もう先週の話になりますが、安部改造内閣の支持率が調査されました。
各マスコミの調査結果は以下の通りでした。
読売新聞 64%(13%up)
日経新聞 60%(11%up)
共同通信 54.9%(5.1%up)
朝日新聞 47%(5.0%up)
毎日新聞 47%(変化無し)
産経新聞とFNN 55.7%(3.9%up)
NHK 58%(7.0%up)
各マスコミの傾倒具合は、
自民党支持派は、読売新聞社 日経新聞社 産経新聞 FNN NHK
一方、中庸的なところは、 共同通信 毎日新聞
反自民傾向の見えるところは、朝日新聞
となっているのは周知の事実ですが、
最高と最低の差がなんと17%もあることに驚きです。
実はこの調査にはその方法に秘密があるのは皆さまもご存じのことでしょう。
が、ご存じない方のために一応お話しします。
読売新聞社と日経新聞社は調査の際の選択しとして、
「支持」あるいは「不支持」かを尋ね、
どちらにも明確に応えない回答者に対しては、
更に、「どちらかといえば支持する」あるいは「どちらかといえば支持しない」の
いづれかを問うという「
重ね聞き」をして、回答を求めているのです。
それに対して、共同通信社と毎日新聞社と朝日新聞社は、
「重ね聞き」をしていません。
「支持する」、「支持しない」、「どちらでもない」の3択のみで質問を終えています。
読売新聞社と日経新聞社は、「支持する」の回答者数に「どちらかと言えば支持する」といった微妙な回答者の数も加算してこの数字を発表しています。
それゆえ、64%という高い数値が出現したのです。
以前、フジテレビのニュース番組で、とあるキャスターが都知事選の争点に関して話しているときに、
「原発が必要かどうかのについてのアンケート結果」についてこう言っていたときのことを思い出しました。
「原発が必要だという人は、
どちらとも言えないという人と合わせると半数を超えます。
ですから、原発ゼロは争点にならないのでは・・・」
Posted at 2014/09/11 23:42:24 | |
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