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随分長いことほったらかしにしておりました。
と言うわけで、不定期連載（？）続編。



見知らぬ方から二人、立て続けにメッセージが来て
無条件にビビリ入ったワタシ。
え、何書かれてるンだろう。おっかない。
しかも二人とも男性っぽい。
何、もしかして【お前生意気なんだよ、スカしてんじゃねーよ】的なアレ？
（※当時、この手のメッセージが頻繁にあって怖かった）

もう、ハラハラドキドキバクバク。意を決して…


★一通目（当時C5オーナー）★

【初めまして。French Blue Picnicというイベントを運営しています。よろしければ、８月の終わりか９月頭の日曜日にあるので、いらしてみませんか？】
といった感じの内容。
（もっと長かったけど、概要はこんな感じ）

おやー？
French Blue Picnic？
なんかわかんないけど、面白そうなイベント。
へぇ、千歳のレラでやってるンだ。いってみたいなー。

でも、…どうしよう。
一応RCはノーマルで乗ろうと決めている。
サーキット走らせるか迷っていたけど、LHDだと
ライン取りからタックインから、何から何まで変わってしまう。
サーキット走るなら、やっぱワタシはRHDだ。
輸入車で弄る気は無いし、弄ると
バランス崩れるのが目に見えていたため
ノーマルを貫こうと決めてかかっていたのです。

…ノーマルだと、相手にされないんだろうか。
（※これが一番の懸案事項だった）


色々迷って、その方へ返信を送ったのです。
【お誘い有り難うございます。楽しそうなイベントですね。…でも、ワタシのRCはドノーマルなんですが、それでも大丈夫でしょうか？】
…というような内容を。

すると、数日後返事が来て
【大丈夫ですよ、ノーマルでオッケーです。僕のC5もノーマルですよ】。あぁ良かった、ひと安心。


でも、ホントに
【生意気なんだよｺﾞﾙｧ】的な内容じゃなくて良かったです。。。
今だから言えますが、本気であの時
かーなりビビっていました（申し訳ございません）。



★二通目（当時307オーナー）★

実は６月だったかな、初夏の日にプジョー車でツーリングしましょう、
という事になっていて
たまたまこの日何もなかったので、早々に参加表明していたんです。

すると、この方からメッセージが届きまして

【初めまして、307乗っています。ツーリング当日、誰もいなくて僕と主催者だけだったら２台だけ？と思ったのですが、他に参加者がいて良かったー！当日、宜しくお願い致します。】
という感じの内容。
（やっぱり色々かかれていたのですが、概要はこんな感じ）


あぁ、良かったー。ビビった、立て続けだったから。。。(^^;
マジで【生意気なんだよｺﾞﾙｧ】的な内容だったら
本気で沈んだままだっただろうし、
ツーリングにも参加できなかったであろうから…。
（勝手に誤解してしまって申し訳ございません）

因みに、この方の同級生のナントカさん。
メッセージの内容で、ナントカさんの話題が出てきて
【それって、もしかしてあのヒトでは…】と思い当たる方を告げたら
バッチリストライクゾーン的中。
ワタシが以前加入していたクラブの方という事が判明。
世間って凄く狭い…



何はともあれ、二人ともいい方で良かった。



そんなこんなで、６月の初夏の日曜、ツーリングへ行くことに。
支笏湖のパーキング集合。
ツーリングなんて何年ぶりだろう。
いやいや、みんなについていけるだろうか。

赤の206XS、白の307SW、銀の307（メッセージくれたおにーさん）、青の106、紺の206S16、…え？？？
（途中合流で青の206CC、紺のC5、赤のC3もいました）

紺の206S16、WRウイングのコレ、見たことある！
空港過ぎた辺りで追っ掛けたけど
爆走してって撒かれたあのクルマじゃないだろうか。


銀の307CCの方もお見送りでいたのですが
どうも初めましてと申したら
【僕、お会いした事ありますよ】とのこと。
え？ダレ？会ったことあった？
全く予測つかなかったので【あの、どちらで…】と尋ねると
【青いレガシィ乗っていた方ですよね？】。
うわあああマジかバレてる（ぁ
でも、ホントにごめんなさいなんですが
このおにーさんは本気で解らなかったです。。。



