乗って現れたのが始まりだった。
車好きだが、車音痴の困った友人がひとしきり自慢しに来た。見た目の印象良かったが、メキシコ製のホイールがなんともチープ。
当時、R32GT-Rでサーキット走行を楽しんでいた私には、正直Z3には興味はあまり無く、『ホイールがイマイチ』と告げた所、友人は2週間と経たずに5シリーズや他のBMWのホイールを買いあさり始め、案の定、タイヤ・ホイールがはみ出して取り付け出来ないホイールセットを増やしていった。
まだYオークションもあまり一般的で無かった頃、仕方なく処分させられ良い思いではなかった。
すでに仕事としての整備士業は卒業し、趣味を満喫していた所に、その後もパーツを見つけてきては、無理難題を言われ、処理しながら、Z3の改造させられていた。
その後も続き、セキュリティを取り付ける為、電気系統を見る事になり、本腰を入れ資料を集め、現車の回路と睨めっこ。そしてクリヤ。
そして溜まっていたホイールを何とかする為、分解図を見て、リヤフェンダーが比較的簡単に外れる事に気付き、リヤフェンダーとバンパーをZ3・2.8L用に交換して、ポルシェターボの様なブリッとしたシルエットを獲得。
リヤがワイドになった為、3ナンバーに登録し直し、ホイールを処理したと思ったら、大口径ホイールをまた買いあさり始め、さらにホイールが溜まってしまった・・・

タイヤが大きくなり、ベンチレーテッドでない、軽自動車並みのブレーキが容量不足・・・止まらない、危ない(これでもフロントブレーキです。)
ブレンボにすれば簡単ですが、音痴に説明しても理解不能。
でも『ドリルドローターはほしい』と訳の解らないまま予算を絞られ、分解図を見て一考、ハブ・キャリヤ・シェルケースはZ3 2.2Lでも同じ品番だったので、キャリパー類を解体車から貰い、ローターを社外にしてクリア。

その後も内装・外装・TURBO等々と続いて行くのであった・・・
今は写真のようになっています。

Posted at 2014/08/20 11:54:43 | |
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