今日は二台で琵琶湖あたりを周ろうと思っていましたが、滋賀は生憎の雨予報。
調べたところ三重県がまだマシな天候のようだったので、カフェセブンさんから奈良ニュルを抜けてR165を経由し、
ドリームオーシャンでの昼ごはんに変更しました。
昨日の通勤と松阪からの帰路で Sロクさんをドライブ。
私なりのファーストインプレッションをお届けします。
まず感じたのは、 Sロクさんのスポーツカーとしての実力の高さです。
加減速、旋回能力、シフトフィールやギアの繋がりの良さ、ボディ剛性など、さすが軽とはいえホンダでSの名が付くだけの事はあります。
一般道で実力を発揮出来るスポーツカーだと感じました。
エンジンの特性はフラットトルクかと思いきや、5,000回転あたりに少しドラマがあり、例の「シュパー音」とともにいいエンジンです。
ホンダスポーツ搭載のエンジンとしては少し物足りなさを感じましたが、充分なお仕事をしてくれています。
重ね重ねですが、Sロクさんは跳ねる乗り味やホスピタリティの低さを含めて本当に割り切ったスポーツカーだと感じました。
一方、ビートさんは腰から回るような旋回などはMRの特性としてSロクさんと同じ動きをしますが、完全に車の楽しさを体現する事を重視した「ミッドシップアミューズメント」に振ったキャラクターである事を今更ながらに認識しました。
開発当時にも言われていた事ですが、確かに良い意味でスポーツカーではありません。
底抜けに回るエンジン、カチカチ決まるシフト、軽やかなクラッチ、ご機嫌な吸排気音。それを低い速度域でご提供。まさに「公道最愉伝説」。
やはり、明らかにベクトルの違う二台です。
親子二台でツーリングをする際には、私のビートが先頭の方が良いです。思い切り曲がれますし、踏めますので。それだけ Sロクさんの限界は高かったです。
そんな二台を体験する者としてお若い皆さんに一言。
まだ乗れるうちに、一度ビートを体験して損は無いですよ。という事です。
逆にビートに長年乗るベテランの皆さんには、一度 S660を体験して損は無いですよ。という事もお伝えしたいです。
もし私のビートが全損廃車になってしまったら…。
その時は新車価格を超えるバリもんのビートより、 S660を選ぶかもしれないです。
そのくらい、2台ともホンダらしさが濃密に詰まった、今後現れないであろう希代の名車だと思いますよ。
さて、次回は軽最強エンジンを積む880コペンさんとSロクさんとの2台でTRGに行ってみたいと思います。
どんな発見があるのでしょうか?これもまた楽しみです。😊
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Posted at
2023/11/12 19:02:03