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梁井のブログ一覧

2014年10月31日 イイね!

コペンくん購入記、その六。

コペンくん購入記、その六。「車音痴、車を決める」

コペンローブはお店でCVT試乗済。86はレンタカーでGグレードのMT試乗済…。

ということで、コペンのMTと86GTのMTを予約して試乗してみることにしました(`・ω・´)



まずは86。

小雨がパラつく土曜の夕方。近くにはショッピングモール、大して広くもない国道に、買い物帰りのファミリーカーだらけという、街乗りの局地みたいな立地。それなりに混んでましたが、逆に市街地の感覚がわかってよかったです。運転席に座ると、

「コクピットって感じ…」

マルチエアコン付きであるGTグレードの内装は、Gと比べるとかなりかっこいいです。内装がいいとか運転にゃ関係ねーじゃねーかと思ってた学生時代の私よ、大人になってしまったら分かる、内装凝ってるとね、テンション上がるんだよ。

車高も低く、包まれ具合が半端ないです。ちょっと目を閉じ、「梁井、DBA-ZN6、出ます」と(心の中で)呟いてから半クラッチ。発進します。

コペン、スイスポと比べると、クラッチのミートポイントが奥にあってシフトのストロークも短く、操作性がよかったのを覚えています。シフトフィールがいいとはこういうのを言うんでしょうか。交差点を曲がるときも、「おおー」と声が出るくらい気持ち良く曲がってくれます。

前が空いたとき、「踏んでもいいですよ」と言われましたが、加速はレンタカーのときに体感済みなので控えめに。普通に走る分には車内は非常に静かです。

そういえばレンタカーで高速に乗ったとき、一番印象的だったのはサウンドクリエイターの効果でした。吸気音、というか脈動を増幅して、運転席に取り込んで響かせる装置らしいのですが、おかげで「踏み込んだときだけ」コクピットに音が響きます。玄人の方々がどう思うかはわかりませんが、私のようなスポーツカー初心者からすると、これはすごく面白かったです。一定以上踏むと変身する感じ。

ちなみにレンタカーで向かった先は成田空港です。空港、たまーに行きたくなります(´・ω・`)



総合的に、すごく運転しやすい車でした。

クラッチとシフトの感覚は、むしろコペンより馴染みやすかったくらいです。予想以上に相性よく感じられたので、さらに迷う要因になってしまいました。強いていえばロングノーズなので鼻先の感覚が掴みづらかったのと、バックのとき後ろ下部が全く見えないのは気になりましたが、こんなん慣れだとも思いました。

コペンと印象が違うのは、何より運転席に座ったときの感覚。これは間違いなく86の方がストイックでした。

「コクピットに座る感じ」

というのが、86に感じた一番の印象です。こりゃあ操るためメカだと思いました。



続いてコペン。

「近所の○○店で購入するつもりだけど試乗車がCVTしかなく、MTを買うつもりなのでこちらで試乗させてほしい」と伝えると、「担当は○○か?」と訊かれ、

「そうですか!いや、○○私の同期なんですよ!信頼できる営業なので、ぜひとも彼から買ってください!」

またこのパターン(´・ω・`) まあでも意外な人の接点があって、ホント面白かったですこの車探し。

初めて乗るMTのコペンは、クラッチの感覚が86やロードスターと大分違って(ミートポイントがやや手前、シフトのストロークも程々にある感じ)、何度かエンストをぶちかましてしまいました…。ちょっと馴染みにくかったので、参った、86を諦めるための試乗だったのに86の方に好印象を持ってしまった、なんて思いはしたのですが…、

夕方のさいたま市、少し坂のある幹線道路や、新しく出来た車通りの少ない国道を、オープンにしてパタパタ風を受けながら、饒舌な営業さんからあれこれ話を聞きながらの試乗は、それでもやっぱり楽しかったです。それは86とは違う種類の楽しさでした。



ここからまーた一週間くらい悩み続けます。

現実的に買えるのはコペン。ただ86も買おうと思えば買える。維持費もギリギリだけど大丈夫。それなら、元々憧れだった車に行く方が初志貫徹でよくないか?クラッチの感覚も、86の方が合っていた気がするし。見た目だって86の方が好きだろう。

一方。

86を買うと金銭的に余裕のない生活になる。それでホントに毎日楽しめるのか?クラッチの相性なんて言っても、MTを運転したことが片手に余るような輩に相性も何もわかるもんか。乗ってりゃどんな車でも慣れるだろう。何よりコペン楽しくなかったか?

