初めてのブログは自己紹介も兼ねて、ワークスを入手した経緯を書きます。
7月にタイヤ交換に来られたお客さんがかなり弄ったワークスが不動になり、部品売りしようかどうしようか悩んでると言われたので、ちょうど燃費が良くて速い通勤車を探していたので見せてもらう事にしました。
なぜワークスの不動車かと言うと、10年ほど前に同じHB21Sを乗っていて予備のエンジン部品や電気配線図集などを残していたので安く直せると思ったからです。
お宅にお邪魔するとNSX-Rやエスハチ、ビートなどホンダの希少車を良い状態で保有されているマニアなおじさんでした。
ワークスと最初に対面した時に外観があまりに綺麗で一目ぼれしました。
これはガラスコーティングなど非常に手間と金を掛けて大事にされていたからです。
しかしエンジンルームを空けてびっくり、最初に聞いていたのは「インマニ付近から出火して軽く燃えただけで大したことはない」でしたが、良く見るとブレーキブースターからメインハーネス、クラッチワイヤ周辺まで広範囲に広がっていました。
最初の話では1、2日で直せると思っていましたが、あまりにひどくてしばらく考えさせてと言って後にしました。
数日間、悩みましたがやはり忘れる事が出来ず買い取りを決断しました。
積車のレンタカーを借りようと3社に電話を掛けましたが使いたい日に空きがなく、
ちょうどユーザー車検で平日に休んだ日に、奥さんを連れて引き取りに行きました。
ちょっと無謀な賭けでしたが野洲から米原まで50kmを牽引で持って帰る計画です。
予備のバッテリーを持っていきましたが電気系がやられていてブレーキランプもハザードも付かない状態でした。
オーナーさんもかなり心配していました。
後ろに「牽引中、追突注意」と張り紙をして、奥さんを前にスタートしました。
一般車にあおられない様に50km程度で走るように指示していたのですが、牽引ロープ1本ではあまりに前車との距離が近くて恐ろしく、途中で牽引ロープを2本に延長しました。
これでガンガン国道を飛ばして帰って来たのですが、非常に感じた事は、一般車は遠慮して車間を空けてくれるのですが、トラックは隙あれば意地でも抜こうと次から次へとあおってきて、オカマを掘られるんじゃないかと肝を冷やしました。
なんやかんやで無事家までたどり着きました。
Posted at 2014/09/20 00:41:43 | |
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