なんか色んな処で自分の存在を知られているのが判明されて
ワタシってそんなに存在感あったっけ、と不思議に思ったのでありました。




（そして再びつづくのであります）

(つづき)


何時しか、暇見て通うようになったブルーライオン札幌北店。
ユーザーからは賛否両論あったようですが
ワタシ自身は特段嫌な想いしてないんです。

ここには、パーツやお洒落な小物もチマッと置いてありました。
(皆さまお馴染みプジョーのヴィクトルくんは、プジョーディーラーでしか買えません。玩具屋では入手不可能です)


そんな中、最初に買ったプジョーは










コ ー ヒ ー ミ ル










ナンでこうなった…あぁ無駄遣い。
しかもショールームで売っていたものを、無理矢理テイクアウト。。。

ディーラーでコーヒーミルを販売しているのも不思議でしたが
発想変えればネタにもなる(と思う)。
まぁその昔は、オンラインショッピングで販売されていましたし。


そもそも、プジョーって最初はクルマやチャリではなくって
ミル(コーヒー、ペッパー、ソルトなど)の刃物から始まっているようなんですと。
なもんで、コーヒーミルも必然的にラインナップされていたのかと思われます(^○^)
(今は残念ながら取り扱いをされていないのです)


その後、ネットで見掛けた
【206RC、先行予約受付中】という広告に衝撃を受けてしまい…。


ナニ


206RC、カッコいい。
しかも結構装備も良い。
素敵なブルー。
赤い106を見た時以来の稲妻が目前に落ちてきたような衝撃と、揺さぶられ感。
ちょーどサーキットもハマりつつあって
欲しくて欲しくて堪らなくなったのです。
106で点火し、306で火が燃え広がり、206で爆破した“プジョー欲しい病”。
206RCに片想いをしたけれど
ワタシが買うにはちょっと値段が…


その頃、レガシィをショップへ預けて
チョコマカ弄って貰っていたので
弄り代の資金投入がなかなかの状態だったんです。
それプラス、経年劣化や故障も出てきていましたから
アレ治してコレ買ってアッチも交換して…
本業だけではままならぬ、休日を利用して裏バイトに手をつけていた始末。
※やましいバイトではありません。意外と地味で健全で資格が無いと出来ないバイトですが、詳細知りたい方はオフレコで
(ワタシの見た目を考えると、そんなやましいバイトが出来るような雰囲気はゼロどころかマイナスでしょう)


先行予約の段階では、結構いい調子で受注入っていたらしいんです。
買いたいけど、コレを将来的に通勤車や業務車両にしたくないしな…という不安、
保険料高そうという勝手な先入観、
ガイシャ診てくれるところが近場にあるかどうかの心配要素、
そして何よりレガシィとの２台体制、
もう何から何まで色んな意味で絶対キツい。
支払いしても、ガソリン代や車検が工面出来なければ無意味だし。

色々考えて
まだレガシィに乗れるというところや
ラリージャパンのオフィシャルとして委嘱されたからスバル車で行きたいという想い、
弄って貰ってモータースポーツをたしなむのにイッパイイッパイで
当時は憧れで終わってしまった206RC。
憧れを憧れで終わらせるのは簡単なんですが、イマイチ諦め切れず。

最悪RCが無理なら、個人的に好きなローラン・ギャロス(限定車)にしようと考えていました。
しかしタイブレーク・グリーンは、1600ccしか展開されていなく
4ATしかないという始末。
プジョーのATはディーラーの方も【よした方がいい】と仰っていたくらいだったので
206の4AT＝AL4怖いというイメージが。

しかし、諦めの悪さが仇となってしまい、後にリアルで中古の206を買ってしまったという
ウソのようなホントの話。
しかもATのローラン・ギャロスではなく、MTの206RCを。
かててくわえて事後承諾という暴挙っぷり。


ほんで。
気付いたらネットでポチ(あーあ


RCを買う時は、家族に内緒にしてたんです。
逐一言う程のモンでもない(と思っていた)し、そもそも自分のクルマであるからして
ドコのダレからも資金援助されていないワケだから
自分で賄えるんであれば買ってもいいだろう、と云う勝手な想いで。
でも、やたら嬉しい筈なのに、何故か誰にも伝えられない想い。
周囲から輸入車を反対されていた…という背景もあり
買っても言いにくい部分があったんです。


