2019年11月17日
約4.5倍の在日米軍駐留経費を要求
海外の反応の記事
まあ、これは前ボルトン安全保障大統領補佐官(上の写真の人ね)が明言していた事ですね。これは簡単に言うと「多分、日本はこの要求額には応じないと思われるので在日米軍は撤退する」との視野での事かと思います。
今の協定では2021年3月が期限ですので、それに鑑みた駐留費増額かと思います。まあ、ある程度は予想されていた事ですので、そんなに驚きはありません。まあ、当然だろうなと。
米国の景気もそうですが、幾多の国内問題、国際問題もあり、景気を良くしないと国民から支持を得られない。特に最後の砦とも言える航空宇宙分野でも苦戦を強いられている。強いて言えば「IT」産業くらいなモノ。
国防費を少しでも軽減するには駐留している国に負担させるか、米軍の規模を縮小するしかない。だが、ロシアや中国の対抗で、そんな事も言っていられない。
今のトランプ大統領であれば、在日米軍は撤退したい方向性かと思われ、先進国たる日本は独自で自国を守れと言いたいが、腹の中では日本は東アジアでの米国の「盾」となるのが一番好都合なんですよ。
だから、日本もいつまでも米国の抑止力に依存してはいけない。だが、逆に言えば装備品等を日本自国で開発するにあたり米国からの干渉は無くなるという利点もあります。だからと言って「日米安全保障条約」は継続するか、新たな条約を締結するか、どちらかだと思います。簡単に言えば在日米軍は撤退するだけの話。
米国としてのWWⅡ後に制定された「日本国憲法」はハッキリ言ってやり過ぎたと言うよりかは「失敗した」と言って良いんじゃないかと思います。単にGHQが考えた憲法ですから、その場しのぎでしかなかった。当時の国連を納得させるには、これしかなかった。
だから、在日米軍が撤退するとなると日本は憲法を改正すれば良いんですよ。自国の主権を守る事に手段を選ぶ必要はありません。当然の権利です。
ただ、上皇陛下、上皇后陛下、天皇陛下、皇后陛下は憲法改正による「再軍備」には「反対」されるでしょう。WWⅡ中でも戦後も、かなりのご苦労がありましたし、自衛隊も良くは思ってもいないと思います。それは宮内庁の意向か、陛下の意向かは知るよしもありませんが、これまでの自衛隊に対する姿勢を考えると分かりますよね。だが、良いのです。陛下も皇室も国民を守るのが自衛隊です。良く思われていなくても、ご本人の意思ですから、嫌われようとも自衛隊は自衛隊です。それに天皇は政治には関与出来ませんが、国民の象徴でもあるますし、政府も国民の支持を得ることが優先。
そこで日本国民が今置かれた状況を考える事が重要でもあります。国家の主権がプライマリーか、今の生活がプライマリーか。選ぶのは貴方です。
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Posted at 2019/11/17 20:15:30
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