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イイね!

車遊び-1970's

(3) 基礎修行
2007年03月11日
最初はダブルクラッチ、スピンターン、逆ハン、ヒールアンドトウなんて何のことかわかりませんでした。(ちゃんとした教則本を買う前は、曲がり角を曲がるときに回転をあわせずシフトダウンしてブレーキを踏みながらアクセルを開けることがヒールアンドトウだと本気で思ってました。)

2冊の教則本を手に入れてからは、物理的な理論(ポールフレール様)と公道を走る実践的なスポーツ走行テクニック(岡崎様)を熱心に読み、分かると試して見たくなりました。

それからは日中の通学にダブルクラッチを練習したり(終いには回転をあわせてクラッチ踏まずシフトしたり)、ライン取りを考えたり、ステアしてわざとロールさせてストロークを稼いで突出しているマンホールを踏んだり、同じように穴ぼこがあるとわざと車輪を落としたり、ブレーキ踏んだり、アクセル踏んだりしながら左右前後荷重移動を覚えたり、週末は夜な夜な山にいってヒールアンドトウを練習しながら安全のためにアウト-インーインで峠道を走っていました。

一番苦労したのはカウンターステアの練習でした。ドリフトしたくても絶対的トルク(勿論馬力も!)が無いし、LSDなんてありません。だから、

1)一度郊外をドライブしていたら非舗装路(砂利道)でリアがアクセルに応じてズルズルと滑って4輪ドリフト気分を味わってから、近郊のダート道を探して走りまくりました。

2)雪が降ると5分山タイアで公道に繰り出し(犬じゃあるまいし?)、ズルズルとすべるのを楽しんでました。(今から思うと雪で半坊主タイアでアンダー出してたら、スピンしたら、とハラハラしますが。)

3)めぼしをつけたコーナーで毎週徐々にスピードをあげて死ぬ気で突っ込む(慣性を使うことを考えた)-(特にμの低い時を狙っていたので)雨の日に100kmで突っ込んで滑ったまではいいのですが、コントロールできず(当たり前だ!初めてだぞ!死ぬ気か?と、今では思いますが)大スピンしてコンクリートの電柱にリア左側面を大破させて止まりました。40cmずれていたら、助手席の兄は重症を負っていたかも。

いずれにしても若い時は無謀ですね。いま振り返ると肝が冷えます。

こうやって頑固なほどにアンダーの強い(従ってコーナリングとは姿勢を乱してリアをブレークさせることだと思ってました)板バネリジッドの原始的な車で走りながら、「ア~、一度でいいから、ミッドシップDOHC、4独、4輪ベンチ・ディスクブレーキ、ラックアンドピニオンステアリング、低い2座席スポーツカーに乗りたいなぁ」と夢想してました。(当時ではスペックを満たす車Ferrari Dino 246GTとRancia Stratosしか無かったのじゃないかしら?-ともにCGが絶賛してましたが-ロータスヨーロッパでさえリアはディスクではないし、Porche 914SはSOHCだし、Fiat X1-9は格好だけだし。)

親は心配して絶対に車を買い替えないので、「就職したら!」というのが当時の希望でした。

ps. 当時乗っていたのはこのカローラ1400の他に兄の「暴走族サバンナ(12Aロータリーで120HP。ゆるゆるのボールナットステアリングがすごく、左45度右45度位振っても完全に直進してました)」、親父の会社のスバル軽(4速全開で80kmしか出ませんでしたが、RRで4独、アンダーは強かったですが回頭性はFRとは比ぶべくも無く、「ポルシェと同じだ!」と楽しい経験をしました。)

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