
土曜日に近所のSABでマツダフェスタが開催されているので、足を運んでみました。
目的はマツダ系チューニングショップ各社から出ているDJデミオのカスタムECU!
候補は、
①RE雨宮
②Knight Sports
③Odula
の三社で、雨さんが頭一つ抜けて50馬力アップ、残り二社は20~30馬力程度アップというところ。
その代わり雨さんとこは値段も頭一つ抜けて高いのです。2万円差だったかな?
ですが結局、雨さんとこにしました。
ECUチューン今後やろうかなと思われてる方のために、施工前後に社員さんから伺った話を
記載します。
興味の赴くままに質問しまくったので脈絡がありませんがご容赦下さい。
Q.インジェクタの耐久性って大丈夫なんですか?(サブコンの話を出しつつ)
A.ハードウェア的に出せる最大噴射圧は超えないように設定してるから大丈夫。
MAX噴射圧が10だとして、今まで10出してなかった領域の噴射圧を上げている。
4しか出てないところを6にするとかそういう感じ。
もともと10近く出てる箇所に関しては弄っていません。
Q.タービンの耐久性って大丈夫なんですかね、ブースト上げるんでしょ?
A.最大過給圧は2.0(うろ覚え)だが、それ以上は出していないので大丈夫。
ただ瞬間的に超えることはあるがそれはノーマルでもあるので問題ないと判断した。
Q.他に比べ御社のECUは頭一つ馬力もトルクも高いけどなんでです?
A.ウチ(雨宮)が過激なチューンをしているわけではなくて、マツダの設計した非常に精密
かつ難解なエンジン制御ソフトをどれだけ解析できているかが影響している。
あとは相当な距離を走りこんで、エンジンだけでなく変速機等への影響もきちんと確認し、
ここまでは問題ないという確信を得て設定しているからです。
Q.MTデミオにはトルク容量220Nmの小容量MTが入ってるはずですが、
300Nmもの大トルクを受け止められるのか?
A.Redom-miniはMT車を基準として開発しているのでだいじょーぶです。
(他詳細聞いたんですが忘れた)
スペック厨ワイ、ここで購入を決意。
でもやっぱり一度試乗はしたかったので、雨宮デモカーを試乗。
思いっきり踏まなければ大人しく可愛いいつものデミオです。が、踏むと豹変しますね・・・
施工後、30分ほどかけて施工内容の説明を受けました。
・ノーマルが出だしもっさりかつ最大馬力も抑え目な理由。
①ドライバー腕の差による燃費ばらつき吸収のため、走り出しのスロットル応答性をにぶーく設定。
②多種多様なユーザー層に対応するため。
ここでアクセル踏度に対するスロットル(無いけど)開度のグラフを見せて頂く。
0~30%位の領域で、アクセルに対しスロットルが全く付いてきてないことが判ります。
要は逆スロコン状態に近いようですね。
直後に見せて貰った、一般ガソリン車・Redom導入後のグラフと比べると一目瞭然です。
マツダさん、「気持ちよく加速します」とか「人馬一体」を謳っておいてこれは無いんじゃないの?
(ところでこれは私の想像なのですが。
ディーゼルエンジンって急激にアクセルを踏み込むとススが出ますよね。
だからスロットル応答性を甘めにしておかないと、ドライバーが雑なアクセル操作した場合に
ススが一杯出てDPFがすぐダメになるんじゃねーかなと。)
まずここが遅い理由の一つ目。
もう一つはスロットル応答性に対する燃料噴射量・ブースト圧の変化です。
社員の方によればこちらに関しても、低回転域・レブリミット付近の高回転域で
ハードウェア的な限界よりも相当絞っているそうです。
(ここの説明は専門度が高く、素人の私には理解できませんでしたが要約するとこういうことかと。)
まずスロットルで補正が入り、スロットルに追従する燃料噴射量も補正してちゃあ
ドライバーの思ったようにトルク出るわけないよね!
以上がノーマルが「遅い」理由です。
つーてもその辺のテンゴコンパクトの中では頭一つ抜けて速いわけですが・・・
・Redomを入れて何が変化したか?
①アクセル踏度に対するスロットル開度を、ガソリン車同様リニアになるよう再補正。
②燃料噴射量を意図的に絞っている領域について、もっと燃料を噴くよう再補正。
③②に伴い過給圧を下げられている部分について再補正。
なんのことはない、大衆向けに意図的にデチューンされていたエンジンを、
本来の性能を発揮できるよう鞭を入れてやっただけのことです。
とは言っても、これをクルマを壊さないように、環境性能を悪化させないように実現するのは
猛烈に困難だったそうです。
SKY-D2.2でじっくり開発期間を掛けて分析したからこそ出来た話だとおっしゃっていました。
以上の話を伺って、マツダUSAがLMP2クラスに投入していたSKY-D2.2エンジンを思い出しました。
あれは量産車と同じエンジンブロックを使って450馬力とかいう超馬力を叩き出しています。
まあ使ってるのはエンジンブロックだけで、過給機とか燃料噴射系とかは別物かもしれませんが、
マツダのSKYACTIVE-Dエンジンにはそれだけのポテンシャルがあるということではないでしょうか。
そして肝心の乗ってみた感想ですが。
こればかりは定量評価できませんのでジェレミー指数を使用します。
①1000-2000rpm
ノーマル:(´・ω・`)おそい
雨宮:( ^ω^)おっ
②2000-3000
ノーマル:( ^ω^)Powweeer!!
雨宮:(#゚Д゚)
Pooooweeeeeeerrrrrrrr!!!!!!!
③3000-5000
ノーマル:щ(゚Д゚щ)カモーン⇒(´・ω・`)シフトアップ
雨宮:(#゚Д゚)
Pooooweeeeeeerrrrrrrr!!!!!!!
こんな感じです。
とは言っても「踏まなければ」このようなことにはなりませんので実際安心です。
丁寧に乗ってればいつもの可愛い相棒ですが、その気になって踏むと
「アイエエエエエエ!?雨宮=サン!?雨宮=サンナンデ!?」という感じでとんでもないことになります。
これで理想とする「羊の皮を被った狼」カーに大きく近づきました(゚∀゚)アヒャ
ただ今後エンジン・DPF・トランスミッションに不具合が出ないとも限りません。
雨宮さんからは大丈夫との太鼓判を頂いてはいますが、今まで以上に丁寧かつ上手なドライビング
を心がけていきたいと思います。