皆さんご無沙汰しております。
S2000も既に次のオーナーに渡っており、
あまり僕側がネタを引っ張るのは良くないと思ったので、
この記事でSの話の幕を閉じようと思います。
最後は過去を振り返り、進化の過程をログとして残して終わります(笑)
少し長いですが良かったら見ていってください。
この車と出会ったのは2006年の2月
今は見なくなったけど、
駅に中古の車が一覧で載ってるフリーペーパーみたいなのがあって、
それで見つけました。
4万3千キロでワンオーナー・禁煙車・修復歴無し、車検に手直し必要(笑)
という微妙な条件付きと出会いました。
第一形態
GTRのダクト、
J'sレーシングのハーフバンパーにアミューズのリップスポイラーの左右の顎を溶接、
自家製カーボンマスク(笑)
ボディ、金んんんんん
Racing Hartの重いホイール、
側面も金んんんん
トランクも金
そしてこの頃からリアバンパーはワンオフ
リアのライトの中も金色にしてました。
マフラーは5ZIGENのProRacer
ウイングも金(笑)
半年近くこの仕様でひたすら遊んでました。
最初はVTECが怖くて、初心者マークをつけて法定速度を守ってた時もありました。
が、やはり初心者でした。
だんだんスピード走行に慣れてくるころに、
この車の上限もしらずに調子に乗り、
雨上がりのウエット路面でオーバーステアをだし、
もちろん修正できる腕も無く、箱根の山から落ちました。
結構当時は精神的に来ました・・・。
事故ってしまった事への罪悪感と、
自分の腕を過信した不甲斐なさ・・・。
結果から言って廃車コースでしたが、
自分の悔い改めるためにも、
自分の粗末な運転のせいでこうなったこの車の為にも、
あえて次の車に行かず、きっちり治しました。
現オーナーさんが見て不安になられるといけないのでこれだけは言っておきます!
きっちり修正済みです!
サーキット走行でのセッティングでは多少差異は出ますが、
街乗りやワインディングでは全く問題ありません!
約1年後・・・
第二形態
完全復活です!
ホイールをCE28に変え足回りはビルシュタインでしたが、
右2本折れたのでFEEL'sの車高調に変えました。
もう懲りたのでおとなしく・・・・と思ってたのですが、
時がたつとS2000という車がそうさせるのか、
また走りたくなったんですよね!
ちょうど某アニメの何とかDや某DVDの峠何とか伝説を見始めており、
まぁ峠にはまりました。
この頃はアミューズのリップをつけ外装よりもひたすら走る事に没頭してました。
後ろもこの頃はプリンとしてる(笑)
通い詰めてたのは、この定○峠
鬼うどんで有名なところですね~
今見ても結構ボロボロだったなぁ・・・
そしてブレーキパットも当時は金が乏しく、
ケチって交換せず走っていたらついにパットが無くなり、
台座でローターを削り、
結果フルオーバーホールになりました・・・
人生初のローンを組みました!
ちなみにこんな事もしてた時もありました↓
のちにホンダツインカムで、こんなもの重量増だ!って言われ、
もぎ取られました(笑)
ちなみに内装にはこだわっており、
当時は白ベースに黒を添える仕様でした。
一体型パネルに埋め込みでした。
フルバケもメーカー不明な白いやつ(笑)
第三形態
ここで一番長く愛用したフロントバンパー、
バーディクラブの顎に変更です!
そしてここいらあたりで、エンジンのオイル食いが酷くなり
3千キロ走る前にオイルゲージがFullから一切ゲージにつかない所まで減るようになりました。
当時は毒キノコ(エアクリ)で高回転仕様として走ってましたが、
結局そのおかげもあってエンジンに手を出すことになりました。
長く引っ張りすぎたせいか、
パペットバルブにカーボンの層が出来ており、
しかもそれが何重も・・・
そしてそれが剥がれそのかけらがエンジンの至る所を傷つけており、
結構総とっかえにになりました。
みなさん、エンジンのオイル食いが酷くなってきたら、
早めに手をかけた方がいいですよ!
エンジンが完成してからは、サーキットに手を出し始めました。
ディフューザーをつけるために、お尻の穴を専門家に整形してもらう(笑)
ホイールをアドバンGTに変更!
一目惚れで、見た瞬間に購入しました!
ボンネットをバリスへ
ツインカムのボンネットをサーキットで折ってしまったのは内緒
お尻も、ディフューザーをオリジナルでつけてもらい、
それに合わせてマフラーもワンオフで作成
ここからはガンガンサーキットに通うようになりました。
タイムアップのための改造、
そして改造した結果を確認しにサーキットへ
これのひたすら繰り返しでした。
お金もかかったけど一番S2000に対して楽しく向き合ってた頃な気がします。
プロにも乗ってもらったり、ライセンスとって有給使っていったり、
のめりこんでました。
サーキットの傍ら、こちらも生きがいでした。
オフ会は他の記事でたんまり書いてるのでここでは省略
そして第四形態(最終形態)
2017年の終わりにFEEL'sが僕好みのバンパーを出したので、
長年使っていたバーディクラブのバンパーと別れ、
新しい顔になりました。
周りからは好評でした!
顎をつけ僕の中での大人をテーマにした理想のS2000が完成した瞬間でした。
バーディクラブの時のテーマは攻め!
カナードとかもつけて攻撃的にしていたつもりです。
トランクも黒塗りじゃなく、ちゃんとカーボンにしました。
この頃のボンネットの中はこんな感じ
一番のお気に入りは?と聞かれたら、
4-1のFEEL'sエキマニです!
内装も最後はこんな感じ。
ワンオフにまみれててほんと幸せでした。
ドアの内側をカーボンにしたのは、のちに嫁さんに凄く不評でした・・・。
やっぱ個人的にはS2000はサーキットを走ってる所が一番かっこいいと思う。
色々なジャンルがあるけど、自分のSはサーキットが一番輝いてた気がする。
そしてこれが次期オーナーに手渡す前の最後に一眼で撮った旧マイカー
本当にかっこよかった。
今思っても涙が出るくらいかっこよかった。
見た目、音、存在感、全てにおいてかっこよかった。
これで13年という付き合いは終わりましたが、
今振り返っても青春と共に歩んできたなぁと実感してます。
とても幸せでした。
傍から見れば、たかが車なのに何言ってんだコイツ、と思うかもしれませんが、
愛着が湧いて、長い時間共に過ごすとこうなってしまいました。
もちろん何一つ後悔はありません。
長い記事を読んでいただき、有難うございました。
これにて僕が書くS2000記事は終了です。
新しい車もただいま納車待ち状態となっており、
Sを超えるのは無理ですが、また車で楽しめればと思ってます。
Sに関わってくださった皆様、
本当にありがとうございました。
Champagne Gold FEEL's S2000
ナデ