2022年02月27日
手術と入院生活
数年前に健康診断で見つかった病気について、気にはなっていたものの我慢できない程の痛みでもなく仕事もそれなりに忙しかったので”経過観察”を続けていました。最初に行った病院は検診をしてくれた総合病院ですが、患者さんも多くて待ち時間も長くて通うには距離もあったのですが、頻度は年一回でしたので何となくそのまま定期的に通っていました。(+_+)
最近の感染症が流行り出してからは密を避けるために大病院へ定期的に行くことを止めていました。ふと近所にある評判の良いクリニックでも検査ができることを知り、大病院からクリニックへ変更して2年ぶりに診ていただきました。(#^.^#)
評判のクリニックはやはり先生の人格や経験なんだと思いました。話しを細かく聞いてくださり、日を改めて時間を掛けて超音波検査で綿密に診ていただきました。その結果、「治療が必要な状態と思うので市内の手術できる病院を紹介したいので今日にでも時間があれば行けないか」と言われました。
その日のうちに紹介状を持って市立病院へ伺いました。大病院の検査は別部門ですので当日に検査はできませんでしたが最短で検査の予約をしてくださり人生初のMRI検査で精密な検査をしていただきました。
その結果、内臓壁に炎症やポリープも認められたことから手術を勧められて実施することにしました。手術前に各種の術前検査を行い問題ないことを確認できてから手術の日程が決まりました。(^^♪
手術の前日に入院となりました。何か検査がある訳ではなくて、翌日の朝早くから手術のために前日から食事と水分を管理されている感じでした。
全身麻酔で腹腔鏡手術の術式で行いました。腹腔鏡手術は切開箇所が小さいので手術後に痛む期間が短く、退院も早いことがメリットのようです。私の場合は手術してから3日後の朝には退院ができました。(^^)/
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みなさんの関心事の一つに手術入院の費用があると思います。健康保健で治療を行う場合は処置の内容で点数が決まっています。本来ならばどこの病院でも同じと考えておかしくはないのですが、そこは病院とはいえ商売ですから通常の処置点数に○○加算を追加してみたり、断りにくい保健適用外の費用を提案してきます。これが総合病院や大学病院にみられる経営手法ですね。
それと比較すると私がお世話になった公立病院は費用が健康保険で行う処置内容に沿った点数で明細が出てきているような気がします。大きな金額になる費用の代表に”差額ベット代"があります。以前に某大学病院へ家族が比較的急病な状態で行った時は5万円/日が提示されたことがありました。差額ベット代は一泊単位ではなくて一日単位で計算されますから一泊二日では10万円にもなってしまいます。それでも仕方なく入った家族の個室は安ビジネスホテルよりも窮屈な部屋でした。(/ω\)
今回に入院した公立病院は希望者だけ別料金で個室が与えられます。希望しなければ4人部屋ですが一人あたりの面積がベットの両脇に車椅子が十分入れるスペースがあり概ね4.5畳くらいで入院生活の部屋として広さは十分でした。大部屋ですから個室の費用は掛かりません。なお手術の当日午後から翌日午前まではナースステーション近くの個室でしたが、これは先生が必要と認めた処置なので今回の公立病院では個室代の請求はありませんでした。これも健康保険の決まりでは従来からそのようになっています。私立の病院、大抵は手術後の個室代も請求されるようです。(・∀・;)
医療費の自己負担は3割負担が原則ですが一ヶ月の医療費の自己負担限度額は決まっています。これは自分が入っている健康保険へ「健康保険限度額適用認定証」を申請すると発行してもらえますので入院前に入手して病院へ提示しておくと退院時の支払額が表のように上限額以内での請求で収まります。もし間に合わなかった場合は一旦3割等の負担額を窓口で支払う必要はありますが、健保へ申請する等で返金されてくると思いました。限度額は一ヶ月単位なのでできるだけ月初めに入院できると費用の圧縮ができますね。(#^^#)
私が加入している会社の保険組合はそれとは別に下記の表のような更に低い限度額が設定されていました。したがって在職中に費用が掛かる手術を終えた方が都合が良いと考えて早々に手術に踏み切れたわけです。(^^)v
以上が入院と手術に関する説明と感想です。仕事の引継ぎや体調面、費用も含めて色々な都合を考える必要がありましたが、今回に体の心配事を無くすことができたのは良かったと思っています。
退院してから二週間後に診察を受けて傷の治りも良く、摘出した部分にも癌細胞等は無かったそうです。もう通院も必要ないとの診断でした。この日の診療支払額は220円、駐車場代が200円でした。(*´∀`*)
人生初めての入院手術となりましたが、手術後はやはり体力の消耗を感じました。これを70才以上で経験するのは体力的にもキツイだろうと思いますし、入院期間は恐らく何日も伸びたことでしょう。今回は良い経験になりましたが、これも近所の名医さんが勧めてくれたお陰です。家族のサポートも心強いものがありました。
さぁこれから人生の後半戦がスタートしました。趣味も仕事も家族サービスも頑張りたいと思います。(^^ゞ
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手術 | 日記
Posted at
2022/02/27 16:17:57
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