2014年F1第9戦イギリスGPの公式予選は、メルセデスAMGのニコ・ロズベルグが今シーズ ン4回目、通算では8回目となるポールポジションを獲得した。2番手にレッドブルのベッテルが3番手にマクラーレンのバトンが付けた。
生憎の雨となったイギリスGPの予選。Q1でいきなりフェラーリとウイリアムズの4台が全滅するなど波乱の展開となるなか、メルセデスAMG、レッドブル、マクラーレン、フォース・インディア、トロロッソの各2台が最終ラウンドのQ3に進出した。
ポールシッターを決するQ3も序盤の早い段階で雨が降り出し、最初のアタックでトップにつけたハミルトンがそのままポジションをキープするかと思われたが、最後のファイナルラップでさらなるドラマが待っていた。
それまでタイムを記録していなかったレッドブルのベッテルが、最後のセクター3で2秒近くあったタイム差を逆転。一気に1番手へ飛び込むと、ハミルトンの後ろにつけていたメルセデスのロズベルグもセクター3を26秒574で駆け抜け、 トップに浮上。ライバルのチームメイトを逆転し、今シーズン4回目となるポールポジションを獲得した。
さらに、マクラーレンのジェンソン・バトンもトップ2と同様にセクター3で大きくタイムを削り、母国ファンの前で3番手を獲得。今季不振のマクラーレンはもう1台のケビン・マグヌッセンもフォース・インディアのニコ・ヒュルケンベルグに続く5番手に滑り込んだ。
一方、ロズベルグの前で最後のアタックに入っていたハミルトンは、チームの指示なのか途中でアタックを中断してしまい、まさかの6番手にドロップ。タイトル争いのためにもポールポジションの欲しかったハミルトンだが、またも運に見放されてしまい、パルクフェルメで悔しさを滲ませた。
7番手はセルジオ・ペレス。以下ダニエル・リカルド、ダニール・クビアト、ジャン-エリック・ベルニュとなっている。
なお、ケータハムの小林可夢偉は1分49秒625というタイムで22番手となったが、チームメイトとともに予選107%タイムの1分47秒406をクリアできていない。
予選結果/ペナルティ無し
1位 No.6 N ロズベルグ (Mercedes) 1'35.766
2位 No.1 S ベッテル (Red Bull Racing) 1'37.386
3位 No.22 J バトン (McLaren) 1'38.200
4位 No.27 N ヒュルケンベルク (Force India) 1'38.329
5位 No.20 K マグヌッセン (McLaren) 1'38.417
6位 No.44 L ハミルトン (Mercedes) 1'39.232
7位 No.11 S ペレス (Force India) 1'40.457
8位 No.3 D リカルド (Red Bull Racing) 1'40.606
9位 No.26 D クビアト (Toro Rosso ) 1'40.707
10位 No.25 J エリック・ベルニュ (Toro Rosso ) 1'40.855
11位 No.8 R グロージャン (Lotus) 1'38.496(Q2)
12位 No.17 J ビアンキ (Marussia) 1'38.709(Q2)
13位 No.4 M チルトン (Marussia) 1'39.800(Q2)
14位 No.21 E グティエレス (Sauber) 1'40.912(Q2)
-位 No.13 P マルドナド (Lotus) (予選結果から除外/1'44.018(Q2))
16位 No.99 A スーティル (Sauber) No Time(Q2)
17位 No.77 V ボッタス (Williams) 1'45.318(Q1)
18位 No.19 F マッサ (Williams) 1'45.695(Q1)
19位 No.14 F アロンソ (Ferrari) 1'45.935(Q1)
20位 No.7 K ライコネン (Ferrari) 1'46.684(Q1)
21位 No.9 M エリクソン (Caterham) 1'49.421(Q1)
22位 No.10 小林可夢偉 (Caterham) 1'49.625(Q1)
※1位~10位はQ3タイム。11位~16位はQ2タイム。17 位~22位はQ1タイムを記載。
感想(自分目線)
今回の驚きは、フェラーリとウィリアムズがQ1で終わったこと・・・
フェラーリは、予選大失敗だよ。アロンソは、スピンが勿体なかったけど。フェラーリは、ただでさえ「もっとパワーくれよ」な状態の車なのにライコネンもアロンソも出すタイミングを間違えてるなと感じた。ライコネンは、本当にいいタイム出せてないから仕方ないけど、せめてアロンソは、Q2まで行かせないとダメっしょ(;´・ω・)フェラーリは、前出るのキツイだろうな。
ウィリアムズは、ここ2戦ともいい結果出てたからイギリスもいい感じかと思ったらフリー走行でボッタスの車のサイドポンツーンがなんかポンッて破裂してひび割れたりしてたりしてたし、あんまりいい感じでなかった。それに予選は、雨が降ったり止んだり運がなかった感じ。晴れてればこんなことには、ならなかったはず。マッサは、目立つことなかったな。参戦200戦目になるそうで後ろからの追い上げ頑張って頂きたい。
すごかったのは、最後のベッテルの一発勝負のラップ、セクター1と2がリカルドより2~3秒遅かったのにセクター3でロスしたタイムリカバーしてトップタイムまで持ってくるとか凄過ぎる!ただ、すぐにロズベルグにトップ取られたけど。普通諦めちゃいそうなタイム差を埋めてしまうとは、さすがチャンピオン。
今季いい結果が出せてないマクラーレンもバトンが調子いいみたいで3番手。母国GPだから表彰台狙える位置だから頑張ってほしいところ。ところでそのピンク色のヘルメットは、どうしたのかな?もしかして、ジェシカに勧められたのかな(笑)「ピンクは、今年の流行よ~ジェンソンwww」的なカワイイ理由だといいな。
今回の予想
1 ロズベルグ 2 ハミルトン 3 バトン
厳しいかな~1、2は、確定みたいなもんだし。
Posted at 2014/07/06 13:15:48 | |
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F1 2014年シーズン | スポーツ