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タケ@HAPPI_MANのブログ一覧

2009年06月17日 イイね!

サルディニアとアクロポリスの狭間で

サルディニアとアクロポリスの狭間で※写真はミッコ公式Webより

WRC第7戦アクロポリスがとっくに終わっちゃってるわけですが…ちょっと時間を巻き戻して、第6戦サルディニア終了からアクロポリス開幕までの間に思っていたことなど書いてみます。

バラバラ君の優勝(自身通算2勝目)、BPフォード・アブダビの1-2フィニッシュと、結果だけ見るとフォード勢にとって「いいことづくめ」だったサルディニア。その実、チーム戦略としてはガタガタでした。しかし結果が出ちゃったもんだから悩ましいわけです。ローブとミッコによるタイム調整は、あまりにも露骨にやりすぎてタイムロスが大きすぎた。そして、その恩恵にあずかってバラバラ君が優勝しちゃいました。

でも、マルコムパパは考えた。「ラトバラがチームの言うこと聞かずに突っ走るなら、逆にそうさせてやればいい」。

どうせ聞いてくれない走行順調整のオーダーを出すくらいなら、DAY1でラトバラに先行させて翌日の路面掃除役をさせればいいわけです。幸いにしてラトバラはポイントランキングでは期待はずれの中位に沈んでいるので、初日の走行順も良く、好タイムが望めます。

DAY2でラトバラが路面掃除役となるわけで、マシンを温存しているミッコが、ラトバラの後から比較的クリーンな路面状況で巻き返しをはかることが出来ます。万が一ミッコのマシンにトラブルがあっても、ラトバラが踏ん張りきれるなら上位も狙えるはず。ミッコはチームのことを第一に考えてくれる良い子だから、従ってくれる。

ラトバラ本人もこういった状況は願ったりかなったりです。「ボクはセブに対抗できるただ一人の天才ドライバーなんだ! えっへん!!」(←ちょっと勘違いはいってます。セブの【ライバル発言】の策略に、ずっとハマってるだけ)

というわけで、「ラトバラがコースにとどまっていられる範囲でならDAY1での先行を許す。DAY2以降についても基本的にチームオーダーは必要ない」という暗黙のルールが、それぞれの思惑で組みあがっているのではないでしょうか?(笑)

それにつけても、ミッコは本当に良い子だと思います。チームのことを大切に思っているし、自分がそのチームの一員であることをしっかり自覚している。これは、06年~07年とマーカスのチームメイトとして、本当に充実した時間をフォードチームで過ごしたからだと思います。

対してラトバラは自分のことしか考えていないように思えます。若いドライバーだから仕方がないという向きもあるでしょうが、インタビューの言葉から垣間みえる言い訳やワガママっぷりは、聞くに堪えないこともあります。もう大人なのに「泣いて懇願」とか恥ずかしくないんだろうか。やはり若いころから何でも与えられるような環境に育ってしまうと、こうなってしまうんでしょうかね……

まあ、それでもシトロエンJr.チームのボンボンたちよりは、結果につながっているから許されているんだろうなあ。某ヨゥキ・コネクションからの「鼻薬」も効いているだろうしね。チームにとっては良い金づるなのは間違いないハズ。そういった意味ではマルコムパパの「ビジネスの才能」に脱帽ですよ。(^_^;)
Posted at 2009/06/17 15:05:43 | コメント(1) | トラックバック(0) | column | 日記
2009年06月16日 イイね!

「スーパーSSアタック in NARITA」に参加してみた

「スーパーSSアタック in NARITA」に参加してみた写真は「A/m/s」さまより

先週の土曜日のお話ですが…最近、なにかとお世話になっている小西重幸さんのショップ「A/m/s」の主催イベント「スーパーSSアタック in NARITA」に参加してきました。

このイベントはカート用のミニサーキットを使用して、ラリーのスーパーSSをイメージしたタイムアタック付走行会。ちょうどミニ子の集中メンテも一段落して『ちょっと元気に走りたい気分』だったので、応募してみたのです。(^_^;)

