
車に興味を持ってはいたが免許を取得しないまま社会人になった息子が、今年の夏に自動車免許を合宿で取れる教習所に入所して、マニュアル車の自動車免許を取った。免許証を交付されたその日に私と妻と息子の三人で中古車屋に行ってNBロードスターを注文し、一昨日納車された。
中古車屋の敷地内で自分の物になったNBに乗り込み、物珍しそうに触りまくっている息子。
注文したときは気付かなかったが、どうやらフロントのバンパーは社外品が付いているようで、正面から見た感じがノーマルNBよりも格好良く見える♪妻も格好良いと喜んでいた。
中古車屋の敷地内で自分の車を運転している息子♪BBSのホイールが格好良い♪
車を受け取った後は筑波山へ運転の練習に行く事にしていた。しかし、息子は教習所を卒業してから一カ月半の間運転をしていなかったので、自分のNBを運転するのが心配そうな様子。それで助手席に息子を乗せて、私が筑波山まで運転することにした。妻は自分のクーパーでうちらの後ろを付いてくることにして、親子でツーリング開始♪
走り出すと息子は早速ブルートゥース接続の設定をして自分のスマホの音楽を流している。オープンで自分のお気に入りの音楽を聴ける環境がとても気に入ったようで、助手席で楽しそう♪普段は離れて生活している息子との会話を楽しみながら私もオープンドライブを楽しんだ♪
中古車屋を出発したのが遅かったのと途中でナビがとんでもない砂利道の獣道みたいな悪路に誘導しやがったので、筑波山に着いた時は既に日が暮れていた。
ここからは息子が運転。しかし、1カ月半振りなので、道路を走る前に先ずは駐車場で車庫入れの練習をした。これが中々上手くいかなくてこんなんで大丈夫かなと心配してしまった。でも、いつまでも車庫入れの練習ばかりしていられないので、適当なところで切り上げて、今度は私がいつも走っている峠を走り出した。筑波山から見える夜景が綺麗だ。
この峠は高低差が殆どなくギヤを2速固定のままでハンドル操作だけに集中できるので初心者には優しい峠。走り出して直ぐに息子が「ハンドルを切ると車が直ぐに向きを変える。楽しい♪」と楽しそうに言っている。それは私も運転して直ぐに感じた。ステアリングを切ると車がスパッとそちらに向きを変える。この軽快感は経験したことがないな。道幅も広いので息子も安心して峠を麓まで走ることができたのだが、この後に恐怖の体験が待ち構えているのであった。
麓に下りた後は田舎の道を走ったのだが、教習所の教官の大変さが分かった気がした。最初は、その恐怖体験をここに綴ったのだが、それを読み返していたらこれでは息子が可哀相なので恐怖を沢山味わったとだけ記しておく事にする。
帰宅したときにはもう、私は精神的に疲れ果てて倒れるようにしてベッドに横になった。
翌朝は、近所の大規模な公園の駐車場で車両感覚と車庫入れの練習をみっちりとやった。最初は上手く出来なかったが、車両感覚もバッチリになり、車庫入れも一発で決められる様になった。これで息子も大分自信が持てた様子。
知らなかったのだが、NBはボンネットがアルミ合金の様だ。磁石の初心者マークを購入していたのだが、ボンネットにはくっつかなかった。それでフェンダーにくっつけた。
息子が居ないときに妻が乗って嬉しそう♪
この後は片側2車線の国道を通って息子の住む街までロングドライブ。
今朝の練習の成果でキープレフトも大分ちゃんとしてきたし、交差点の右折も安全に出来る様になった。進路変更や合流、車線変更もスムーズに出来る様になり、本人も運転に余裕が出てきた様で、オープンで走るのはこんなに気持ちが良いんだね♪と完全にオープンに目覚めた様だ。
最終的にはNBを買ったが、実は免許を取る前はロータスエリーゼが格好良いと言って買うつもりになっていた。私ら夫婦がやめておけと言っても聞く耳持たず、馬の耳に念仏状態。免許を取ればどんな車も自由自在に乗りこなせるという様な感覚でいたんだと思う。仕方がないから免許を取ったらまたアドバイスをする事にしていた。そうしたら、合宿で相当打ちのめされた様で、卒業するころには私達が勧めていたロードスターが欲しいと言い出した。一緒に行った中古車屋で息子が店員と話をしていて「父がオープンカーに乗っていてその影響でオープンカーに乗りたいと思って」と言った言葉が嬉しかった。そして、更に先程の息子の言葉。親子で同じ趣味を楽しめるというのがとても嬉しい♪
道中色々と注意はしたが、無事、息子の駐車場まで辿り着くことができた。まだまだ不安ではあるが事故を起こさない様に安全運転を心掛けてもらい、これからなるべく運転する機会を作り早くNBに慣れてもらいたい。そして、私の流星号とNBの2台で親子オープンツーリングに出掛けたい。
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2020/11/30 23:23:55