なーんて悶々としながら会社の昼休みにカップ麺を啜っていると、

「日本初!コペンローブのレンタカーが千葉県野田市に登場!」
http://www.omoshiro-rentacar.com

危うくラーメンを吹きそうになる。これロードスターと86借りたとこじゃん!コペン新車で買ったのかよ!

おもしろレンタカーさん。導入したばかりの新型コペンは最長4時間のレンタルですが十分です。この際なので、野田からウチまで、田園地帯あり市街地ありの道をコペンローブでダラダラ走ってから、どっち買うか決めようと、さっそく予約してみました。



日曜の朝。晴れとも曇りとも言えない、暑くも寒くもない7月のオープンカー日和。

オーディオレスの白いコペンローブで、見知った道をぶらぶらと走ってみます。

ダイハツが提示した、田園地帯に停まるコペンを写したLOVE LOCALの写真がありますが、「あー、今あの写真みたいなとこ走ってる」と思いました。

信号待ち、隣に停まった軽トラのおっちゃんからシゲシゲと見られ、「かっこいいねー」「いやこれレンタカーなんですよ」と答えると、「そっか」とケラケラ笑われます。

小さくて軽い(軽規格としてはそれなりですが…)コペンを、慣れないシフト操作で3速に叩き込むと、いい具合の加速感で60km/hまでグイグイ伸びてってくれます。

試乗のつもりが、完全に頭を空っぽにしてドライブしてしまいました。



コペンを返し、ちょっと用事を済ませに都内に出て、夜、スピアーノくんでやたら空いてる環七を走りながら考えました。

今みたいに、軽自動車の窓を全開にして帰りの国道をダラダラ走るのが好きな私にとって、「DBA-ZN6、出ます」と呟きたくなるほどかっこいいスポーツカーと、軽のオープンカー、楽しいのはどっちだ?

…コペンかなあ。

86を買って、私自身を憧れの車に合わせていく、というのも正しい選択だとは思いましたが、結局私は今の自分の雰囲気に合っていると思える車を選びました。まあ、私にオープンカーが似合っているかどうかはまた別の問題ですが、これもMTと同じです。乗ってりゃそのうち慣れるでしょう。



私はコペンを買うことにしました。

次で最後です(´・ω・`)
Posted at 2014/10/31 21:35:08 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2014年10月28日 イイね!

コペンくん購入記、その五。

コペンくん購入記、その五。「車音痴、ディーラーにいく」

車の話とズレますが、私は以前、楽器屋で店員さんに「何かお探しですか?」と声をかけられ、「テレキャスかジャズマスター、どっちを買おうか迷ってる」と答えたところ、派手に笑われた経験があります。

店員さん曰く、

「また全然違う2本で迷ってますねー」

余計なお世話だこのやろう全然違うから迷ってんじゃねーか(`・ω・´)

とはおくびにも出さず、いやーそうなんすよー決めらんなくて、と笑って誤魔化しましたが、これはつまるところ、

「コペンと86、どっちにしようか迷ってる」

と答えるのと同じレベルの回答であり、スポーツタイプが欲しいのはわかったけどもうちょっと絞り込んでから来いよ、という店員さんの愛想笑いは、まあたしかにその通りだなと思います。

ただまあ、全然違うから悩むんですよね。

たとえば86とBRZとか、エクストレイルとCX-5とか、クーガとイヴォークとか、ボクスターとエリーゼとか。タイプが近くて共通点が多いモノ同士を比べる方が、差異がはっきりと見えるので、私にとってはすぐ決められます。事実、TokaiのストラトかG&Lのストラトで悩んだときは、10秒くらいでG&Lに決めました。同じ領域の中で自分の好きな方向に寄ればいいので簡単です。

が。

たとえば「イヴォークとエリーゼ、どっちがいい?」と訊かれたら、私は結構迷うと思います。どっちも好きだけど、タイプがあまりに違い過ぎるので、どっちを買うかで生活スタイルも変わるでしょう。ちょっとした人生の別れ道です。

そんなわけで、今回最終的に86かコペンローブかで迷うことになるのですが…、埼玉ダイハツ、ネッツトヨタ。それぞれ担当してくれた営業さんは、どちらも決して笑わず、真剣に相談に乗ってくれました。感謝してます。

