2017年11月25日
防衛省が次世代に繋がる実証機「X-2」が通算32回のフライトで飛行試験は終了した模様です。
この後、同機がどのような措置をとるかは不明ですが、多分、表舞台には出てくる事は無いと思われます。ただし、実証機試験隊長のインタビューが掲載されていましたが、氏名と階級は分かりますが、このブログではアップは致しません。セキュリティの高い事と国防に関わる事項なので。
その試験隊長のインタビューは一問一答の形でしたが、やはり主要な部分については答える事はしないですね。ただ、興味深かったのはランディングに関しては「F-4と似ている」とのコメントはデジタルフライバイワイヤとは言え、そのような特性があるとは思えなかったですね。
また、操縦桿はサイドスティック方式では無く、従来のセンター方式で前後左右に15mmは動くとの事。映像でも離陸前に「ナンバーワン・チェック」している様子が補助翼の動きから分かります。凄く反応速度が速い印象ですね。「ナンバーワン・チェック」とは操縦系統の点検と思ってください。
この「X-2」に関わった航空自衛隊パイロットは4名と言う事ですが、試験隊長以外のパイロットの氏名、階級は公開する事は無いと思います。同時に三菱重工テストパイロットも開示しないでしょう。
飛行試験は終了しましたが、これからが本当の勝負が始まります。飛行データ解析、分析ですね。かなりのパラメーターのデータが収集出来たモノと考え、それがF-2に変わるF-3戦闘機に反映するのか、することが出来るのか。平成30年に決定します。
Posted at 2017/11/25 20:46:23 | |
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2017年11月25日
日本もそうですが機体への搭乗からチームとしての演技が始まるところは合衆国らしいですね。
映像を見て思ったのは、デモフライトでもウェポンベイの開閉点検はするんですね。と言う事は、そのシークエンスは「不可欠」と言う事になりますか。インテグレーション化された、現代の戦闘機のトレンドでしょうね。
テールレターを見ると「TY」となっていますので、フロリダ州ティンダル空軍基地所属ですね。
相も変わらずの凄いフライトですが、当初のデモンストレーションチームとは違い、「テールスライド」や「木の葉落とし」などが追加されたのは上層部が「許可」を出したんでしょう。
未だに追加生産する話もあるF-22ですが、ちょっと非実現的じゃないかなと思います。
ロッキードマーティン社、かつてのF-22生産ラインはクローズしたため、それを再生するには、素直に「OK」とは言えないかと思います。
ただ、追加生産するのであれば、あと4個飛行隊は欲しい所かと思います。
Posted at 2017/11/25 18:17:11 | |
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2017年11月25日
北九州空港には、たまに珍しいビジネスジェット機が飛来します。
生まれて初めて見た、カナダ・ボンバルディア(カナディア)チャレンジャーCL600型機、どうやら合衆国ユタ州からのお客さんのようです。
当時のチャレンジャーはビジネスジェット機としてはトップでしたからね。その性能もそうですが、1980年代にデザインされた同機は今でも受注があり、生産機数が630機あまりですから大したモノです。
現在は軍用型のCL-605 MSAがあり、合衆国ボーイング社が改造した洋上監視機があります。キャパが十分ありますからね。派生型がでてもおかしくない性能ではあります。
エンジンはA-10サンダーボルトⅡと同系列のGE製CF34-3Aでパワーは40.7KNです。
Posted at 2017/11/25 11:44:39 | |
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