そんなこんなでやってきたプジョー206。
人生初の輸入車、人生初の左ハンドル。
パーソナルで使うには、ホントにちょうどいいサイズ。
周囲では輸入車を持っている方が殆ど皆無なため
プジョー買ったの～といっても、然して興味を示してくれないのは解りきっていたんです。
しかしそんな事よりも


乗

れ

る

の

か


…納車したのが、２月６日。もう、リアルで206な日です。
運転云々に関しては、物凄く不安でしたが
案外杞憂に終わってしまいました。
唯一、わかっちゃいたけどどーにもならなかったのが





冬ワイパーが無いから
大至急買いに行かなきゃならない





本州から引っ張ってきたクルマなので、夏ワイパーで納車～。
本州って、スタッドレスはあっても冬ワイパーの扱い自体が無いらしいんです。
ソレこそ最寄りのディーラーで買うしかない的な(←札幌か!?)。


と言うわけで翌日、ETCセットアップを終わらせたその足で
冬ワイパーを買うため“だけ”に札幌へ…。
折角なので、パイン館であったかいコーヒー飲んで寄り道したり。
パイン館、個人的にホットオレンジが大好きだったんですが
残念ながら２月にお店閉店してしまったんですよねー(ToT)ｶﾅｼｲ


黙って買ったから、トーゼン両親が激怒しまして。。。

お袋【アンタちょっとこっちきな】
ワタシ【は、はぁ】
お袋【ちょっとソコ座んな】
ワタシ【…(ヤバい空気やな)】
親父【お前、あれ、ドコのクルマだ？】
ワタシ【フランスのトヨタみたいなクルマ】
親父【どっから買った？？？】
ワタシ【…仙台】
お袋【いくらした？ぁあん？】
ワタシ【ち、中古だから…】
お袋【子どもの癖に、そんなドコのかわからんようなガイシャなんかやめなさい!!クルマ返して、払ったお金、戻して貰いなさい!!】

いや、もう、返せんから…(^^;
無駄にやたら怒鳴られましたorz


でも、そんなもん気にならないほど
乗れば乗るほど好きになってった、プジョー。
VVTの音もカッコいい、
デュアルエキゾーストのマフラーもカッコいい、
見ても乗っても走ってもメーター見ても胸が躍る。
決して何処へでも行けるクルマではないけれど、何処までも走りたくなるようなクルマでした。
程々にスポーティーな感じも良かったです♪





ところが、少し運転も慣れてきた春爛漫の頃
見知らぬ方から二人、立て続けにメッセージが来ました。

見知らぬ方からのメッセージ…
無条件に怖いという気持ちを抱いたまま
ハラハラビクビクしながら、メールを開けてみたワタシ。
後に、ワタシの未来が(いい意味で)変わってしまうとは
この時は全く予測つかなかったのは言うまでもありません。





(まだあるよっ、だからつづくッ)

【Last Christmas】でお馴染みのジョージ・マイケルが
よりによってクリスマスの日に亡くなったらしく、ウルッときてます(T-T)
はいどーもこんにちは。




フランス車。
気付けば２台併せて、６年強経ちました。
今回は、プジョーについてアレコレ
わからんなりに綴っていきます。


プジョーを知った最初の切っ掛けは
遡る事今から23～24年前、実は自転車。
歌手の谷村有美さんが何かの写真で写っていた
素敵な自転車、ソレがプジョーだったんです(^○^)


へぇ、プジョーのチャリなんて、お洒落だな


そこから知った、プジョー。


後に、当時お付き合いしていた彼が
(へっ？ホラ吹くのも大概にせぇやって!?有り得ないって言われそうですがいたんですよ～、こんなワタクシなんぞにも)
社会人になり就職したところが、かつて戦闘機を造っていたドコゾの日本車ディーラー。

ディーラーの営業だったのですが、たいしてクルマにキョーミ無かった彼が
一生懸命勉強したんだろうな、クルマの本が沢山山積みにされてありまして。
(紛れてヤバい本も膨大にあって顔面蒼白に…)
ワタシも遊びに行ったついでにチマチマ見せて頂いたら



