天気:晴れ 気温:29度 路面温度:30度
コンディション:ドライ
セッション前半はあまり走行が行われないこともあるQ1だが、今回は開始直後からウイリアムズのマルドナードを皮切りに多くのマシンがコースイン。序盤からミディアムタイヤを使用したアタックが行われた。
タイムシート上位は、予選前のFP3でも速さを見 せていたメルセデス勢とロータスのグロージャンが牽引。一方、フリー走行から好調のレッドブル2台は残り時間10分を切ってからようやくコースインする。
ただ、そのなかスーパーソフトを装着したザウバーのヒュルケンベルグが首位に浮上。タイムを牽引するメルセデスの2台がスーパーソフトで再びコースインするなか、レッドブルの2台はミディアムタイヤで上位のタイムを記録し、そのまま安全圏で走行を終えた。余裕しゃくしゃくなのが伺える…(゚Д゚)
その結果。このセッションのトップタイムは、 スーパーソフトに履き替えたメルセデスのハミルトンの1分44秒196に。レッドブルの2台と、グロージャンのみがスーパーソフトタイヤを温存した。
ノックアウトゾーン近辺では、フェラーリのマッサがチェッカーフラッグ直前まで下位に低迷していたが、最後の1アタックでなんとか13番手のタイムでQ2進出。
また、ザウバーのグティエレスも最終アタックでタイムを更新し、僚友ヒュルケンベルグに次ぐ10番手につけた。
一方、彼らの押し出される形でフォースインディアのディ・レスタとウイリアムズのマルドナードがここで敗退。加えて、ケータハム、マルシャの各2台もこのセッションで走行を終えた。
Q1ノックアウト(上から順)
Force India ディ・レスタ
Williams マルドナード
Caterham ピック
Caterham ヴァン・デル・ガルデ
Marussia ビアンキ
Marussia チルトン
Q2は、ロータスのライコネンを筆頭に、各マシンともセッション開始直後からスーパーソフトタイヤを投入。まずはメルセデスの2台がこの週末初となる1分43秒台に入れるタイムで上位2位を独占する形となった。
ただ、セッション終盤の残り5分を切ってからレッドブル勢がようやくアタックへと向かうと、ベッテルが後続を大きく置き去りにする1分42秒905のタイムを記録して首位に。チームメイトのウェーバーも1分43秒台にとどまるなか、ベッテルがこのセッショントップとなった。
ノックアウトゾーン近辺では、各マシンが最終アタックを行うなか、ザウバーのグティエレスが7番手のタイムでQ3に進出。一方でチームメイトのヒュルケンベルグやトロロッソのベルニュらは他のマシンに押し出される形で敗退。
また、最終アタック直前まで11番手だったロータスのライコネンは、タイムアップを果たすも10番手のタイムに及ばずにここでセッ ションを終えた(゚Д゚)
加えて、マクラーレンのペレス、フォースインディィアのスーティル、ウィリアムズのボッタスもQ3進出はならなかった。
Q2ノックアウト(上から順)
Sauber ヒュルケンベルグ
ToroRosso ベルニュ
LOTUS ライコネン
McLaren ペレス
Force India スーティル
Williams ボッタス
決勝のポールポジションを争うQ3には、レッドブル、メルセデス、フェラーリの各2台 に加え、マクラーレンのバトン、ロータスのグロージャン、ザウバーのグティエレス、トロロッソのリカルドの計10台が進出を果たして、10分間のタイムアタックが行われた。
セッションでは、レッドブルのベッテルがファーストアタックで早々に1分42秒841を記録して、ライバルを引き離して首位に。ライバル勢は一旦ピットへ戻りチェッカー間際の最終アタックへとかけた一方、ベッテルは最終アタックを行わないという決断を下す。
チェッカー間際のアタックでは、メルセデスのロズベルグが好タイムで各セクターを駆け抜けて1分42秒台には入れるもベッテルには届かず2番手。セクターベストを更新しつつコントロールラインを通過したウェーバーやグロージャンも及ばず、爪を噛みやや不安そうな表情を覗かせながらライバルのアタックを見届けたベッテルが今季5回目、キャリ ア41回目のポールポジションを獲得した。
2番手にはロズベルグ、3番手はフリー走行から好調だったロータスのグロージャンがつけ、レッドブルのウェーバーが4番手に。メルセデスのハミルトンは5番手となっている。フェラーリ勢は、マッサがまたもやアロンソを上回る形で6・7番手に並び、8番手以下にバトン、リカルド、グティエレスと並んでいる。
予選結果っていうか~スターティンググリッドのコーナー
1番手 RedBull セバスチャン・ベッテル 1分42秒841
2番手 Mercedes ニコ・ロズベルグ 1分42秒932
3番手 LOTUS ロメイン・グロージャン 1分43秒058
4番手 RedBull マーク・ウェーバー 1分43秒152
5番手 Mercedes ルイス・ハミルトン 1分43秒254
6番手 Ferrari フェリペ・マッサ 1分43秒890
7番手 Ferrari フェルナンド・アロンソ 1分43秒938
8番手 McLaren ジェンソン・バトン 1分44秒282
9番手 ToroRosso ダニエル・リカルド 1分44秒439
10番手 Sauber エステバン・グティエレス No time
11番手 Sauber ニコ・ヒュルケンベルグ 1分44秒555
12番手 ToroRosso ジャン・エリック・ベルニュ 1分44秒588
13番手 LOTUS キミ・ライコネン 1分44秒658
14番手 McLaren セルジオ・ペレス 1分44秒752
15番手 Force India エイドリアン・スーティル 1分45秒185
16番手 Williams バルテッリ・ボッタス 1分45秒388
17番手 Force India ポール・ディ・レスタ 1分46秒121
18番手 Williams パストール・マルドナード 1分46秒619
19番手 Caterham シャルル・ピック 1'分48秒111
20番手 Caterham ギド・ヴァン・デル・ガルデ 1分48秒320
21番手 Marussia ジュール・ビアンキ 1分48秒830
22番手 Marussia マックス・チルトン 1分48秒930
※1位~10位はQ3タイム。11位~16位はQ2タイ ム。17位~22位はQ1タイムを記載。
なんというか後半戦からのライコネンの調子が…(゚Д゚)またQ2敗退だし、これが噂に聴くライコネンにツイてないことが続きまくってしまうという…通称「ライコネン症候群」というやつなのか(゚Д゚;)
なんだかフリー走行からマシンが上手く行ってないみたいだな。
てか、ライコネンってシンガポールであんまり成績良く無い気がする…Ferrariの時とかもそうだったし。まぁ、仕方ないけど、トラブルなければ上がってくるよな。
グロージャンは、フリーから上手く乗れてたけど、まさか3番手に来るとは思わなかったな。ライコネンがダメでもグロージャンがこれなら大丈夫だね。ロータスは。
しっかし、ベッテルのマシンは、速すぎるだろ!もう勝負にならないじゃんか(笑)他のマシンが滑って過ぎてくとことかか安定感ハンパないからな。恐ろしい車作るよレッドブルは(^_^;)
表彰台の予想は…
1位ベッテル 2位グロージャン 3位ロズベルグ
ベッテルは、マシンが止まらない限り優勝っしょ。
グロージャンは、調子良さそうだからね。
ロズベルグは、シンガポールは、相性がいいけど、リアタイヤがオーバーヒートし易いから一つポジションを落とすと見た。