ミニのオーナーズクラブの仲間と仕立てたマシンで耐久レースには参加していましたが、自分のクルマで走行会に参加するのは3~4年ぶりかも? 奇しくも最後に走ったのが、今回のイベントで使用されるナリタモーターランドだったハズ。そんなワケで、カ-ナビのサポートを受けながらおぼろげな記憶をたどって現地に到着。ひさしぶりのサーキットの空気がうまい!(笑)

周囲を見回すと、ラリー系ショップの主催だけあって参加車両はインプレッサ、ランエボなどのハイパワーマシンがたくさん! 珍しいところではシエラ・サファイア・コスワースやサクソなんかも参加してます! 他にもセリカGT-FOUR、ファミリアGT-R、ブーンX4、Vitzなど、各クラス揃ったラリー風味。とっても居心地が良い空間です。(^_^)



受付をささっとすませて、車検とブリーフィングが終わればシェイクダウン。ようするに練習走行なのですが、基本コースを左回りで1周×3セット走ってマシンと自分の調子を確かめます。このコースを走るのは久しぶりなのと、新しく履いたタイヤの感触から、あまり無理はしない方向で、まったり楽しむことに決めました。

シェイクダウンが無事に終わると、スーパーSSのコース図が発表となりました。基本コースに加えてインセクションを2周する設定だったので、シェイクダウンでの練習走行の延長でこなせそうです。

スーパーSSの走行では光電管システムによるタイム計測があるのですが、通常の走行会と違い、各車とも事前にスタート時刻が設定されています。実際にスタートしようがしまいが設定時間になればタイム計測が始まるわけです。

余裕を持ってTC(タイムコントロール)に向かい、計時員に自分のタイムカードに出走時刻を書き込んでもらってから、スタートポイントでスタート時刻を待ちます。このわずかな待ち時間がドキドキもの。走り出してしまえば、ドライブするので必死になっちゃうんですけどね。(笑)


写真は「A/m/s」さまより

無事にフィニッシュポイントを越えたら、STOP看板のある場所で計時員にタイムカードを渡してタイムを書き込んでもらいます。スタート時刻とフィニッシュ時刻の差が、スーパーSSの走行タイムとなるわけです。各車のタイムはスーパーSS終了後にHQ(ヘッドクォーター)テント前に掲示され、総合&クラス別の順位が分かるようになっています。

こんな具合で午前中はスーパーSSを2本走行。ここでまたラリー風味のシステムが…一般的な走行会では「何本かの走行枠の中でただひとつの最速タイム」を目指して走るわけですが、この走行会ではSS1とSS2の合計タイムも集計&掲示されるのです。つまり、ここ1発の最速タイムを出せば他の走行枠は犠牲にしていいわけではなく、すべてのSS(走行枠)でコンスタントにベストタイムを狙っていかなければなりません。自分はSS2でちょっと頑張りすぎてタイムを落としてしまいましたが、マシントラブルによる走行中止(リタイヤ)や、ミスコースでペナルティのタイム加算を受けた参加者もいて、ちょっぴり総合順位があがったりしました。(^_^;)

お昼のサービスはみんカラお友達の「RFAN」代表であるグループA万歳さんが準備してくれたケータリングのドイツ料理&ノンアルコールビールが振舞われました。なんでドイツ料理かというと、そこはグループA万歳さんのこだわりで【カートコースでのイベント→ターマックイベント→ターマックイベントといえばラリー・ドイチェ→ドイツ料理がピッタリ!→ドイツ料理といえばビールだろ!】ということらしいです。(笑) 肉と芋が好物の自分はとっても美味しくいただきました。ごちそうさまでした!