…ちなみにテレキャスもジャズマスターも買わずに結局ストラトを選択したので、店員さんは単に、「こいつあんまり買う気ねーな」と判断してあしらったのかもしれません(´・ω・`) だとしたら見事に正解でした。



まずはダイハツへ。

近所のディーラー。車を停め、外にちょこんと置かれた試乗用らしきコペンの周りをウロウロしながら見ていると、営業さんが出て来て声をかけてくれました。

「はじめて車を買おうと思ってて、諸々よくわからないけど新型が気になっている」とストレートに伝えると、「よければ詳しく説明する」と中へ案内されます。大人しくついていく私。

「はじめての車購入とのことで、細かく補足をしながら見積りを作っていきたい。で、見積り、残価ローン、保険のシミュレーションを行い、毎月の支払いのイメージを持ってもらってから、持ち帰って他車と比較をしていただければと思う。今日はそんな流れでよいか?」と前置きをされた上で、コペンの色とグレードを決め、あれこれオプションを付けていきます。

この担当さん、会話がとてもスムーズです。説明が上手いんですね。全体の流れをまず提示してくれるし、質問に対してはまず結論から答えてくれるので、話に付いていきやすいです。今後もお世話になるのでこの点は見習いたいですね。

とどめに、どのタイミングで言われたか忘れてしまいましたが、

「ちょっと乗ってみます?」

乗らいでか(`・ω・´)

はじめて乗るコペンは、CVTだったこともあってゴーカートみたいな気楽さがありました。何よりよく曲がる!それまで乗ってた実家のスピアーノくんと比べると、左折一発で違いが感じられます。音もやる気にさせてくれるボボボボという低音がよかったです。



続いてスズキへ。

家から歩いて行ける距離にスズキがあるのですが、スイスポの試乗車は残念ながらないようです。が、元気な若いにーちゃん(今年の新卒らしい。頑張れ新社会人(`・ω・´)に案内され、中古のスイスポに座らせてもらいます。

チャンピオンイエローの印象が強いスイスポですが、白もスッキリした印象でよいですね。コペンや86と比べて、座った感じは普通のハッチバック車です。いい意味で気楽です。でも、内装もエクステリアも、細かい部分が走り仕様になっているのがかっこいいです。

その後、担当させてもらう者をご紹介しますと言われ、店内にいくと、

「こんにちはー! よろしくお願いしまぁす!」

美人のおねーさん現る\(^o^)/

動揺し、ガラス扉に激突する私。焦るおねーさん。すみませんでした。あれこれ説明してもらいながら見積もりを作ってもらいます。

スイスポの利点は、その抜群のコスパ。安さもそうですが、残価ローンのキャンペーン中で金利もダントツで低かった。ただ、同価格帯のコペンと比べると諸費用で差が出ます。そうなるとあんまり変わらないか…?

後日近くのディーラーを紹介してもらって試乗したところ、こちらも非常に乗りやすく、好印象でした。軽いし小さいし、あとは良くも悪くも、ミラーがデカかったのが印象的。後方はかなり見やすいです。

ただ、これなら同じ価格帯のコペンの方が、コンセプトが振り切ってておもしろいな、とも思いました。車としてはすごくよかったので、コペン発売前だったらこっち買ってたかも。

最終的により思い切った2台であるコペンと86に絞られましたが、スイスポも好きな車です。こっちにしても不満はなかったでしょう。おねーさん美人だったし。



最後にネッツトヨタへ。

86の見積もりを作ってほしいと伝えると、紺色のジャケットを着こなした細身のにーちゃんが担当してくれました。同い年らしい。車のディーラーというよりアパレルにいそうなにーちゃんです。

この人、ホンダのTYPE-Rを乗り継いできた剛の者で、今の愛車はプリウスα(とインテR)、車の魅力は加速感。口癖は「免許が足りない」。86に対する説明も非常に技術的で、あれやこれやと教えてくれます。

途中「他にどんな車考えてます?」と訊かれ、「コペン」と答えると、

「うわーコペンかー!いい車ですもんねー」

なぜか渋い顔で賛同されました。後日、なんであんな顔をしたのか理由を聞いてみたところ、

「勝てないなと思ったんですよ。値段も100万違うし、向こうはオープンですからね。梁井さんスピード出すタイプじゃないって話でしたし、その2台なら、最終的にコペンにしちゃうんじゃないかと思ったんです。だから、どうやって86を勧めてくか、少し悩みました」

