2018年06月24日
昨日の土曜日の夜。
小学3年になる娘が、夜ごはんのデザートにアイスクリームを食べたいと言って、冷凍庫からアイスクリームをとって食べました。
アイスクリームを食べて30分たった頃。
ママが怒りながら、娘を呼びつけます。普段は娘を怒ることはしないママ。しかし、この日は違いました。
娘が台所の冷凍庫に行ってみると。そこには、半開きになっていた冷凍庫がありました。どうやら、娘はアイスクリームを選ぶことに夢中になって、冷凍庫をしっかりと閉めなかったようです。
娘がアイスクリームを食べて30分たっていたので、冷凍庫の中の冷凍食品やアイスクリームがけっこう解けていました。
冷凍庫をしっかりと閉めなかった娘に、厳しく叱るママ。当然と言えば当然です。夜ごはんやお弁当のおかずのためにママが準備しておいた冷凍食品が解けたのですから。
ママにはめったに叱られない娘は、ママにきつく叱られたので、「ごめんなさい」と言いながらも、叱られている途中から大泣き。その大泣きがうるさくて、余計に腹がたつママ。負の悪循環です。
そこで、泣いている娘を私がリビングに連れて行き、娘にある選択をさせました。
それは、泣いている娘よりもっと悲しい思いをしているママに、もう一度謝りに行くのか。それとも、娘自身の悲しい気持ちを落ち着かせるために、今日のところは布団に入って寝るのか。
娘は泣きながら、「ママに謝るのは、許してもらえるか分からないから怖い」と言います。
そりゃ、叱られたところにまた謝りに行くと、余計に叱られるかもしれないので怖いかもしれません。しかし、娘の過ちで誰が一番悲しい思いをしているかというと、それはママです。
娘が自分の保身のために、最初謝ったからと言って、もう謝らないのか。それとも、娘の過ちで悲しい思いをした人に、娘はもう一度謝る態度をとれるのか。
人は完璧な生き物ではないので、間違う時や失敗する時は多々あります。問題はそうした失敗した時、失敗した自分がどういった態度をとるかによって、失敗した後の未来が変わります。自分可愛いさに相手に謝らなければ、その相手とは関係が切れます。その相手がお友達だったら、もう一緒に遊んでくれません。
娘が悪いことしたと思って何度も謝れば。相手の気持ちによっては、許してもらえるかもしれません。
私は、今回の娘とママとのやり取りを、軽くにはとらえませんでした。このママとのやりとりを娘がいい形で乗り越えられると、娘にも謝る自信が持てると思ったためです。
・・・さて話を、「娘がママにもう一度謝るのか、それとも謝らずに布団に入って寝るのかを選択させる」というところに戻って。
パパが「どうするの?」と聞くと、娘は「怖いからお布団に入って寝る」と言いました。はい、私ががっかりする方を娘は選びました(^^;
ただ、娘の選択を無理やり変えても、次に同じことをした時、娘が謝れるとは限りません。あくまで娘の自発的な行動を、私は望みました。
そこで。
お布団に入って、私は娘に私の経験談を話ました。何の経験談かと言いますと・・・。
我が家でママを怒らせている回数が一番多いパパが、どうやってママに許してもらえたか、という経験談です♪
私は娘に言いました。
「いいかい。怒っているママに大声で泣いていても、ママの怒りが余計に大きくなるだけなの。ママの怒りを冷ますには、何度も謝りに行くの。ママは怒っているから、当然あれこれ言われるだろうけど」
「でも叱られても、子犬のようにショボンとした感じで、可愛らしく「ごめん」って何度も言うの。そうすれば、ママの怒りも徐々に冷めていって、許してもらえるよ」
・・・すみません、負け犬な亭主の謝り方です(^^;
しかし、いつもママに叱られいるパパの経験談が、娘の心に響いたようです(笑) 娘は、「わかった、今からママのところに謝りにいく。でも近くまでパパついてきて」と言ってくれました(^-^)
私は、「わかったよ。近くまでついて行くから、あとはちゃんと一人で謝ってね」と、娘に言いました。
そうして、近くで私が見守りながら、娘はママに謝りに行きました。
娘はママに、「ごめんなさい」と言うと。再び泣きだしました(^^;
でも、勇気を持ってもう一度謝りに来た娘を、ママは優しく抱きしめました。娘は勇気を持って謝ったことで、ママに許してもらえたようです。
そして、娘とママで、「同じ過ちをしないように、冷凍庫や冷蔵庫の開け閉めを気をつける」ということを約束しました。
めでたし、めでたしです(^-^)
・・・娘よ。
ママへの謝り方なら、パパに任せてくれ(笑)
Posted at 2018/06/24 03:21:50 | |
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娘のこと(^-^) | 日記