
帰国してからもうかなり日にちが経った。
そろそろ出張&観光レポートを書き始めないと、記憶から消えていきそうなので書きます(笑)
今回のイスラエル出張は場所が場所なだけに、周りからは気をつけて行ってきてと言われまくり。
出発前に「外務省 海外安全ホームページ」で状況を確認したら、「渡航の延期をお勧めします。」「渡航の是非を検討してください。」「十分注意してください。」の文字。
でも心配しても始まらない。最近日本でも何があるか分からないし。
さていよいよ出発。初日はドイツ・フランクフルトに宿泊。
その日に行こうと思えば行けるみたいだけど、乗り継ぎまで”7時間待ち”のイスラエル着が夜中になるからそれは無理ということで宿泊です。
泊まったホテルは「ヒルトン フランクフルト」
まさかこんなホテルに泊まれると思ってなかった。今回はちょっと特別らしい。
実際、普段は空港近くのホテルに泊まるようで。
このヒルトン、センターが完全吹き抜け状態。部屋は外周にぐるりとあるおしゃれ&驚いた構造。
部屋に入り荷物を置いて一息ついたらみんなで食事にフランクフルトの町へ。
ドイツビールにソーセージを探して町を散策。よさそうな店を見つけ入ったが満員で、店員が違う店を教えてくれたのでその店へ行くことに。
入る前にもしかしたらこの店と思いつつ入ってよく見たら、この店イタリアン!
でも店に入ったし腹減ってたからここで食事。でも注文したビールはドイツビールだからこれでよしとしました。
この後何もなくホテルに帰って、翌日のイスラエルに向けて早めの就寝。
翌朝ホテルで朝食を済ませ空港へ。
空港でチェックインを済ませて手荷物検査。ここが大変でした。
ベルトを外しポケットの物全て出してゲートをくぐるとなぜか反応。アメリカだと反応しないのに。
すると金属探知機持ったおっさんが、身体を擦り付けながらボディチャック。これをパスしてようやくOK。
でもね、イスラエル行きだけはなぜか同じチェックをもう一回受けるんです。
次も先ほどのようなチェックを受け無事にパス。
でいよいよ飛行機に搭乗してイスラエルへ。約4時間のフライトの後到着。
ちょっと緊張して入国審査。でも入国するのにVIPサービスなるものを事前に利用するようにしておけば、拍子抜けするほど楽に入国できます。
でも必ず英語がしゃべれるか、しゃべれる人がいないといけませんが。
空港も物々しい警備をしていると思ってましたが全然です。
荷物も無事に受け取りタクシーで宿泊先のホテルに向かいます。
宿泊地はテルアビブ。地中海に面したリゾート地といった感じです。
ホテルも目の前が地中海のリゾートホテル。一泊$200ぐらい。
さあ、いよいよイスラエルでの生活が始まりです。
仕事の話は無しにしときます(笑)
前にも書いたけど晩飯はみんなでホテル近くのいろんなレストランに行って食べます。基本こちらでは安全のため団体行動。
そこでビール&ワインを毎日浴びるように飲んでました。
それに料理も美味しいし、量もあるから太るのは目に見えてたけど(笑)
それにしてもイスラエルのビールもワインも料理も美味しかった!
ドイツのビールに負けてません。フランスのワインに負けてません。
ではここからは観光のお話を。
まずイスラエルの休日ですが、日本みたいに土曜・日曜でなく、金曜・土曜です。
初めの金曜は休出でしたが、土曜に「エルサレムに」行きました。
まさか自分がこのようなところへ行くとは夢にも思ってなかった。
高速を走り、そして下道を走りエルサレムに近づいたところで、自動小銃を持った人たちがいるゲートを通り中心街へ。
行った日は礼拝の日だったみたいで、信者の方が大勢来てました。
「嘆きの壁」まで行けるということで、壁の近くまで行こうとしましたがお祈りしてる人たちが多いのと、そこまで行っていいものかと思い行かずに戻りました。
それからキリストが十字架を持って歩いたという道を歩き、「ゴルゴダの丘」へ。
何も知らない自分は「ゴルゴダの丘」が普通の丘と思ってました。
恥ずかしい話です。
「ゴルゴダの丘」ここがキリストが十字架に磔にさられたところ。
今はこの丘の上に聖墳墓教会が建っていると知りました。
そしてキリストが最後に身体を拭いてもらった石台を見て、葬られたといわれる石穴も見ました。
また新しく建てられたお墓の中も見ることができ、写真撮影もOKです。
他の場所も一部を除きほとんど撮影できます。
写真は撮りましたがあまり綺麗に撮れてませんがまたフォトギャラにアップします。
この後近くの教会とかを見て帰途に。