たしかに86を勧めながら、なんやかんやコペンを褒めてたなあという印象が残ってます。「オープンだし、気楽だし、何より86と違って思いっきり踏める。86でいちいち踏み込んでたら免許が足りない」などなど。

逆に86の魅力は、「FRであること、水平対向エンジンによる低重心から来る運転感覚、サーキットなどで走るなら間違いなく86。何よりかっこいい。楽しくて免許が足りない」などなど。

この時点で、理性はコペンにしろと叫びますが、憧れがやっぱり86かっこいいと喚きます。

86に関しては予算的にギリギリなので、こちらも少し商談を意識して話を展開していきます。もし86にするなら多少無理してでもGTグレードにするつもりでしたが、「予算的に厳しいので買うならG」「そりゃ勿体無い。買うなら是非GT以上に乗ってもらいたい」「私もそう思ってるけど40万の価格差はデカイ」などと、それとなーく値引きを要求。「限界はまた聞きにきてくれ」と、とりあえずの値引き額を提示してくれました。謝辞を伝えて帰ります。

帰りの車内で、予算的に考えてもやっぱりコペンかなーと思っていましたが…、



翌日なぜかシルビア野郎からメールが来ました。

「昨日、ネッツトヨタに86の見積もりもらいに行った眼鏡って、おまえか?」

「なんで知ってる!((((;゚Д゚)))))))」

「担当したの○○って同い年のやつだろ。ありゃおれの元同僚だ」

シルビア野郎、現在は転職して公務員をやってますが、新卒で入った会社ではディーラーをやってました。86の担当さんは、そのときの同期だそうです。

商談中、「車に興味を持ち始めたのは地元の友人の影響で、そいつはイチゴーのシルビアに乗ってる」と話したところ、担当さん、しばらく考え込んだ後、

「…その人、高速でスピード出したりするタイプと、サーキット行って走るタイプ、どっちですか?」

「どっちでもないですね。最近は『歩くように運転する』とか言って、シフトショックを0にすることに心血注いでるみたいですけど。普段からスピードはあんま出さないですよ」

これで「あいつか」とピンと来たそうです。

シルビア野郎からも、元同僚でインテRに乗ってる免許の足りない友人の話は聞いていたのですが、私は全然気づきませんでした。うわーなんだよ友達の友達かよ!変なところで繋がっちゃったなーと悩む私。これで86かBRZならこの人から86を買うので、必然的に購入候補は2台に絞られました。

続きます(´・ω・`)
Posted at 2014/10/28 20:24:13 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記
2014年10月25日 イイね!

コペンくん購入記、その四。

コペンくん購入記、その四。「車音痴、お金の計算をする」

名古屋かどこかに出張していたときだと思いますが、ふとダイハツの前を通りかかると、新型コペンの幟がパタパタはためいてました。

「あーもう発売日か」とは思ったものの、そのときはそれだけでした。そもそも新型の写真を雑誌で見たときの感想は、

「…マッチョになったなあ」

というお世辞にも好印象とは言えないもので、どちらかというとスッキリしたデザインの車が好みの私は、あまり食指が動きませんでした。隣にいた先輩に、「おまえ車探してるらしいけどあれはどうなんだ」と訊かれ、(実車を見る前の感想ですが)「かっこ悪いからやです」と答えたくらいです。

しばらくして、今度は近所のダイハツの前を通ったとき、試乗車の黄色いコペンがちょこんと置いてあるのを目撃しました。

ちらっと見ただけですが、

「あれ?意外と…」

よく言われますが、コペンローブ、「写真で見るより実車を見た方がかっこいい」といったタイプの車なんですよね。不思議なバランスです。買った今でも「かっこいい」とは思いませんが、不思議と見ていて飽きが来ません。



また同時期、ある大型ショッピングモールに併設されているトヨタモールの前を通ったとき、

「月々いくらで86に乗れる!残価設定で買ったときの支払シミュレーション!」

みたいな看板が出てました。

86は、車に興味を持ち始めた頃に出た憧れの車でした。新車買うなら86がいいなと思いつつ、なまじ値段が値段です。あれはちょっと手が届かんなあ、なんて思っていたのですが、

チキチキチキチキチキチキチキチキ、チーン!

