妄想と迷走が続く中、一度乗ってみたかったクルマ
と
いうよりも気になるエンジンが有りました。
今更ではございますがメルセデスのM256というエンジンです(;^_^A
新設計の直列6気筒エンジンに
ISG(Integrated Starter Generator)が搭載されているからなんです。
3リッターターボに48ボルトの電装システム(22馬力のモーター/発電機)
更にその48ボルトで駆動する電動スーパーチャージャーが搭載されています。
それが今回のメルセデス・ベンツS450に採用されています。
素人なりに
「3.0ℓ直噴ターボ&スーパーチャージャー&マイルドハイブリッド」
と(テキトーに)理解致しました。(専門家様。。ご指摘ご容赦下さいませ(;^_^A)
どんな乗り味なのか気になっていました。(車体自体は簡単に買えそうにないSクラスです)
前置きが長くなりましたが、
メルコネで実際に試乗させて頂きました。
実車とご対面
外観は当然ながら3本眉毛の至ってフツーのSクラスでしてそのエンジンが搭載されているのを見分けるのはリアのエンブレムくらいしか私にはわかりませんでした。
(下手に主張無いのがカッコいいです😆)
エンジンのイメージはこんな感じとなります。
いよいよ乗り込みます。全幅ほぼ1.9mですが、最小回転半径は5.5mの為、地下駐車場内でも運転しやすく簡単にクルクルと地上に出る事が出来ました。
早速驚いたのが低速域でもアクセルを放すとすぐにコースティング?
タコメーターの指針が0になります。
そこからエンジンが始動すると何らかの違和感を伴った振動が来るのですが意識していないと分からないくらい520rpmでアイドリングも安定していてスムーズです。較べるのが失礼かもしれませんが私のRXのアイスト復帰とエライ違いでした。( ;∀;)
そこから街中を走りますが至ってウルトラスムーズというのでしょうか無音状態から無音でエンジンが目覚めトルクが立ち上がる新鮮な感覚でした。
具体的には足裏の踏み込み量に極めて忠実にリニアにトルクがついてくるんです。アクセルを5mm踏み込んだらその期待通りに車が動きニヤけてしまう感じです(^^)/
いままで勝手な先入観を持っていた直6ターボ独特の低速トルクの細さやターボラグがほとんど感じられません。エンジン音も極めて上品で耳を澄ましてしまいました。(V型にはまた別のV型の良さが有ると思います)
何度かフルスロットルさせて頂きましたが一瞬にして法定速度を超えてしまう程気持ちの良い加速で9速ATの繋がりもHV/CVT車特有の変な滑り感も無く良かったです。(ㆁωㆁ*)
下図がそのイメージになります
ハイブリッドのモーターチャージと電動スーパーチャージャーブーストがターボラグの一瞬を埋めてくれている感覚です。(ちょっと大げさ?)
アイドリング520rpmも驚きましたが
100km/h巡航も1250rpmでクルーズしますので高速では20km/L燃費というのも頷けます😱
美しいフルデジタルコックピットから足回り、ハンドリングいろんな組合せの設定を試してみましたがどのモードもあ~これはこれで良いなあと納得させられてしまいました。(長距離ゆったり、山道のびのび、市街地きびきび的な?)
正直このクルマを(このエンジンを)所有する喜びを一度味わってみたいと思いました。
その為の費用はS400に対し70千円高ですが、実際にはS400で標準装備のパノラミックスライディングルーフ、クロージングサポーター、シートヒーター、シートベンチレーターがベーシックパッケージオプションとなっている為、444千円高い事になります(-_-;)
上級グレードでありながら標準装備品を減らしてでも最新ISGモデルを割安に見せたかったと思われます(*_*)
そんな邪推はさておいて20インチAMG10スポークも良い感じです。
アクティブディスタンスアシストディストロニック(長い!)もきめ細かな車間調整が可能でしかもそれがステアリングのタッチコントロールとコマンドコントローラーで左右の親指でほとんど出来てしまうのが秀逸でございました。(慣れると完全ブラインドタッチ😃)
それから、ISGは、エンジンとトランスミッションの間に配置された16kW・250Nmの電気モーターで、オルタネーターとスターターの機能も兼ねている為、エンジンが一切ベルトレスです(✽ ゚д゚ ✽)
最後に、専用アプリを使ったスマホでの指先無人パーキング体験させて頂きました!
以上、
新鮮で中身の濃い1時間のTRIAL CRUISEとなりました😍
メルコネさんありがとうございました!(*- -)(*_ _)
いつの間にか妄想と試乗が趣味になりそうですε≡≡ヘ( ´Д`)ノ
Posted at 2018/06/10 19:25:38 | |
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