2010年12月26日
アイシンの6速ミッション その2
前回のブログでアルテッツァ、S15、RX-8(前期)のミッションの歯数について書いてみました。その後バックギヤの歯数が3台同じであろうことがわかったのでこれらのギヤを混ぜるとどうなるかをアルテッツァを中心に考えてみます
<インプット/カウンターのギヤの減速比>
これが各車で異なっています 交換は難しいと思われますが軸間距離は同じであるため加工をすれば可能かもしれませんが現実的ではないと思います
アルテッツァ 歯数 34/27 減速比は1.259
RX-8 歯数 33/27 減速比は 1.222
S15 歯数 33/28 減速比は 1.176
<6速ギヤ>
このギヤは単独で交換が可能で私の知るかぎりですが4種類から選べます。
①S15とレボリューションのRX-8用(ロング)は共通(交換するならS15純正のほうが安価)
43/28 減速比は 0.651 アルテッツァに組んだ場合は減速比は0.820
②RX-8とアルテッツァは共通歯数
42/29 減速比は 0.690 アルテッツァに組んだ場合は減速比は0.869
③レボリューションのRX-8用(クロス)
41/29 減速比は 0.707 アルテッツァに組んだ場合は減速比は0.891
④S15 NISMO
41/30 減速比は 0.731 アルテッツァに組んだ場合は減速比は0.921
のいずれか選択することになります
アルテッツァの純正は5速と6速が非常に近い(5-6へシフトアップした場合の回転落ちは約13%しかない)のでS15の純正6速を選ぶのが良いと思います。その場合5-6へシフトアップした場合の回転落ちは18%になります。
米レボリューションの6速やNISMOの6速では回転落ちが11%、8%と小さいので5速と6速の差が非常に小さくなります。鈍感な私ですと町のりでは5速と6速の差がないと感じると思われる
アルテッツァの場合、特にファイナルを4.5とか4.7にしている方や加給機付でトルクが出ている場合はS15の純正6速ギヤは高速道路で回転数が下がるのでよい傾向になると思います。
<1-2速ギヤっセットで交換>
④ー⑦実際に使えるかは?ですが可能性は高いと思う
①アルテッツァ純正
1速 40/13 3.077 アルテッツァに組んだ場合は減速比は3.874
2速 38/22 1.727 アルテッツァに組んだ場合は減速比は2.175
②アルテッツァTRD1速 3速交換クロス
1速 37/15 2.467 アルテッツァに組んだ場合は減速比は3.107
2速 38/22 1.727 アルテッツァに組んだ場合は減速比は2.175
③CBYの1速 2速交換クロス
1速 36/16 2.467 アルテッツァに組んだ場合は減速比は2.754
2速 31/20 1.550 アルテッツァに組んだ場合は減速比は1.952
④RX-8(前期)純正
1速 40/13 3.077 アルテッツァに組んだ場合は減速比は3.874
2速 39/21 1.857 アルテッツァに組んだ場合は減速比は2.339
⑤レボリューションのRX-8(前期) 1-2速
1速 37/15 2.467 アルテッツァに組んだ場合は減速比は3.107
2速 32/19 1.684 アルテッツァに組んだ場合は減速比は2.121
⑥S15純正
1速 40/13 3.077 アルテッツァに組んだ場合は減速比は3.874
2速 28/15 1.867 アルテッツァに組んだ場合は減速比は2.351
⑦S15 NISMO
1速 37/15 2.467 アルテッツァに組んだ場合は減速比は3.107
2速 27/16 1.688 アルテッツァに組んだ場合は減速比は2.125
TRD、CBY、レボリューション、S15 NISMOなど純正以外のクロスミッションはいずれも1速の減速比が小さく発進がつらい、極端に書くと2速発進のような感じになります。ですのでいずれのクロスミッションもファイナルを4.5や4.7などへ交換したほうが運転はしやすくなると思います。
ただ発進さえ慣れれば2速から1速が近くなりタイトな山道などで2速ではパワー不足だが1速では回転数が高くなりすぎてギクシャクするようなことはなくなりますし、純正のように1速、2速が離れているため走行中に1速にシフトダウンすることがしにくいことはなくなるとおもわれます。
純正どうしでは1速のみすべて同じ歯数ののためどのギヤをいれても発進時は同じですが2速のギヤ比が異なります。純正ギヤは1速を発進ようと割り切っていると思われ、2-3速のつながりを重要と考えて設定してると思います。
またアルテッツァ純正の場合、2速から3速へにシフトアップの回転落ちも結構大きくなります。3速ギヤが純正の場合、S15やRX-8の純正ギヤを入れると余計に2と3が離れるのでこれを選ぶ理由はないと思えます。TRDの3速ギヤを入れることができれば純正のS15やRX-8の2速ギヤを選んでも良いかもしれません。
<3-4ギヤ>
3-4速はアウトプットシャフトと一体ため互換性がないと思います。 交換は難しいと思われますが軸間距離は同じであるため大加工をすれば可能かもしれません。今回は純正とTRDのもののみ考えます。
①アルテッツァ純正
3速 33/28 1.179 アルテッツァに組んだ場合は減速比は1.484
4速 33/34 0.971 アルテッツァに組んだ場合は減速比は1.223
②アルテッツァTRD1-3速クロス
3速 34/27 1.259 アルテッツァに組んだ場合は減速比は1.585
4速 33/34 0.971 アルテッツァに組んだ場合は減速比は1.223
<それぞれのギヤをシフトアップした場合の回転落ちがどうなるかを考える>
A.アルテッツァ純正
B.アルテッツァ純正1-4速+S15の6速
C.TRD1-4速+純正6速
D.TRD1-4速+S15の6速
E.アルテッツァ純正3-4速+S15の6速+レボリューションのRX-8(前期) 1-2速
F.アルテッツァ純正3-4速+S15の6速+S15 NISMO 1-2速
G.アルテッツァ純正3-4速+S15の6速+CBYの 1-2速
CとDのTRDはすでに廃盤であるため入手が困難
C-Gは純正部品ではないのでコストが高い
=====A.======== B. ======= C.======== D.========E. ========F.========G.
1速 3.874 ---- 3.874 ---- 3.106 ----- 3.106 ---- 3.106 ----- 3.106 ---- 2.754 -----
2速 2.175 0.561 2.175 0.561 2.175 0.700 2.175 0.700 2.120 0.682 2.125 0.684 1.952 0.709
3速 1.484 0.682 1.484 0.682 1.585 0.729 1.585 0.729 1.484 0.700 1.484 0.698 1.484 0.769
4速 1.223 0.824 1.223 0.824 1.223 0.772 1.223 0.771 1.223 0.824 1.223 0.824 1.223 0.824
5速 1.000 0.818 1.000 0.818 1.000 0.818 1.000 0.818 1.000 0.818 1.000 0.818 1.000 0.818
6速 0.869 0.869 0.820 0.820 0.869 0.869 0.820 0.820 0.820 0.820 0.820 0.820 0.820 0.820
==========↑シフトアップの回転落ち
私の結論としてはアルテッツァにはDのミッションが良いが現在入手困難
E.F.が可能であればTRDのミッションに近いものが組むできることができる。
RX-8やS15にアルテッツァの1-2速ギヤを入れると、1-2速間は離れますが2-3速間が近くなりますので考え方次第ですが選択としては面白いかもしれません。
参考にしたHP
http://blog.livedoor.jp/cb_yokohama/archives/cat_60241497.html
http://www.cby.jp/hachiroku/parts.html
ブログ一覧 | 日記
Posted at
2010/12/26 14:46:36
今、あなたにおすすめ