萱津神社
むかしむかし、毎年秋になると萱津神社を祀る付近の村人たちは、
豊かな自然の恵みに感謝して、大地から採れる野の初物と海から採れる藻塩を、
初穂としてお供えしていました。
しかしせっかくの供物もそのままにしておくと、まもなく腐ってしまいます。
これに嘆いたある村人がカメに入れて供物を供えてみました。
するとどうでしょう。野菜と塩が作用して、ほどよい塩漬になったのです。
村人たちは、時が経っても変わらないこの不思議な食べ物を、
神様からの賜り物として尊び、諸病の免除、万病快癒の護符として、
また保存食品として蓄えるようになりました。
このようにして漬物が誕生し、やがて我々の食卓の上にのぼるようになったのです。
現在、萱津神社ではこの故事に従って毎年8月21日を「香の物祭」として祝っています。
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