写真は「A/m/s」さまより

さて、午後からは午前中のコースの逆走となる右回りでのシェイクダウンからスタート。ここで、小西さんがドライブするBASTOSカラーのBMW M3の助手席に同乗させてもらって異次元の走りを堪能! これだけでも満腹状態なのですが、まだスーパーSSのタイム計測が2本残っています。

午前中の逆走となる午後のステージは、特に意識して「スタートダッシュは効率的に! ミスコースに気をつけながら、丁寧な操作を心がけて」走ります。なんとか最終のSS4で1秒のタイムアップ! 個々のタイムは他の参加者の皆さんに較べるまでもなく激遅なのですが、リタイヤやペナルティがなかったので総合計タイムでは「11位/全18台」という結果になりました。

終わってみれば、カタチとしては通常の「走行会」と特に変わったところはありませんが、確かに「ラリー」の味がするイベントだったかと思います。自分はこれまで実際にラリー競技に参加したことはないのですが、こうやって各SSのタイムの「積み重ね」が結果になるのは面白いと感じました。これでちゃんとコドライバーがいてペースノートを読んでくれて、コースも走ったことのない林道だったりすれば…もっとラリーの雰囲気が味わえるんだろうなぁと妄想してみたり。(^_^;)

ともあれ、一日楽しい時間を過ごせたのは間違いありません。主催の「A/m/s」さま、ケータリング&サポートのグループA万歳さま、そして参加者の皆さま、ありがとうございました。また、こういったイベントに参加する機会があれば、ぜひとも足を運んでみたいと思います!




>> ウラ話の写真レポートはこちら


Posted at 2009/06/16 22:48:56 | コメント(7) | トラックバック(0) | イベント参加 | 日記
2009年05月31日 イイね!

珍しく首都高をぐるりと。

珍しく首都高をぐるりと。今日は朝イチに大黒PAまで行ってきました。自宅から目的地まで、直線距離の3倍くらいの距離を高速で走るわけなのですが、到着時間は直線距離の下道の1/2くらいで着いちゃう不思議。(笑)

そんなこんなで、待ち合わせの大黒PAに到着してみると、いるわいるわ、普通じゃないクルマたちがいっぱい! ふだんはお目にかかれない貴重なマシンたちがズラリ。

これからツーリングに向かう様子のテスタ軍団やオフ会の集合らしきポルシェたち。ジュリアにヨーロッパ、エクシージ…古今東西の名車が見られて眼福眼福。そしてその中でも、ひときわ異彩を放つマシンのオーナーさんとお会いするのが今日の目的。以前、一緒にお仕事をさせていただいた方で、ほんとうに何年かぶりの再会です。

コーヒーを飲みながら昔話やらお互いの近況やら、もちろんクルマの話も。当時は「仕事」での接点しかなかったのですが、こうやって年月を経て共通の趣味としてのクルマ談義が出来るというのはとても新鮮で充実したひと時でした。あらためてクルマ趣味の奥深さを思いしらされた気分。……っていうか歳とったな、自分。(^_^;)

あっというまに時間は過ぎて、そろそろお昼という頃合いでお開きに。今日は午後から降雨アリとの天気予報。降られないうちに、そして道路が混みはじめる前に撤退します。忙しいお仕事の合間に時間を作ってくださったA先生、どうもありがとうございました。

そういえば最新単行本がもうすぐ発売されるとのこと。コミックに興味のある方は、ぜひ手にとってみてくださいね。

》『彼女のカレラ』Official Web Site
Posted at 2009/05/31 23:29:50 | コメント(1) | トラックバック(0) | column | 日記
2009年05月28日 イイね!

NEKO MOOK 1295 「Rally model cars」

NEKO MOOK 1295 「Rally model cars」ちょっと前のお話ですが、こんなムック本が出ていたので購入しました。クルマ専門のモデル雑誌「model cars」に掲載されたラリーカー・モデルの記事を中心に再編集された特集本です。

読んでみてビックリ! モデルの背景となる「現代のWRC」について説明する見開きがあるのですが、その文章の雰囲気がいいなぁと思ってクレジットを見たら、なんと「Rally Xモバイル」のイヌスケさんが書かれているじゃないですか!

それで、ふと思い出したのが、2年前のエントリ。このムック本にも収録されている記事の初出となる「model cars」NO.134 2007-7号です。この時の特集記事は、当時の「RALLY-X」編集長ヒラさんが文章を書かれていました。

餅は餅屋というか、やはり第一線で活躍されている人の文章は独特の雰囲気というか説得力があるなぁとあらためて感心しちゃいました。


「RALLY-X」…また手にとって読んでみたいなあ。

Posted at 2009/05/28 23:33:53 | コメント(1) | トラックバック(0) | 雑誌・書籍 | 日記
2009年05月24日 イイね!

