
大変ご無沙汰しております。
みん友の皆様はいかがお過ごしでしょうか。
私はといえば、相変わらず過ごしておりました。
前回の更新で発注すると言いましたが、二転三転ございまして。。
イヴォークはまだ発注まで至っておりません。。
これは直前になって担当の方が変わってしまった事。
仕事関係の色々な事が時期的に重なってしまったためです。
まあ後者が理由の大部分をしめますが、タイミングって大事なんだな、と改めて思った次第であります。
とりあえず公私ともに落ち着くまでは、発注は白紙かな。
残念ですがやむを得ませんね。
そんな中であっても、試乗はちょこちょことして参りました。
今回はそのレビューをしたいと思います。
〈MINIクーパーS〉
そういえば中身が完全にBMWになってどうなんだろう。
という事でディーラーの担当さんにお願いして試乗させてもらいました。
このボディに2Lターボでパワーウェイトレシオが6.45ですから、数字だけ見たらスポーツカーですよね。
ただふと、オーナーでもなんでもないですがMINIらしさってこうなのかな。と思いつつも。
乗り心地もいいし、普段乗りの実用性もあるし、走りも楽しめる良い車でした。
〈アウディA4〉
鳴り物入りでデビューした新型A4の試乗車はセダンのベースグレードでFF仕様でした。
乗り味はアウディらしいちょこまかとした感じ。
他のドイツ車メーカーと比べるとドッシリ感は相変わらずありませんでしたね。
この乗り味が、僕には安っぽく感じられてどうも好きになれません。
だけどやっぱりライティングを含めたエクステリアデザインは間違いなくここ数年は世界を牽引しているなと感じます。
インテリアはなぜか、かなりアッサリとした質感で正直なところ残念です。
もう少しラグジュアリー感はあっても良かった気はします。
お値段も上がりましたし、どうでしょうか。
ビジネスエクスプレスとしてなら最高だと思います。
〈マツダ デミオXD〉
以前CX-3を試乗させてもらったディーラーにお願いしました。
この日は友人の付き添いだったので、僕はメインでは乗っていませんが。
用意してもらったのは4WDでLpkgという上級グレードの試乗車。
デミオにはかなりの年次改良が加えられた後でしたが、今回の試乗車は年次改良前のものでした。
このクラスの国産車ではライバル不在かと思わせるほどの総合力ですね。
乗り味はもちろん、エクステリアデザインもインテリアデザインも素晴らしいと認めざるを得ないです。
デザインの好みはかなり分かれるみたいですが。
停車しているデミオは、輸入車にみられるのと同等のオーラをまとった佇まいをしています。
同クラス以上でも他国産メーカーにみられるハリボテ感や安っぽさはありません。
もちろんデミオだけでなく、今のデザイン言語を持ったマツダ車には他の国産車にはない風格を感じましたよ。
風格とは何処から来るものなのか。
デザインなのか、パワートレインなのか、ボディ剛性なのか、足回りなのか。先進技術なのか。
様々な積み上げと小手先ではない車作りから生まれるものなのではないのかなと思います。
マツダはここにきて車作りの本質を突き詰めはじめたのではないのかと偉そうに思ったり思わなかったり。
国産メーカーですからね、心から応援しています。
CX-4は日本でも発売して欲しいな。
〈VW ポロ ブルーGT〉
この日はマツダからVWディーラーにハシゴしまして、続けて友人の付き添い。
とりあえずVWの入門ゴルフ7コンフォートラインに試乗。
すごく良い車なのはもう誰もが知るところですので。こちらのレビューは割愛します。
そしてマイナーチェンジ後、気になっていたポロ ブルーGTに試乗させてもらいました。
イメージとしてはチョロQを運転しているような感覚です。
ゴルフ7ハイラインと同じ1.4Lターボを積んだ上、1.2tという車両重量でハイラインに比べ120kgも軽量ですから軽快そのもの。
もう十分にライトウェイトスポーツカーですよ。
名前ほど長距離を走るGTカーとしての役割はないかもしれませんが。
街乗りや中距離移動の楽しさは抜群ですよ。
本当に欲しくなりましたね。安全装備もゴルフ7と同等ですからね、商品力は高いです。
ちなみに一緒に行った友人は、このブルーGTの商談を進めています。
たまに乗らせてもらおう。
でもひとつだけ残念なところがあります。
シートのカラーリングがちょっと…
オプションで他の設定に出来ないのも…
〈アウディQ7〉
懇意のディーラーの担当さんから、試乗車が入りましたので是非と声をかけてもらえました。
フルモデルチェンジしたQ7は以前に比べるとかなり大人しいエクステリアデザインになりましたね。
僕としてはコンサバで品格のあるデザインになって高評価です。
用意してもらった試乗車は、ベースグレードの2Lターボモデル。
2Lターボ?このボディサイズで?このお値段で?と思いましたが杞憂でした。
滑らかでゆったりとしたクルージングのような乗り味。
必要にして十分な加速。
重さはまったく感じません。
だけどまったくもって余裕のないポテンシャル。
どうしてもこの新しいエクステリアデザインのQ7が欲しい。
だけど3ℓターボまでは予算もないし、必要もないという方は是非。
まあでもこのクラスの車は所有するだけで喜びがありますよね。駆け抜けるまでもないんです、きっと。
そしてかなり間はありましたが本日、Q7 3Lターボモデルに試乗してきました。
乗り比べた感じでいうと2Lターボモデルの方が断然乗り心地は良いです。
やたらとバタつくし、路面のザラつきを拾い過ぎるので、おそらく大径タイヤを履いているだろうなと思っていましたが。
降りて確認すると21インチでした。
僕の実感としては20インチを超えるタイヤを履いてバタつかない乗り心地の車に出会った事がありません。
確かに見た目はカッコ良いですが、今の技術ではメーカー問わず20インチ以上のタイヤは制御出来てないとしか思えないです。
なので僕は車種にもよりますが、17〜19インチまでで十分だと思っています。
デザインによって、その車のパフォーマンスが損なわれるようでは微妙です。。
で2ℓターボモデルと比べると当たり前ですが加速性能もポテンシャルも十二分です。
正直な感想としてはやっぱりこのクラスなら3ℓターボは欲しいですね。
でもこのお値段ですと、ライバルが多数存在しますからね。
これといった魅力が僕には感じられませんでした。
以上、上半期の試乗記でした。
本当に良い車がたくさん。
今はきっと、ガソリン車やディーゼル車のような内燃機関を持った車は晩年に近いんじゃないでしょうか。
今後、内燃機関を持った車の販売を制限すると発表する国も出て来ているという記事も読みます。
今後EV車や燃料電池車が数多く登場し、自動運転も近い将来実現するでしょう。
そんな中、ガソリンを撒き散らして(笑)走る車に乗れる事をあと少し限られた時間の中、楽しみたいと日々考えています。
実用性と趣味性を同時に持った車を選んで乗れるのもあと10年ないかもしれませんからね。
今ある車というコンテンツを通じて、人と出会い、素晴らしい時間を共有出来たら幸いです。
写真は先日仕事で行った和歌山にて。
少し足を伸ばして白浜に行ってみました。
すごく良いところでした。
住んでみたいです。
ではまた。