ちゃりらりーん(ピカッ



なんだこの可愛いクルマは



その可愛いクルマの正体は、赤のプジョー106XSi。



あるとき、夕食時に彼と話が出ました。
【あのさ、ゴハン食べながらでいいんだけど…そろそろ来年辺り新車買おうと思ってるンだ。で、この本にあったプジョー106か、こっちのページにあった(出たばかりの)ルノーのトゥインゴってのがいいなぁと思うんだけど】


！？？？
彼、ボーゼン。


ワタシは当時、スカイライン。俗に云う、ホリデードライバー。
彼はスバルディーラー勤務。彼のクルマは大学時代から乗っていたヴィヴィオRX-R。
クチにはしなかったけど、出来ればスバルで買って欲しい、というのは分かっていました。
だがしかし言うだけはタダだ、言うだけ言ってみたんです。


彼がクチを開き↓
【ん～、どこのクルマ？？？】


ワタシはすかさず
【どっちもフランスらしいよ。なんか可愛いよね】と。


彼が、
【フランス…よりによって、フランス…!?】


よりによって、ってどういう意味だ


【オレまだぺーぺーだからアレだけど、イタリアとフランスとイギリスだけはすぐ壊れるから絶対よした方がいいよ。途中で止まったり壊れたりするよ？しかも左ハンドル…】


…全力で阻止されたのでした。。。

今と違って、20代前半のオネーチャンが
中古でも新車でも輸入車を買えるような風潮でもなかったし
(まして、上司や親よりいいクルマ買うなんて言語道断的な処も)
何と無く御時世的にハードルが高かったのはありました。


全力で阻止された後日、友人が
【スズキとダイハツのディーラーでクルマ見たいからちょっと付き合ってくんない？】
と誘いをかけてきて、いいよーとヒョコヒョコついてったワタシ。
友人と席に座ると、奥になんとプジョーのカタログが!!


ちょ、ナンで!!ナンで、どーして!?


営業の方が
【御希望のカタログはありますか？】
と仰ってくれたのですが、
友人は【そこにあるワゴンＲとジムニーとカルタスクレセント】、
ワタシは【奥にある、あれプジョーっていうんでしょうか？それの、106と205と306がいいです！】


営業の方と友人に
【えええコイツ本気か】
というような顔をされた記憶があります。
20年前当時、女性が指名でプジョー欲しがるのはレアだったらしいです。


当時、北海道では
スズキディーラーでプジョーを扱っていたようなんです。
しかし、スズキの方が仰るには

【プジョー…修理に来られると困るんだよね、治せる人いないし。出来れば売りたくないし、お客さんには買って欲しくないんです】

と言われた思い出があります。
でも、チャッカリ106と205のカタログを頂いて帰ってきました♪


なんだかんだで結局、パッションブルーマイカのレガシィツーリングワゴンGT/E-Specという特別仕様を買って乗り回していたワタシ。
しかし、輸入車に乗りたい気持ちが日毎に増幅。
そこで(ドドン


ある日、新聞に小さく掲載されたプジョー206。
別の頁には、ルノーのカングーの広告も掲載されていて
ルノーの来場プレゼントが、また小粋で。


【FAUCHONのドリップコーヒー粉１缶】


…マジ!?
ナンだって!!
太っ腹じゃん!?
こりゃあ行くしかないでしょ(←図々しいぞ


当時、ルノーは現在の場所ではなく
旧石狩街道沿いの北20条にあったんです、が


駐車スペースがやたら狭い
(歩道に顧客のクルマがあるなんてデフォルトだった)


現場付近に辿り着いたまでは良かったけど
クルマを置く場所が…


ルノーは行けないな、じゃあプジョーへ行こう


当時、プジョーのディーラーは西でも南でも無く、
今はなき北43条東にあったんです。
【ブルーライオン札幌北】という名称で。


というわけでハラハラバクバクしながら
ガラス張りのブルーライオン札幌北へ乗り込み。


おじゃましまーす…



一階と二階がショールーム。
二階は、何故か靴を脱いであがります。
一階に206が展示されてあり、二階に106が展示されていました。


わっ、いいな106☆


s16ではありましたが、106が何やらかっこよく感じたのです。
この106との出逢いを機に、暇見て札幌北店へチマチマ通い始めました。





(続編は後日！つづくっ)