
【北京・西田進一郎】野田佳彦首相は25日の温家宝首相との会談で、東日本大震災で大きな被害を受けた仙台市へのジャイアントパンダ2頭の貸し出しを要請した。野田首相は会談後、北京市内のホテルで記者団に「大変ご協力いただくような(温首相の)お話だった」と述べ、前向きな回答を得たことを明らかにした。実現すれば、来年の日中国交正常化40周年の目玉事業の一つになりそうだ。仙台市が今年9月、奥山恵美子市長が東京都内の中国大使館を訪れて、パンダ2頭の貸与を打診。パンダを借りるには、多額の費用がかかるため、被災地支援団体が募金などの支援を計画していた。
一応、元仙台市民のMiyaです。
震災を利用している痛い大人達を発見しました。
まず、他の記事で
>仙台市の伊藤敬幹副市長は22日午前、首相官邸に野田佳彦首相を訪ね、東日本大震災の被災地の子どもらを元気づけるため、中国から同市立八木山動物公園へのジャイアントパンダの貸与が実現するよう協力を要請した。
たしかに仙台市も震災の被災地ですが、海から山形との県境まで東西に広~い仙台は津波の被害にあった沿岸部と内陸部では全く状況が違います。
本当にこども”ら”(?)を元気づけるなら、被害が皆無の内陸よりも津波の被害に遭った沿岸部のこども重視でもっと他の方法があるのでは?と思います。
で、↑と同じ記事で、
マッチ(近藤真彦)が代表を務める復興支援団体を通じて、パンダの飼育費用などを援助する・・・
と書いてあったのですが、
パンダのレンタル料(2頭)
東京上野動物園・・・・・約80,000,000円/年
パンダのえさ代(2頭)
東京上野動物園・・・・・約4,000,000円/年
その他新たなる施設建設費に施設維持料や人件費等々・・・
これを無期限で援助してもらえるのでしょうか?
いくらお人よしでもそんなに援助してもらえるとは到底思えないです。
仙台市は税収減,震災関連費,津波対策費に地下鉄東西線の建設費等々・・・相当財政状況はよろしくない状況だと思います。当然のことながら仙台市民からも批判が相次いでいるようです。
ちなみに↑の地下鉄東西線(H27年開業予定)の西端の駅がすぐそばにできます。
パンダが来れば乗客は増えるし、動物園入園者は増えるし・・・
こっちが本当の狙いでは?と疑ってしまいたくなります。
仙台市にとっては
客寄せパンダ
で、親中派媚中派等々の中国大好きの方々にとっては
来年の日中国交正常化40周年の目玉事業
これって
震災に便乗してるとしか思えませんが?
そそ、知っている方も多いかと思いますが・・・
仙台市の前市長は、仙台市内の駅前再開発で中華街構想が出たときに計画を認めなかったががために、ある勢力等々のネガティブキャンペーンで2期目選挙への出馬を断念してました。
今思うと、大阪市長選での一連の出来事にも似ているような気が。
Posted at 2011/12/25 23:34:25 | |
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