Z33 ABS,VDC,SLIP警告灯同時点灯修理
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
年末のクリスマス、いつものようにエンジンをかけ出勤してる途中のことでした。
ブレーキを踏んだと同時に、ABS・VDC・SLIPの警告灯が3つ同時点灯しました。
ネットで原因を探ると「ABSユニットおよび関係各所の故障」と出てきました。
世間はクリスマスなのに、ついてないなと落ち込んでましたが
退勤時に何気なくブレーキを踏んでみると、何度かに1度、しっかりストップランプが点灯しなくなる状態なのを確認しました。
テスターで通電を確認すると、4V~11Vの間で安定せず。
コネクターを外して、そちらにテスターをあてると「12V」流れているのを確認。
これはストップランプスイッチの故障だと判断し、すぐに部品を発注しました。
載せた動画だと、5回目のストップランプ点灯の瞬間でわかるかと思います。
車体中心側のテールだけ最初に光り、直後に全て点灯するという症状がまさにそれです。
わかりにくいかもしれませんが夜間だと、後続車両などを照らしたりして出来る反射する光の量がいつもと違い少ないのですぐにわかります。
2
ブレーキペダルの上部をのぞき込めば、ストップランプスイッチが見えます。
写真ではすでに外してますが、こちらのスイッチをコネクターから外し、スイッチ本体を新しいものに交換すれば完了という、簡単なものです。
時計回りに少しひねれば外れます。
まずはコネクターを外してからです。
3
左が取り出したスイッチ、右が新品のスイッチ。
見た目ではわかりませんが、おそらく分解すれば接点に汚れが堆積していたりするのでしょうか。
チャッチャと交換していきます。
4
スイッチを抜いたところの写真です。
まっすぐ奥まで刺して、左にひねれば固定されます。
あまり手前で固定してしまうと、奥までペダルを踏まない限りストップランプが点灯しなくなりますので、注意しましょう。
5
穴がみえにくいので、もう1枚。
上の黒い部分がスイッチ固定個所です。
コネクターはしっかり押し込めばカチっと固定されます。ツメを折らないようにしましょう。
6
取り付けて完了です。
位置がわかりにくいかもしれないので、3ペダル写ってるものを載せておきます。
真ん中のブレーキペダル上部です。
もし同じ症状で悩まれてる方がいらっしゃれば、参考にしてください。
ディーラーの診断機だと、ほぼ間違いなくABSアクチュエーター故障のコードが出るかと思います。
スイッチ交換であれば、自分で出来ますし値段も3000円でお釣りが来ます。
ABSユニットごと交換する前に、一度試してみてください。
最後までありがとうございました。
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