ポケットに手を突っ込んだ体勢のまま、看板を横目に、頭の中で支払いシミュレーションを計算する私。やがて悪魔の囁きが脳内に響き渡りました。

…買おうと思えば買えるな、これ。

またこれも随分と楽観的な判断ですが、事実といえば事実です。買おうと思えば、たしかに買えます。何事もなかったかのようにその場を去りましたが、これ以来、頭の中に、

「車 早く ほしい」

の文字が踊り続けるようになってしまいました。

ひょんなことから実家に戻って以来、実家の車を一番乗り回しているのはぶっちゃけ私です。さすがに気が引けたので、早いところ車を買わねばならんというのは、私が(勝手に)設定した急務でもあります。

一括で中古を買うのと、頭金にぶち込んでローンを組んで新車を買うことの金銭的な差。新車なら、大事に乗れば下取り価格もそれなりですから、最終的にそこまで大きな差はないように思えます。

「買おうと思えばもう買える」

と思ってしまったことが、購入最大の後押しでした。残価ローン恐るべし。若者(?)に車を買わせようという企みの成功例の一つがここにおります(´・ω・`)



そんなわけで、7月頭の週末、思い切ってディーラーに見積りをもらいにいくことにしました。

ターゲットは以下の四つ。

1.コペンローブ(ダイハツ)
2.スイフトスポーツ(スズキ)
3.86/BRZ(トヨタ/スバル)
4.セリカ(中古)

1…予算内。軽で維持費も安い。小さくて小回りが効く。何よりオープン。ただしツーシーターで人も荷物も乗らず、デザインは然程好みではない。

2…予算内。抜群のコスパ。ホットハッチとしての評判も高く、初心者はこれ買っとけば間違いはないというタイプの車。丸っこい車はわりと好きなので、デザインは十分あり。フィットRSもあったけど、このときはスイスポしか目が行かなかった。

3…予算ギリギリ。かっこいい。国産としては現行最新のスポーツカー。リアビューがフェラーリみたい。ただ高い((((;゚Д゚)))))))

4…予算内。かっこいい。ただし中古なのである程度の割り切りと維持費は覚悟。試乗が出来ないので運転感覚はイマイチわからない。

こうして見ると、先に結論が出てしまいますが、つまるところ私はデザインや憧れより、運転時の気楽な楽しさを取ったんですね。

上記の4台中、一番肩肘張らずに、ふらりとあちこちに出かけられて、今の私の運転感覚に一番合った車はコペンです。86は少し気合いを入れて乗るイメージ。運転はしやすかったですが、86を操り切れるイメージを自分の中で持てませんでした。セリカとスイスポとコペンなら、コペンが一番コンセプトがわかりやすくて、オモチャみたいで面白そうだ、と思うに至りました。

続きます(´・ω・`)
Posted at 2014/10/25 22:28:49 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2014年10月24日 イイね!

コペンくん購入記、その三。

コペンくん購入記、その三。「車音痴、ロードスターに乗る」

このままセリカの中古車を漁ってるだけじゃ多分買えんだろうと思った私は、大雑把ではありますが購入計画を立ててみました。

1.今年中に買うこと
2.新車を視野に入れること
3.出来る限りいろんな車に乗ってみること
4.そのためにMT運転に慣れること

となると、まず手を付けるべきは3と4であります。

クラッチを踏むなど教習所以来である今の私が公道を走ったら、渋滞が起きるか私が死ぬかの二者択一です。Google先生に「MT 運転 コツ」と打ち込んで出てきた記事を読み漁り、通勤途中の電車の中でひたすらイメトレに励み、卒業試験代わりにお台場メガウェブで86を試乗し、まあなんとかなるだろうと楽観的判断を下した私は、

ロードスターを24時間レンタルしてドライブにでかけることにしました(`・ω・´)



