少し大袈裟に言うと、以降の自分の人生を変えた出来事や人物との出会いがあると思っています。
自分の場合は以前にも書きましたが、31年前にこの雑誌を購入したことから始まります。
「航空ファン」1985年6月号。
以前から船や飛行機は好きで雑誌などはよく購入していましたが、航空祭に出かけていくほどではありませんでした。
当時、浜松支店勤務で浜松基地の工事担当になり、昼休み中に基地の中から活動停止寸前のF-86ブルーインパルスの練習飛行を眺めたりしていました。
そんななかで 工事担当の自衛隊員の方から教えていただいてたまたま見に行った1982年11月14日の浜松基地航空祭でブルーインパルス4番機の墜落を目撃したりしていました。
さて、「航空ファン」6月号ですが、なぜかこの広告に目がいってはなれません。
「バッカニア、見たい!ニムロッド、見たい!」
普段 航空雑誌の写真でしか見たことの無い機体の実物が見られる!そう思うといてもたってもいられなくなって、入院中だった父に話して了承をもらって申し込みをしました。
初めての海外旅行、国内の航空祭も上記の一回くらいしか行ったことのない人間。
今、思うとなぜこんなに行きたかったのか?よくわかりません。
まだ独身だったから出来たことなのでしょうかね?
そして出発。
古いアルバムに貼ってある写真ですが、懐かしいです。
当時は成田発、アンカレッジ経由ヒースロー行でした。
航空券もエコノミーなのにカラーで立派ですね。
今年のRIAT2016は7日間のツアーでしたがこのIAT85は9日間、朝ロンドンに到着してヨービルドンのフリート・エア・アーム・ミュージアムを見学、IATが終わってロンドンに戻ってからも1日余分に自由時間があってゆっくり出来る日程でした。
まあ、その分ツアー料金が当時で10万円ほど高いのですが・・・。
ヨービルドンの博物館の横にはイギリス海軍航空隊の飛行場があって皆で撮影をしたのも楽しい思い出です。
ヨービルドンに向かう途中、バスの窓から「ストーン・ヘンジ」が見えたので添乗員さんと運転手さんに無理を言って、止まってもらい観光もしました。
フリート・エア・アーム・ミュージアムに到着
初めて観るハンターの実物(笑)
キャンベラも
俗に言う「ペンギン塗装」のハンター
そして、やっとバッカニアが出てきました。
ものすごく感動したのを覚えています。
廻りにいるツアーの参加者たちと大喜びしました。
スインドンに到着して宿泊するホテルを一枚。
IAT85が始まりました。
今はもう運行していない「フォトバス」からの撮影
カナダ空軍のCF-104
YS-11とよく似ているホーカーシドレー アンドーバー Andover C1 とVC-10
当時はコンコルドのフライトもありました。
初日に寄ったフリート・エア・アーム・ミュージアムには試験飛行に使用した機体が展示してあって、機内にも入れました。細い胴体で狭かったです。
趣味がもろに出ていますが、ビクターのフライト
赤いキャンベラ(3倍強い訳ではありませんが)や
大好きなバルカン
こちらもお気に入りのライトニングと
「バトルオブブリテンメモリアルフライト」のモスキート
今回のサブテーマ「DC-3ミート」
ぼけぼけの写真ですがイギリス空軍のジャギュア T Mk.2A
以上の機体、ほぼ全てが退役してしまっていて、飛行する姿を見ることは出来なくなっています。
今思うと思い切って行ってよかったなと感じています。
そして、本題。
行きの飛行機の中で座席が隣り合ったツアー参加者から教えていただききました。
「あそこに座っているのが元86ブルーのKさん、隣がT-2ブルーインパルスの現役5番機の横地さんだよ。」
私も含めてツアー参加者がアイドルを見る様な目になったのは言うまでもありません。
最終日の朝、ホテルの前でミニ撮影会状態になってしまいました。
この年の浜松基地航空祭では5番機の前に陣取って撮影させてもらいました。
Posted at 2016/09/29 11:25:34 | |
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