一週間仕事をしてまた休み。今週は金曜・土曜の二連休。
初日はワイナリー&遺跡見学。ワイナリーは「CARMEL」というかなり大きいブドウ畑を持っている、イスラエルの2大ワイナリーの一つらしい。
ここでワイナリーツアー&試飲を体験。ワインの出来る工程などの話を聞いて最後にワインの試飲。ツアーと試飲3杯で約660円! これはお得でした。
あまりイスラエルワインは知られていないようですが、本当に美味しかったですよ。
このワイナリーで作られた2004年の赤ワインのメルローが最高に美味しいらしいです。ここでも売ってたけどフルボトルは売り切れで、ハーフボトルが5本ぐらい残ってただけ。
イスラエルはワイン発祥の地とも言われてるみたいですね。キリストの血がワインになったとも。
お次はカイザリアというところにある「導水橋」見学。
9Km先のカルメル山から直径17cm くらいの管で水をひいていたそうです。
ここも地中海に面したところで綺麗な場所です。前にブログで「みんカラ最高!」と砂浜に落書きしたところ。この遺跡をみてすごく歴史を感じましたね。
そうそうワイナリーで159 2.2JTS見ました。車編もアップします。
で、今日の観光はこれで終了。
そして土曜。まさかの「死海」観光です。
まず行くことは無いと思っていたのに行けることになりラッキーでした。
死海に向かい走っていくと景色にだんだん変化が。初めは緑も多くあったのですが近づくにつれて砂漠化してきます。そして峠を上りきり下り始めるとさらに景色が変化。次は地形の侵食が目立ってきて、グランドキャニオンを思わせる地形がでてきました。
これにはビックリ! そしてこの下り坂。海抜より下に向かってます。何でも死海のある場所は”海抜マイナス400m” 海面より400mも下です。道の横に海抜を示す標識があり「-100・-200・-300・-400」と表示してました。
またこの下り坂が「高速ワインディング」でアルファで走ると気持ちよさそうでした。実際バイク野朗達が走ってました。
そして一番低い土地の死海の横を通り、丘と言うか小さい山というかその上にあった「MASADA」遺跡を見学。
上に登るのにロープウェイか徒歩が選べるけど、迷わずロープウェイで頂上へ。
しかしよくこの頂上に城?を建てたもんだと関心しっぱなし。
ここで昼食を済まし本日の最終目的地「死海」の海水浴場へ。
行った海水浴場は有料で、第一印象はちょっと汚い感じ。
早々海岸へ降りていくと、第一印象通り”汚い” タバコの吸殻・ゴミが海岸にいっぱい! 10cmぐらいの石の海岸で隙間にいっぱい! 入る気が起きません。実際海パン持ってなかったから入れなかったけど。
で水を見ると、水割りを作った時みたいにモヤモヤとしてました。これは塩分濃度が高くて水に溶けきってないような感じ。そして塩分濃度が高いから触ると油を触ったみたいにヌルヌルします。実際に入った人も身体中ヌルヌルだったそうです。
そしてほんまにみんな浮いてます。立った状態でいると胸近くまで出てました。しかし塩分濃度高いから髭剃り後やキズはかなり痛いみたいだし、”下”の先もヒリヒリしたそです。
楽しい時ももう終わりで帰国の時となりました。
出国手続きにかなり時間が掛かるみたいで、かなり早めに空港に到着。そして荷物検査。これがほんまに時間掛かります。ちょっとでも怪しそうな物がトランクの中にあると、トランク開けさせられ隅々までチャック。そしてこのやり取りが全て英語で質問にちゃんと答えられないとやばいことになるそうです。自分は英語を話せる人に通訳してもらい何とか通過です。
そして乗り継ぎのため、ドイツ・フランクフルトに向け出発。
フランクフルトで初日に食べれなかったソーセージを食べるためにレストランへ。そしてビールといっしょに注文。
うまい!
やっぱりドイツではビールとソーセージを食べないといけません。
それから乗り継ぎ待ちしながらレストランにいた時に外を見てみると、雪が降って着ました。内心このまま降り続いて欠航になってドイツで一泊になればいいななんて思ってました(笑)
乗り継ぎ時間をレストランでつぶして、関空に向かう飛行機に搭乗。
10数時間後無事に帰国。
今回の出張ではいろんな経験させてもらい大変良かったです。
イスラエルなんて個人ではまず行くこと無いと思うし。
ほんまに出張に行ける仕事で良かったと思います。
こんな長いブログ初めてだから読みにくい・まとまりがない・間違ったこと書いている等々あるかも知れませんがお許しを。
また、これは良くないこと書いてると思うことあれば教えてくださいね。