「車を買おうと思ってるのですが楽しくてオススメの車はありますか?」と聞くと、3割くらいの確率で、

「ロードスター」

との答えが返ってきます。

メリットは、とにかく楽しいこと。軽快な運転感覚と、何よりオープンであること。

デメリットは、ツーシーターであること。積載能力が低いこと。

しかしこのデメリット、車好きに話を聞くと、大体みんな「大した問題じゃない」と言います。

再びシルビア野郎にご登場いただくと、

「そりゃまあ、もうすぐ結婚して子供作るとか、友達みんな乗せてレジャーに行きたいとか、そもそもが人数乗せる目的で車買うなら別だけどさ。普段使いは、ツーシーターで十分だと思うんだよね。独身の場合、一番車に乗るパターンは、一人かせいぜい二人でしょ?」

「たまには人数乗せるでしょうよ。練習とかライブとか旅行とかさ。そういうときどうすんのさ」

「そもそも車で行かない。もしくはレンタカー。または、ちょっと人任せだけど友達の車。そういうときって大体誰かの車に同乗するでしょ?その辺はもう割り切りだよね。たまの事態に備えるか、普段使いの気持ちよさを取るか」

「荷物は?彼女と泊まりの旅行とか、なんか機材積みたいときとか」

「それがですねー。ロードスター(NC)は意外とトランク広いんですよ。屋根格納してもトランク塞がんないし。少なくともギターは余裕で入る。アンプとかさすがに無理だけど。荷物も二人分なら十分だろ。でも、これも割り切りかな。載らないときは電車で行くかレンタカー」

あと、これは真面目な話。シルビア野郎はシルビアを買うとき、かなり長く付き合っていた女の子がいたため、ツーシーターは躊躇われたそうです。

「当時はそこまで割り切れなかったんだよね。シルビアなら一応後部座席もあるし、って考えは正直あったと思う。…今ならまず躊躇わないけどね」

「もしロードスター買って、その後すぐに結婚してたら?」

「しばらくそのままじゃない?子供が生まれたら、そのとき買い換えればいいよ。この手の車は、大事に乗ってれば下取り価格もそれなりに高いから」

要約すると、割り切るか否か。割り切ってしまえば絶対楽しい。最初から4,5人乗れる車を買うのと比べれば、それなりに費用はかかるけど、それだけの価値はある、とのことでした。



ゴールデンウィーク中日、実際に乗ってみたオープンカーの気持ちよさは、たしかに凄まじいものがありました。

これはどのくらいの人が共感してくれるか分かりませんが、私にとってオープンカーに乗っているときの感覚は、露天風呂に浸かってるときの感覚が一番近いです。

「あーきもちー」と思わず呻いて、頭がからっぽになる感じ。バタバタとやかましくない程度に風が当たる。車線変更をするとき、ふと後ろに目をやったときの視界の広さ。これはたしかに独特だなあと今も思います。

朝や昼もいいですが、個人的には夜。どこかからの帰り道をオープンでダラダラ走るのが、私は一番好きです。この日も深夜に帰り着いてから、見える景色が違うのがおもしろくて、家の近くを一時間くらい流してました。

NCロードスターの運転感覚は、ぶっちゃけそんなに覚えていません。はじめて長距離を運転したマニュアル車だったので、他と比較しづらかったのが正直なところですが、走っててストレスのない車だったと思います。軽くて小さいNA、NBに乗ったらまた印象も違ったのかもしれません。そういう意味では、ボディサイズで原点回帰を果たしたNDロードスターは、かなり気になってます。

あと半年早く発表されていたら、出るまで待ったかもしれません。

ちなみに行った場所は、ひたち海浜公園です。ネモフィラの丘を見に行きました。ゴールデンウィークなので死ぬほど混んでましたが、今年もネモフィラはきれいでした(`・ω・´)







そんなこんだでロードスターを体験し、オープンカーもありだなと思うに至りましたが、NCロードスターはフロントビューがあまり好みではなかったため、購入候補にはなりませんでした。近いうちにモデルチェンジするという話も聞いたし、それなら今NCを買うほどじゃないなーと。

ただ、オープンカーはたしかに楽しかった。



コペンローブが発売されたのは、私がロードスターに乗った、一ヶ月ちょっと後のことでした。

続きます(´・ω・`)
Posted at 2014/10/24 22:25:03 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記
2014年10月22日 イイね!