ラリー・サルディニア終了~

ラリー・サルディニア終了~写真は今回、FIAの審議対象となったDAY2・SS11でのローブ車インカー映像。ローブはタイヤ交換をするための場所を探してドライブ中。コドラのエレナは停車後すぐに作業が始められるようにジャッキやナットガンを抱えて待機。確かにシートベルトを外していますね。ただ、映像を見る限り速度的にはたいして出ていないようでした。

【注意:今回、かなりの毒吐き内容です!】

WRC第6戦サルディニアが終了しました。最初から最後までミソがつきっぱなしの不思議なラリーでしたが、結果としてはラトバラ君が優勝。(今期初優勝通算2勝目) チームメイト(?)のミッコが2位に入り、BPフォード・アブダビチームにとっては今期初の1-2フィニッシュとなりました。これでローブ様の連勝記録もついにストップです。

DAY1での露骨な走行順操作合戦からあけて、ようやく本格的ラリーが始まった(汗)DAY2、路面の掃除役となった暫定首位のラトバラを2位のミッコ、3位のローブがジワジワと追い上げます。

午前のループ終了時でそれぞれ20秒ほど差を詰めて、いよいよ午後から猛プッシュか!? と思われましたが、SS11でローブのマシンがパンク! そのまま走行するのは無理と判断しステージ内でタイヤ交換を行います。その作業をわずか1分(!?)という驚異的なタイムで終えたローブ&エレナでしたが、6位へとポジションダウンして優勝争いから脱落。ローブのチームメイトのソルドもマシントラブルで大きく遅れます。これでBPフォード・アブダビにとっては楽な展開となりました。

DAY2を走り終えて見れば、暫定首位:ラトバラ、約10秒差の2位にミッコ、3位に1分以上遅れてペターというポジションで最終日を迎えることに…ラトバラ&ミッコの優勝争い、ペターとローブの3位争いに注目といったところでしょうか。

最終日のDAY3、オープニングステージで遮二無二とばしたラトバラが2位以下を20秒近く突き放すベストタイム! ……実は快晴・ほぼ無風状態という天候から、後続の走者は舞い上がったダストによって視界をさえぎられアタックできない状態だったのでした。

それ以降も状況はほとんど変わらず、オーガナイザーによる路面への散水という暫定処置も効果を見せずに、うやむやのうちにラリー終了。さらにDAY2でのローブ&エレナ組の見事なタイヤ交換に際しての車内映像(マシンが完全に停止する以前にクルーがシートベルトを外していたとする安全規定違反)がFIAの審議対象となり、SS11にさかのぼって2分のタイムペナルティが加算され、ペターが3位フィニッシュ扱いとなりました。(ローブは4位扱い)

今ラリーは初日の順位操作から始まってパンクによるローブの自滅。最後のペナルティに至るまで、まともなバトルが展開されないままに終わってしまったような感があります。個人的な感想としては『完全なる茶番劇』です。さらに言うなら今期初優勝&1-2フィニッシュを果たしたBPフォード・アブダビチームのアバウトぶりもとっても気になりました。

チームオーダーを出すことが健全ではないと自分も思いますが、若造のワガママで『チームの方針』が揺らいでしまっているように思えます。速ければそれでいいのか? 力さえあればいいのか? それを抑えられないマルコムパパの不甲斐なさにもほとほとあきれ果てました。この1-2フィニッシュは『棚からぼたもち』ですよ。

これでチームが復調、シトロエンTOTALへの反撃の狼煙なんて思ったら大間違い。このまま『チーム』として機能できないなら、ローブのドライバーズチャンピオン獲得、シトロエンTOTALチームのマニュファクチャラー選手権優勝は間違いないと思います。

しっかりしてくれ! マルコムパパ!!
Posted at 2009/05/24 22:52:38 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記

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「寒い寒いと思ったら、氷点下でしたか……」
何シテル?   12/28 01:03
モータースポーツ大好きなオヤジです。 ハコのクルマの競技、特にWRCが一番のお気に入りでしたtが、近年はアメリカン・モータースポーツにも傾倒。おかげでオープン...
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