昨日とは打って変わって
今日は朝からいい天気でした。
こんな時は空冷ポルシェに乗るしかないですね。
ちょっと遠回りしていつもの大黒にちょっと寄り道。
横羽線に乗ってすぐに、
どうも品のよろしくなさそうな993RSがかっ飛んで来て
後ろにぴたりと付くのですよ。
良く見ると見慣れた993RSです。
GENROQとか言う自動車雑誌の連載記事に
「993RSをチューンする」なんて罰当たりな企画があるのですが、
まさにその993RSです。
珠玉のような993RSのエンジンを
東名エンジニアリングでOHの上各部バランス取りして
それをMOTECと6連スロットルで回すなんて・・
そんな邪悪な企画の裏には
必ずと言っていいほど「クレフなんちゃら」と言う店がからんでいます。
高速道路で遭遇したので
まあしょうがないから大黒で2台を止めました。
ちょいとエンジンを覗かせてもらって
アクセルをブリッピングさせてもらいました。
いやあ~、たまげました。
アクセルペダルに足をのせ
ちょっとだけ、ほんのちょっとだけ踏んだだけで
一瞬で4000rpmまで回ってしまいます。
アクセルを踏んだ瞬間、ゴボッと言う吸気音に加え
エンジンがブルッと身震するのが背中に伝わってくる・・
何これ!!?
レーシングカー?
バイク?
遠い昔に味わった感触に酷似しているのですが
それが何だったのか思い出せません。
「エンジンのツキ」とか「レスポンス」とか言うのは、
馬力やトルクや速さとは関係なく
直接「気持ちよさ」に繋がりますね。
この「鋭いレスポンス」「カミソリのようなレスポンス」、
しかも空冷ポルシェのそれですよ。
この上なく楽しく嬉しく気持ち良い・・
こんな車に乗ると
信号で止まる度にブリッピングしちゃうでしょうね。
事実、この993RSのオーナーさんは
(私より1歳半も年上のジジイのくせに・・)
信号の度に無意味に空吹かししてます・・
鉈のような切れ味の930のエンジンも
こんな風に剃刀エンジンにしたいのですが・・・
東名エンジニアリングだの6連だのMOTECだのと言っていたら
930がもう1台買えちゃいますから、
そんなことはするつもりはありません。
じゃあ
どうすればいいのかなあ・・
ご存知の方がおられたら教えて下さい!
ちなみに
この邪悪な993RSには
純正のバカでかいウイングはもとより
ワンオフで作ったこんな空気導入口、
気取って言うと「エアインテーク」なるものがついています。
しかも背びれ付。
走ると油温が瞬く間に下がるほど
その導風と冷却の効果が絶大らしいのですが・・
お水な店や人たちが考えそうな事ですね。
誓って言いますが、
私は絶対に付けません。
しかし・・
これはとても良く出来ていて
純正部品とも言えるほどの質感とフィッティングで
不思議に違和感がありませんね。
(でも付けませんが・・)
まあそのあたりも
GENROQとか言う罰当たりな雑誌の次号で紹介されるのでしょうが・・
先日落とした車高が馴染んできた930は
今日も快調でした。
Posted at 2015/01/31 20:21:06 | |
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