コペンくん購入記、その二。

コペンくん購入記、その二。「車音痴、セリカちゃんを好きになる」

最初に検討していた車は、実はセリカでした。

型式ZZT231。モデルSS-2。6速MT。七代目、最後のセリカ。



かっこいい…(´・ω・`)

最初にこの車を認識したのは、近所の駐車場に黄色のセリカが停まってるのを目撃したことでした。夜、オレンジの街灯の下、鮮やかな流線型のイエローが目立っていたのを覚えています。





あーあれがセリカかー、と反芻していると、下記の記事をネットで発見。300万近くする新車の86より、中古のセリカなら7,80万くらい狙えるから、手が出しやすくてオススメですよー、という内容でした。

http://www.carsensor.net/contents/market/_24038.html

…この値段なら今年中には買えるなあ。

などと思ったことで、購入が現実味を帯びてきました。



そこそこ安くてスタイルのいいMT車、という意味では、セリカはこの時点で最適だったと思います。今でもたまに、街で見かけるたびにセリカでもよかったなーとは考えます。好きな車ですし。

ともあれ、これを機に中古車情報をネットで漁り始めましたが…、購入まで至らなかったのは、やっぱり中古しかなかったからだと思います。

中古車の場合、条件の絞り込みの他に、ある程度の妥協と、絶対買うという意志が必要だとわかりました。「絶対いいタマ見つけて買ってやる!」というまでの意気込みも足りなかったせいか、「これだ!」というセリカちゃんに出会えないまま、気づいたら数ヶ月過ぎてしまいました。

理想も高かったんでしょう。MTで、100万以下で、内装外装共に綺麗、出来ればエアロパーツなしのZZT231セリカ。なんていう好条件をぼんやり待つのは、隣の席に成瀬川なる級の美少女が転校してきて、「教科書見せてくれない?」とか話しかけてくれないかと妄想している中学生と同じレベルです。ちなみに私は青山素子が好きでした。

そんなこんだで、初めて好きになった車でしたが購入には至りませんでした。初恋は実らないものですね(´・ω・`)



これもよく覚えているのですが、中古車情報を漁りながら悶々としている頃、いつも通り友人シルビア野郎とぶらぶら出かけているときに、「車を買おうと思ってる」と話してみました。以下、そのときの会話。

「マニュアル?」
「マニュアル」
「なんでマニュアル?」
「うーん。シルビアの運転見てて、楽しそうだなって思ったからかな。それに、最初に買う車でマニュアル逃すと、そのまま一生乗らない気がする」
「そっか。まあ、たしかに楽しいよ。たまにめんどいけど。何ほしいの?」
「セリカ。今のところは、だけど」
「なんで?」
「いやほら、かっこいいから」
「見た目か。てことは、エンジンの吹け上がりとか、パワーとか、そういうのは気にしてない?」
「気にするも何も、そういう車乗ったことないしね。とりあえずは、見た目が好みで、MTであればいいかなって思ってる。おまえさん、シルビア買うとき、他には何考えてた?」
「34のGT-R…は高いからすぐ諦めたな。えーと、コペン、スイフトスポーツ、あとはロードスターとか…」

おもしろいもので、こうやって人と話すと、自分が重視してたものが具体的になってきます。

私は自分の目的が、

1.MT車を持つこと
2.乗っていて楽しいこと車を持つこと

であることに気づきました。

もうちょっと正確に書くと、MT車を持つことで、自信を持ってMTを運転するスキルを身につけること。興味のある事柄に関するスキルは早めに身につけておくべきだ、というのは経験上わかっていたので、この時点で、MTを買うというのが絶対条件になりました。

「楽しい車」というのは、こればっかりは乗ってみないとわかりません。

シルビア野郎曰く、見た目が好き、思い入れがある、エンジンの吹け上がりがよい、馬力がある、その他いろんな要素があるので、何をもって楽しいとするかは人それぞれだから何とも言えない、と前置きした上で、

「一回ロードスター乗ったみたら?楽しいよ、オープンカー。車買うつもりなら、買う前に一度はレンタカーか何かで乗ってきた方がいいよ。…買った後に乗ると、絶対後悔するから」

と、ある意味私がコペンを買う決定打になった言葉を口にしました。

やっぱり買ったのはロードスターではありませんでしたが、とにかくこの言葉がなければ、オープンカーが購入候補に挙がることは多分なかったでしょう。

続きます(´・ω・`)
Posted at 2014/10/22 22:06:28 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記

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梁井です。はりいと読みます。ハリーポッターが流行った際、眼鏡を掛けてるという理由で付いたあだ名をそのまま愛用してます。 青いコペンローブ、5速MTに乗って...
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