サンバー　TV2　クラッチ交換　その2　(クランクリアオイルシール交換)

さて、クラッチ交換のついでにサンバーでぜひやっておきたいリアのクランクオイルシール交換です。

フライホイールを外してカバーを取ります。10mmが2本。

オイルパンのボルトをすべて外し、スクレーパで液体ガスケットを少し切ってあげると外しやすいかと思います。
最後はバールで少しこじりました。

今回オイルパンまで取ることになりましたが、結果的に助かりました。スライムみたいなスラッジが大量に堆積していて、ストレーナも半分くらい詰まってました。
前のオーナーのオイル管理なんてバンだとあまり期待できないですね。

めっちゃ掃除しました。
満足。

さて本題のリアクランクオイルシールで、ぜひやっておきたいクランクキャップオイルシール、通称棒シールです。
これを交換しておかないと、結局リアオイルシールでは止めきれずにオイルが漏れてきます。

スクレーパ等でキレイにガスケットを除去し、シールパッキンブラックをはみ出るくらい塗って戻します。
左右あるので落とさないように。

ちなみにクランクキャップはセンターにボルトの穴があるので、スライディングハンマで外しました。

締め付けトルクは40N・mとのこと。
左右均等にトルクレンチで締めました。

ちなみにこの状態だとクランクリアオイルシールはすごい簡単に取れます。

クランクキャップを戻したあと、シリコングリスを塗布して新品を打ち込んでおきました。

オイルシールにもオイルパンにも、このシールパッキンブラックを使用しました。
めちゃくちゃ強いんですが、手につくと最悪なので手袋してから使ってください。

1800円くらい。
https://amzn.to/2Noi7CJ

カバーも掃除して戻しておきました。

次はまたクラッチの交換作業に戻ります。

つづく